気管支炎の症状と治療法は?赤ちゃんや子供の場合は?

気管支炎の症状と治療法は?赤ちゃんや子供の場合は?

赤ちゃんや子供を含めた気管支炎の症状と治療法

気管支炎子供から大人までかかる病気ですが、特に赤ちゃんや小児期の子供によく見られます。激しい咳が出るのが特徴で、かなりのしんどさを伴います。気管支炎にはいくつか種類がありますが、それぞれの症状原因、そして気管支炎の治療法や治療期間、効果的な食べ物などについて記載したいと思います。


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1.気管支炎の種類と症状

気管支炎には次のような種類があります。

①急性気管支炎

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急性気管支炎は、最も多い気管支炎で、気管から肺に向けて枝分かれした気道で起きます。主な症状は、激しい咳です。発熱や痰も現れたりします。

 

ほとんどの場合急性気管支炎は、鼻水やのどの痛み、発熱といった風邪の症状から始まり、咳や痰が残るケースが多いです。

 

気管支炎の診断基準としては、風邪の症状の中でも咳や痰が強いといった症状をもとに診断されるようです。

 

②慢性気管支炎

はっきりとした原因が分からず、咳や痰の症状が長く続きます。体を動かすと息切れしやすくなったりします。

 

特に他の病気も見当たらず、原因不明で1年に3ヶ月以上症状が現れることが2年以上続いた場合、慢性気管支炎とみなされます。

 

症状は特に冬に見られることが多いです。子供よりも40歳以上の大人に多く見られます。

 

③乳幼児気管支炎

 

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乳幼児の気管支炎の症状の特徴は、痰が絡む咳が出るところです。気管支で炎症が起こると、腫れますが、赤ちゃんの気管支は細いこともあり、喘鳴(ぜんめい)といって息がゼーゼーなることが多いです。咳が刺激となって嘔吐をすることもあります。

 

④喘息性気管支炎

 

はじめは鼻水や咳や発熱などの風邪の症状から始まり、次第に咳が酷くなって痰が絡み湿った咳が出ます。

 

また発熱することもあります。気管支の粘膜が腫れ、気道が細くなり、息がゼーゼーとなったりします。

 

喘息性気管支炎と気管支喘息の違いにつきましては次のページをご参照ください。

気管支喘息と喘息性気管支炎の違いは?治療法と発作時の対応

 

 

⑤アレルギー性気管支炎

 

はじめはコンコンという乾いた咳が出ますが、だんだん分泌物が出てきてゴホゴホと湿ったような咳に変わります。痰はそれほど出ないです。

 

⑥細気管支炎

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画像出典:http://www009.upp.so-net.ne.jp/tatsuo/

乳幼児に多く、年齢が幼いほど重症にかかりやすい気管支炎です。はじめは鼻水や咳、発熱など風邪の症状が起こり、呼吸においてゼーゼーという喘鳴が起こったり、息苦しさ、深くて速い呼吸になる多呼吸が起こったり、顔色が紫色や蒼白になることもあります。

 

呼吸停止など危険が伴う気管支炎なので、疑われる場合は早々に病院を受診することが大切です。

 

⑦びまん性汎細気管支炎

 

難病に指定されています。咳と痰が激しくなり、特に痰は酷く膿性の痰が出るようになります

 

80%以上の方が合併症として膿性の鼻水が出たり、嗅覚が鈍ったりと慢性副鼻腔炎がみられます。

 

また気道が狭くなり、息切れもみられます。放置すると症状はが徐々に悪化し、呼吸不全になることがあるので、早めに治療することが大切です。

 

⑧マイコプラズマ気管支炎

 

はじめは頭痛や喉の痛み咳、鼻水、筋肉痛、倦怠感といった風邪にような症状が出ます。咳は最初はコンコンという乾いた咳が出ますが、徐々に痰が絡む湿った咳が出るようになります

 

喘鳴が起こることもあります、また39度以上の高熱が出ることもあれば、37度くらいの微熱が続くこともあります。

 

悪化すると炎症が肺にも広がり、マイコプラズマ肺炎になる場合もあるので、早めに治療することが大切です。5~12歳の子供に発症しやすいですが、最近では大人も増えてきているようです。

 

マイコプラズマ気管支炎につきましては次のページもご参照下さい。

マイコプラズマ気管支炎の大人や子供の症状は?うつる?

 

2.気管支炎の原因

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画像出典:http://medick.biz/category/select/cid/3039

 

ここでは、急性と慢性、乳幼児の気管支炎の原因を記載いたします。

 

①急性気管支炎

 

原因は風邪がきっかけの場合がほとんどです。ライノウィルスやパラインフルエンザウィルスといったウイルスの感染により風邪をひくのですが、そのウイルスが気管から肺に向けて枝分かれした気道に感染すると発症します。

 

稀にガスや煙、粉塵など汚染物質を吸い込んだ刺激が原因となることもあります。

 

②慢性気管支炎

 

原因不明で咳や痰の症状が長く続く症状を慢性気管支炎と言うので、原因は不明ですが、慢性気管支炎の人のほとんどが肺気腫を伴っており、たばこが最も大きな原因ではないかと考えられています

 

喫煙による慢性的な刺激が、気管支及び肺胞(はいほう)に影響を及ぼしているのではないかとされています。

 

肺気腫とは酸素と炭酸ガスの交換を行っている肺胞の組織が壊れ、肺に溜まった空気を押し出せなくなる病気です。

 

③乳幼児気管支炎

 

赤ちゃんや子供の気管支炎はインフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスな

ど9割がウイルスによるものが原因で、マイコプラズマといった細菌が原因となることもあります。

最初は風邪がきっかけとなり、ウイルスが気管支まで広がると気管支炎になります。

 

風邪に関する内容につきましては次のページをご参照ください。

風邪の食事メニューは?のど風邪や子供や赤ちゃん用は?
風邪【喉・鼻水・咳・頭痛・熱】の治し方と効果的な食べ物
妊婦の風邪の影響は?熱・咳・鼻水・喉の痛みの治し方
市販風邪薬ランキング【のど・鼻・熱・咳】によく効く
風邪で熱が下がらない原因は?通常何日で下がる?
授乳中の風邪での病院は何科?市販薬や葛根湯は?
風邪の治し方


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3.急性気管支炎の治療法

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病院によって違いもあるかと思いますが、対処療法が中心となり、咳が酷い場合は咳を鎮める薬が、痰が酷い場合は痰を鎮める薬によって症状を和らげるのが一般的なようです。

 

ただ痰が酷い場合は咳を止めると痰が出なくなるので、医師の判断で薬が調整されます。

 

対処療法に並行して、体を温ため、休息し、栄養をしっかり摂り、免疫力を高めることによって改善させる形になるようです。

 

細菌の二次感染など悪化するようなことがあれば、必要に応じて、抗菌薬や抗生物質などが処方されます。

 

冷え性の方は次のページをご参照ください。

冷え性の症状と原因や改善法(ツボ・漢方・グッズ)
冷え性対策! 食べ物や飲み物

 

4.慢性気管支炎の治療法

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慢性気管支炎は、はっきりした原因が分からないこともあり、対処療法で症状を和らげるのが一般的のようです。

 

咳止めや去痰薬、呼吸のしづらさを改善するための気管支拡張薬などが使われます。本人の禁煙はもちろん、身近な人にも禁煙してもらったり、家の中の空気環境と整えます

 

自律神経の働きが良くなると、人間に備わっている自然治癒力が高まり、原因不明の症状の改善に繋がることが十分考えられます。

自律神経のことにつきましては次のページをご参照ください。

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法
自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】
自律神経失調症を改善する食事は?
自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど

 

5.気管支炎の治療法【赤ちゃんや子供の場合】

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軽症の場合は体を温め、水分をしっかり補給し、安静にしていれば1週間くらいで治ります

 

高熱が続いたり、咳が悪化していったり、呼吸が苦しそうだったり、食欲がなく水分もとれなかったり、透明な鼻水から黄色または青っぽい粘り気のある痰に変わった時は病院を受診をした方が良いでしょう。

 

去痰薬や気管支拡張薬などの処方や、状態によっては抗生物質が使われたりします。

 

赤ちゃんや子供がかかりやすい症状に「おたふく風邪」や「手足口病」、「りんご病」、「胃腸風邪」などがあります。これらの症状に関しましては次のページをご参照ください。

おたふく風邪は潜伏期間にうつるの?大人・妊婦は危険?
手足口病の感染力はいつまで?経路や大人の対策は?
りんご病の症状とかゆみについて 大人の場合は?妊婦は?
胃腸風邪の原因はストレスや食べ物が原因?症状と治療法は?
ノロウィルスの症状 幼児と子供と大人の予防法
ためしてガッテン ノロウィルス対策となる消毒液や食品

 

6.気管支炎で受診するのは何科?

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乳幼児や子供の場合は小児科が良いかと思います。大人の場合は症状により、発熱、鼻水、咳など風邪に似たような症状であれば内科、発熱がなく、咳が酷く呼吸が辛い場合は呼吸器科、アレルギーが原因と考えられるような場合は耳鼻咽喉科が良いかと思います。

 

アレルギーが原因で起こる喘息につきましては次のページをご参照ください。

気管支喘息と喘息性気管支炎の違いは?治療法と発作時の対応
喘息の原因はストレス?大人になってからの発症は治る?

 

7.急性気管支炎の治療期間

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個人差もありますが、適切に治療が進めば1週間~10日で治ります。長くかかるケースでは3週間から1ヶ月くらいで治る場合もあります。

 

8.気管支炎に効果的な食べ物

気管支炎の最も辛い症状は咳だと思いますが、咳に効果的な食べ物を3つ紹介したいと思います。

①ハチミツ大根

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画像出典:http://cookpad.com/recipe/3566385

 

ハチミツと大根には炎症を抑える効果があります。

ハチミツ大根の作り方は上記の画像出典のURLをクリックしてください。

 

②パイナップル

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パイナップルは気管支の腫れを抑えたり、筋肉を緩めるたりする効果があります。

③レンコン

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レンコンには気管の粘膜の働きを向上させ、痰を切れやすくする他、気管の収縮や拡張の働きを良くする作用があります。

 

咳に関する内容につきましては次のページも参考にしてください。

ためしてガッテン せきの止め方は?ハチミツ?
花粉症で咳が止まらない 夜眠れない対策

 

赤ちゃんや子供を含めた気管支炎の症状と治療法まとめ

気管支炎は激しい咳を伴い、かなりのしんどさを伴う疾患です。気管支炎で最も多い急性気管支炎においては乳幼児から大人までなり得る病気ですが、子供がかかるケースが多いです。気管支炎にはその他いくつかの種類があります。急性の気管支炎については適切な治療を受ければ10日~1週間で治り、長い場合は3週間から1ヶ月かかります。治療については主に咳や痰を鎮める対処療法が行われ、自然に治癒していくのが一般的ですが、悪化しないようお医者さんに見てもらいながら確実に治していくのが良いでしょう。


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