熱中症の頭痛の治し方は?吐き気や寒気を伴う場合は?

熱中症の頭痛の治し方は?吐き気や寒気を伴う場合は?

熱中症の頭痛・吐き気・寒気の治し方について

近年は猛暑日が増え、熱中症になる人が増えています。頭痛吐き気寒気などの他、熱中症の症状としては様々あります。酷い場合は命を落とすこともありますので、気温や湿度の高い日は体調の変化にしっかり意識を向けたいものです。このページでは熱中症になった場合の処置治し方の他、予防法について記載したいと思います。


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1.熱中症の頭痛の原因と治し方

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熱中症の代表的な症状として頭痛があります。どのような仕組みで頭痛が起きるのでしょうか?このことについて触れたいと思います。

 

まず熱中症とは気温・湿度の高い環境で発汗し、体内の水分やミネラル(塩分)が不足して、様々な体の不調が出ることを言います。

 

体内の水分が不足すると血液の量が減ります。すると全身に流れる血液の量が減ります。当然頭部に流れる血液の量も減りますその結果、頭痛が起きると考えられています。

 

頭痛に関しましては次のページも参考にしてください。

頭痛をこめかみ付近のツボで即効で治す方法
頭痛における右後頭部の鈍痛は大丈夫?
ガッテンの目のメークで頭痛・肩こり・腰痛が改善?

 

2.熱中症の頭痛の治し方

熱中症によって起きた頭痛の治し方には次のようなものがあります。

①水分と塩分をしっかり補給する

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熱中症は体内の水分や塩分が不足することで起こるので、こまめに水分と塩分(ナトリウム)を補給します。症状の程度にもよりますが、改善には少し時間がかかる傾向にありますので、しばらくは定期的に水分や塩分を補給しましょう。

 

スポーツドリンクにはナトリウムが含まれています。自分で作る場合は水1リットルに対して、塩3gと砂糖40gを混ぜて作ることが出来ます。

 

②体を冷やす

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画像出典:http://moomii.jp/lifestyle/facesweat-care.html

 

冷たい水で濡らしたタオルや保冷剤、熱さまシートなどを使って、首の後ろや脇の下、鼠径部【そけいぶ:脚の付け根】にあてて冷やします。

 

これらの場所は早く体を冷やすのに効果的です。

 

③涼しい場所に移動する

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熱中症になった場所にもよりますが、外ならば風通しの良い木陰、室内に移動できるならエアコンの効いた部屋で、できる限り涼しい環境に身を置きます。

 

④安静にしておく

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楽な姿勢をとり、しっかり休息します。ちょっと良くなったからと安易に動き出したり、外に出たりすると、すぐにまた頭痛が強くなったりしますので、注意しましょう。

 

⑤衣服をゆるめ風通しを良くする

風が直接からだにあたった方が体は冷えますので、衣服を緩ます。

 

※ただし何れの場合においても体の冷やしすぎには注意しましょう。

 

熱中症と同時に紫外線にも気をつけたいところです。紫外線につきましては次のページを参考にしてください。

紫外線アレルギーの治療薬など対策は?グッズや食べ物は?
紫外線吸収剤のメカニズムは?カプセルやフリー製品は安全?
紫外線で目が痛い時の目薬は?日焼けの影響で充血?
紫外線量の多い時間帯【各都道府県の月別データ】 グラフ
赤ちゃんへの紫外線の影響は?湿疹アレルギー対策グッズは?

 

3.熱中症で頭痛が翌日まで続くことはあるの?

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熱中症の程度によって翌日まで続くこともあります。軽度であれば数時間や1日で治ったりしますが、中度くらいになると体力が弱り、回復力も弱くなる事から2~3日かかることもあります

 

完全に回復するまでは無理をせず、睡眠、バランスの良い栄養補給、水分補給をしっかり行うことを心掛けましょう。

 

睡眠は大切ですが、不眠で悩まれている方も多く見受けられます。不眠に関しましては次のページを参考にしてください。

不眠症の治し方は?食べ物や飲み物で治せる?

 

4.熱中症で頭痛と吐き気を伴う原因と処置

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熱中症で頭痛を伴う他に、吐き気や更に酷い場合は嘔吐する場合があります。原因としては先にも記載していますが、熱中症になると血液の量が減ります。当然内臓に流れる血液の量も減ります。内臓に栄養や酸素が十分送られなくなるので働きが鈍ります。

 

胃腸の働きが悪くなることで吐き気をもよおしたりします。酷い場合は胃に入ってきた食べ物を消化できなくなり、嘔吐してしまう場合があるということです。

 

嘔吐する場合は更に体内の水分が失われますので、早急に水分補給することが肝要です。しかしながら吐き気や嘔吐を伴う場合は水分補給が難しいところがありますので、少しずつこまめに摂取する必要があります。

 

吐き気や嘔吐でなかなか水分補給がうまくできない場合は病院を受診しましょう。

 

吐き気に関しましては次のページも参考にしてください。

二日酔いで吐き気が止まらない時の治し方は?ツボや薬は?
腹痛と吐き気の原因はストレス?更に便秘だと危険?
めまいと吐き気の原因【三半規管の関わり】高血圧だと危険?
生理前の吐き気・頭痛・腹痛などの原因は?いつから起こる?
妊娠の吐き気はいつから?生理前・生理後?腹痛は危険?

 

5.熱中症で頭痛と寒気を伴う原因と処置

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熱中症になると基本的には暑く感じるものですが、寒気を伴う場合もあります。熱によって脳の視床下部という場所が異常をきたし、自律神経という神経の働きが悪くなります。

 

自律神経は体温調節を司っているのですが、この機能が上手く働かず、寒気を感じてしまう場合があります。この場合の処置としても、やはり頭痛の治し方と変わらず、水分や塩分の補給、体を冷やす、安静にしておくといったことになります。

 

自律神経については次のページをご参照ください。


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自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法
自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】
自律神経失調症を改善する食事は?
自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど

 

6.熱中症で頭痛が起きたら病院に行くべきか?

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熱中症で頭痛が起こった場合は、応急的に先に挙げたような処置を行ない病院には行った方が良いです。日本救急医学会がまとめた「熱中症診療ガイドライン2015」を見ると、熱中症の段階によっての対応は次のようになっています。

 

①重症度「1度」

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【症状】めまい、立ちくらみ、顔面蒼白、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り、筋肉のけいれん

【対応】現場で応急対応。但し改善しない場合は医療機関へ

 

②重症度「2度」

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【症状】頭痛、吐き気・嘔吐、全身倦怠感、虚脱感、集中力の低下

【対応】医療機関へ搬送

 

③重症度「3度」

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【症状】意識障害(昏睡、けいれんなど)、言動が不自然、体温が高い、呼びかけや刺激への反応がにぶい

【対応】入院が必要か医療機関で判断

 

※頭痛や吐き気、嘔吐は重症度「2度」ですので、病院を受診することが肝要です。

 

日本救急医学会がまとめた「熱中症診療ガイドライン2015」につきましては次のサイトをご覧下さい。

http://www.jaam.jp/html/info/2015/pdf/info-20150413.pdf

 

熱中症が起こるような暑い季節は食中毒に気をつけねばなりません。食中毒に関しましては次のページを参考にしてください。

食中毒を予防法【食べ物や手洗い法など】お弁当の予防は?
食中毒の症状【牡蠣・豚肉・鶏肉・牛乳・卵】と対処法

 

7.熱中症の頭痛でロキソニンの効果は?

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画像出典:http://health.goo.ne.jp/medicine/A0101070801

 

熱中症の頭痛でロキソニンを飲んだ場合、一時的に頭痛が和らぐことは期待できるかと思います。しかしながら、服用後しばらく時間が経つと、また頭痛が起こることは十分考えられます

 

ロキソニンを始めとした頭痛薬は、あくまでも一時的に頭痛を抑える対処療法であり、根本改善にはなりません。

 

熱中症と気づかずに頭痛薬を飲み、頭痛が治まった為に水分補給や体温を下げる対処を行なわないと、体の状態が悪化する危険性があるので、安易に頭痛薬に手を出すのは、注意が必要です。

 

夏は心筋梗塞など血管にまつわる病気が起きやすくなるので注意が必要です。心筋梗塞に関しましては次のページを参考にしてください。

ガッテンの脳梗塞や心筋梗塞対策!血液中の血栓の予防法は?
心筋梗塞の前兆をチェック!背中・左肩・歯の痛み・血圧など
心筋梗塞の原因はストレス?タバコやピル・スポーツが原因?
心筋梗塞の後遺症は不整脈の他に脳にも起こる?リハビリは?
心筋梗塞の治療法や期間・費用は?治療薬と副作用は?
心筋梗塞の原因は?若い人も危険!前兆や予防法は?
心筋梗塞の予防法は?食べ物・運動・薬・サプリメントなど

 

8.熱中症の予防法

まず、熱中症の原因を列挙すると、環境面では「気温・湿度が高い」「風が弱い」「日差しが強い」体の面では「乳幼児や高齢者で体力がない」「低栄養状態」「糖尿病など持病がある」「肥満」「寝不足などの体調不良」行動面では「炎天下で長時間体を動かす」「水分・塩分の補給を行なわない」などが挙げられます。これらを踏まえた上で、予防法としては次のようなものがあります。

 

糖尿病に関しましては次のページを参考にして下さい。

糖尿病の症状や原因は?合併症の危険性や治療法は?
糖尿病の症状や予防法は?足でチェックする方法は?
妊娠糖尿病の症状とは?小児【子供】糖尿病とは?
糖尿病の検査方法や検査機器・キットは?その費用は?
糖尿病での合併症 発症時期と発症率は?予防方法は?
糖尿病や高血圧が動脈硬化を起こすメカニズムと食事など対策

 

①上記環境下をできるだけ避ける

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特に持病のある方や乳幼児・高齢者は日差しが強く、気温・湿度が高い環境下に身を置くことを避けた方が良いです。

 

体力のある方でも、長時間そのような環境に身を置くことを避け、定期的に日陰や風通しの良い場所に移動し、十分な水分・塩分の補給を行いましょう。

 

②日頃から健康維持に努める

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何と言っても日頃の体のケアが大切です。しっかり睡眠をとり規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動、ストレスの排除といったことを意識的に行います。

 

③肥満を解消する

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肥満になると、体脂肪が多く、この体脂肪は体内の熱の発散を防いでしまいます。つまり体内に熱がこもりやすくなるので、熱中症になりやすいです。

 

その他の熱中症のことに関しましては次のページを参考にして下さい。

犬の熱中症の症状や後遺症・死亡の危険は?処置や予防法は?
熱中症の頭痛の治し方は?吐き気や寒気を伴う場合は?
赤ちゃんの熱中症のサインは?対策グッズなど予防法は?
熱中症の予防法は?食べ物や飲み物など対策について
熱中症の治療のガイドラインや病院にかかる期間及び後遺症
熱中症の症状【寒気・発熱・頭痛・下痢・吐き気など】と処置

 

熱中症の頭痛・吐き気・寒気の治し方についてまとめ

気温や湿度の高い環境下において、体内の水分や塩分が失われ、どんどん体内に熱がこもって、血液の量が少なくなったり、体温調節の機能がしっかり働かなくなったりして、熱中症の様々な症状が出たりします。その中に頭痛や吐き気、寒気といった症状があります。このような症状への処置としては「水分と塩分をしっかり補給する」「体を冷やす」「涼しい場所に移動する」「安静にしておく」「衣服をゆるめ風通しを良くする」などがあります。こういった症状の重症度は「2度」であり、処置を取ることの他、基本的には病院を受診することが望ましいです。そして熱中症の予防として、日頃から健康維持に努め、体力をつけておくことがすごく大切です。どうしても体力の劣る乳幼児や高齢者の方は、気温・湿度の高い環境に身を置かないよう、また水分・塩分の摂取に十分注意する必要があります。


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