アトピーの治療方法は?治療薬や漢方薬や食事で治す?

アトピーの治療方法は?治療薬や漢方薬や食事で治す?

治療薬や漢方薬に食事などアトピーの治療方法

アトピーの症状というのは、本当につらいものです。治療を進めていくにあたっては、できれば自分に合った方法を選択したいものです。そのためには、治療薬漢方薬食事療法などアトピーを治療する方法にはどのようなものがあるのかを知る必要があります。そこで、アトピーの治療方法に関する内容を記載したいと思います。


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1.アトピー治療方法のガイドライン(指針)

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医療行為における病気の治療に関しては、その指標として「ガイドライン」が制定されています。病院では、これに従って治療方針を決定するのですが、アトピー治療に関するガイドラインが2016年2月に改定されています(約7年ぶり)。

 

改定された大きなポイントとしては、「病態の3つの分類」「抗菌薬併用の是非」「妊婦への配慮」「プロアクティブ治療」「汗に関する追記」「プロバイオティクスの追加」などが挙げられます。

 

深く読み進めるとかなりの時間を必要とするのですが、今回の改定は患者団体や皮膚科医の要望によって行われたものであると言えます。

 

その全てに応えているわけではないようですが、少なくともアトピー治療のガイドラインが現代の背景に即したものに近づいているということは評価できます。

 

アトピー性皮膚炎のガイドラインにつきましては次のPDFをご参照ください。

アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(PDF)

 

2.アトピーの治療薬について

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アトピーの治療薬としては「ステロイド外用薬」を使うことが一般的に知られています。確かにステロイド外用薬はアトピーの治療薬として扱われる薬ですが、それ以外にも選択肢があります。

 

まず、免疫機能を抑制してアレルギー症状を緩和する「免疫抑制薬」です。ステロイド薬に比べて副作用は少なめなのですが、全身がヒリヒリする感覚と感染症への抵抗力の低下などの副作用が確認されています

 

また、これらの外用薬だけでなく、内服薬もあります。アトピー治療の内服薬としては「抗ヒスタミン薬」「抗アレルギー薬」「免疫抑制薬」「ステロイド薬」などが用いられます。

 

選択肢が多いということは、個人の症状の現れ方や副作用の問題、薬との相性などを総合的に判断して、その人に最適な薬を選択できるということになります。それ以外にも、後述の「漢方薬」という選択肢も存在します。

 

3.アトピーの治療で使われる漢方薬について

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アトピーは、その症状によっては「漢方薬」を使用することもできます。ただし、ガイドラインによれば「漢方薬の処方には慎重に検討しなければならない」とありますので、その有効性についてはそこまではっきりとしたものとは言えません。

 

臨床試験においては「消風散」と「補中益気湯」という漢方薬がガイドラインに記載されています。しかしながら、「アトピー治療や症状緩和に効果のある」という効果を持った漢方薬は他にもいくつか候補が挙げられます。

 

どういった漢方薬が適しているのかは、その人の症状の現れ方や年齢などの要素で複雑に変わります。なので、漢方の処方に長けた専門家の助力を得ることで、正しい漢方選びを行うことが求められます

 

4.アトピーの治療にかかる費用は?

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アトピーの治療は、基本的に外用薬を塗布することが多いです。つまり、この外用薬の費用がアトピーの治療費の大小を左右する大きな要素となるということになります。

 

アトピーの薬は、物によりけりですが1単位あたり3,000円~5,000円ほどかかります。仮に1本3,000円の薬を使うとして、大抵の場合はこれが2週間ほどで使い切る分量になります。

 

つまり、1ヶ月あたり2本の薬が必要であり、6,000円の費用がかかる計算になります。実際にはこれに診察台や治療費、通院にかかる費用などを含めて、毎月1万円以上の費用がかかる計算になります。

 

つまり、年間で10万円以上もの治療費がかかる計算になるのです。人によってはアトピーの治療にかなりの時間がかかる事が多く、治療期間が長引くほどに治療費もかさむことになります。


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5.アトピーの治療における食事について

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アトピーを起こす原因ははっきりとしないことが多いです。そのため、「これは絶対に食べてはいけない」という食べ物は、最初からはっきりとしているわけではありません。

 

一般的にアレルギーを起こすと言われている食べ物は、やはり避けるべきです。「牛乳」「卵」といった一般的なものから、「蕎麦」「バナナ」などの食べ物もアレルギーが確認されています

 

しかし、その全てがアトピーを悪化させるものではなく、逆に今まで問題なかった食べ物によってアレルギー反応を示すこともあります。

 

もし、何らかの食べ物でかゆみが生じた場合、しばらくはその食べ物は食べないようにしたほうが無難です。また、添加物の多いインスタント食品も避けるべきです。

 

6.アトピーの治療における水素水の効果について

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近年、新しい健康食品としての地位を確立している「水素水」が、アトピー治療にも有効なのではないかという噂が流れています。アトピーは、アレルギー反応によって炎症が起こり、それによって活性酸素が発生して余計に炎症を悪化させるという悪循環を生みます。

 

水素水は、豊富に含まれている水素によって活性酸素を除去し、無害な水に変えてくれる作用をもたらしますこれによって、アトピーによる炎症の悪化を防ぐことが出来ると考えられていますです。

 

同時に、ステロイド薬などには副作用が生じますが、水素水の場合は副作用の報告は無く、そもそも水素が人体に悪影響をおよぼすことはありません。

 

なので、安全にアトピー治療を進めることが出来るのです。注意すべきポイントとしては、水素水によるコストの問題と、保存方法の間違いによる水素濃度の確保の難しさです。この点は、水素水を治療という継続的な方法に用いることから、どういった方法で水素水を導入するかという問題になります。

 

水素水に関しては次のページをご参照ください。

活性水素水の効果はなし?効能と口コミやダイエットのやり方
水素水サーバーランキング【家庭用・ルルドやオーロラなど】

 

7.アトピーの最新治療について

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従来の治療法では、アトピーによるかゆみが生じてから治療を行うという「リアクティブ治療」が主流でしたが、症状が現れてからの治療ではアトピーの治療をコントロールすることが難しいという問題がありました。

 

アトピーは再発が多く見られるため、リアクティブ治療に代わる方法として「プロアクティブ治療」という方法が主流になりつつあります。

 

従来は「痒みのある部位」に薬を塗布していたのですが、プロアクティブ治療の重要なところは「現状ではかゆみの出ていない部位」にも薬を塗布するというところにあります。

 

症状が出ている部位よりは薬の量を減らし、保湿薬を塗布しておくことで薬の量を少なくしながら全身にのばすように使用することができます。

 

経過を見ながら、次第に薬の量を減らすことで治療を継続し、再発を防止しますが、個人差も大きいのでどうしてもプロアクティブ治療の最中に再発する可能性もあります。その場合には薬の量をコントロールし、適切な分量で治療を継続していくことで再発のリスクを減らします。

 

8.赤ちゃんのアトピーの治療について

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赤ちゃんの場合、皮脂が少ないことで乾燥肌とアトピー素因が重なりアトピーを発症します。乳児の場合、2ヶ月以上の症状の継続でアトピーであると診断します。

 

国内の小児の20%近くがアトピーの症状が見られると言われていますが、成長にともなって皮脂が増えると症状が改善していくことが多いです。

 

治療においては、皮膚の薄さから弱いランクのステロイド薬を使用することが多いです。また、子どもが2歳以上の場合には免疫調整薬を使うこともあります。

 

赤ちゃんや子どもの場合、患部を掻いてしまうことも多く、その場合にはステロイド薬と軟膏を布にのばし、包帯で巻くといった治療法が有効です。

 

食べ物によるアレルギーの存在が明らかな場合には、食物制限を併用します。症状が一生涯続くことはまれですが、他の病気を併発する恐れもありますので、早めに治療を開始して症状を軽くする必要があります。

 

生活改善によるアトピーの改善方法についてまとめ

アトピーの治療は、長引くほどに治療費がかさんでしまいます。民間療法だけで完治させることは難しいのですが、治療を受けながら、生活改善を併用することで症状が早めに改善することも多いです。そうすることで治療期間を短くし、症状も早めに改善し、治療費も節約することができます。しかし、何がアトピーを悪化させているかは人それぞれですので、医師ともよく相談し、アトピー改善のための生活環境を早めに整えるようにしましょう。


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