主治医が見つかる診療所 がんの早期発見&完全予防

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主治医が見つかる診療所 がんの早期発見&完全予防

主治医が見つかる診療所 がんの予防について

主治医者が見つかる診療所早期発見予防がテーマとして取り上げられました(平成28年1月18日放送)。

日頃からがん予防に意識を向けている人は、それほど多くないと思います。

しかしながら2人に1人が癌になるという時代

がんになると生活が一転してしまいます。

辛いがんの発症率がこれだけ高いとなれば全ての人にとって予防は必須だと思います。

本記事では従来の癌の検査法や予防法についての記載に、放送された最新の情報を付記したいと思います。


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 癌のできる仕組み

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画像出典:http://f.hatena.ne.jp/

人間の体の細胞は必要に応じて増殖していますが、この増殖は一定の規則にのもとに行なわれています。

しかしながら増殖をコントロールする遺伝子が変異し正常に働かなくなると、細胞が異常に増殖し、がん細胞ができます

がん細胞は毎日3,000個とか4,000個もできているそうです。

しかしながらこれらの腫瘍は人間の体内にある免疫が排除してくれているそうです。

免疫力が弱まり、がん細胞が増殖する力が強くなると、がん細胞が増え続けて癌の発症に繋がります。

癌細胞ができる原因

では癌細胞ができる原因について記載したいと思います。

原因は1つに限らす様々あります。

考えられるものを列挙したいと思います。

ストレス

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精神的ストレスがかかると自律神経の交感神経が緊張します。

この状態は免疫力が弱まり体温も下がります。

この状態ははがん細胞の増殖を高めてしまいます

ストレスはまじめで頑張り過ぎる人がかかりやすい傾向にあり、こういった人の癌の発症率が高いことからも、ストレスは癌細胞発生の大きな原因として考えられています。

食べ物

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人間の体の細胞は食べ物から作られます。

野菜や果物は癌を予防すると言われていますが、肉など動物性たんぱく質の摂り過ぎや塩分の摂り過ぎの他、砂糖の摂り過ぎも低体温に繋がり癌になりやすいと言われています。

紫外線

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体質にもよりますが、紫外線を浴びすぎると皮膚がんの危険が高まると言われています。

体型

BMIが21未満の痩せている人と30以上の太っている人において癌の発症率が20~30%高くなっているというデータが出ています。

タバコ

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タバコの煙には遺伝子を傷つける物質がたくさん含まれていますので、癌細胞発生の原因となります。

過度な飲酒

2007年の世界保健機関(WHO)の発表では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と乳房の癌の原因となるとしています。

そして、少量のアルコールで顔が赤くなる体質の人は食道癌になりやすいとのことです。

 

ピロリ菌に感染していると「胃がん」のリスクが高まると言われています。

「がん」に関する内容につきましては次のページをご参照ください。

ピロリ菌の除去【除菌】で失敗はあるの?副作用は?

 

癌の遺伝

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最近、癌は遺伝に深く関係しているということが分かってきたようです。

遺伝に関係している癌には【家族性腫瘍】と【遺伝性腫瘍症候群】があります。

【家族性腫瘍】とはある家系にがんの異常集積がみられる場合、原因にかかわらず、家族性腫瘍と言います。

【遺伝性腫瘍症候群】は【家族性腫瘍】の1つですが、1つの病的な遺伝子の変異が親から子へ伝わることにより遺伝的にがんにかかりやすくなり、それが原因で発症するものを言います。

2014年の統計によれば大腸がんの場合、およそ25%が【家族集積性】が認められる癌、5%が【遺伝性腫瘍症候群】とみなされる癌だったとのことです。

遺伝する癌の特徴は、主に3つあります。

①家系内に若い時に癌を発症した人がいる

②家系内に何回も癌を発症した人がいる

③家系内に特定の癌が発症している

これら3つに当てはまる家系と分かればより健康意識の向上に繋がり、癌の発症を防いだり、早期発見に繋げることができると思われます。

癌の検査

癌の検査には色々なものがあります。

早期発見しやすい検査としてはPET検査があるようですが、まだまだ理想の検診を受けたとしても発見できる割合は70%くらいというのが現状です。

主治医が見つかる診療所ではテロメスキャン検査やPET-CT検査、ミアテストという早期発見の検査法が紹介されました(以下に記載)。

紹介された検査のメリットは転移の早期診断ができるという点ですが、デメリットとしては健康な人でも問題のないレベルの癌細胞が見つかったりすることもあるので、心理的不安を招かせてしまう可能性があるとのことでした。

主治医が見つかる診療所

癌のPET検査

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画像出典:http://www.tenjinkai.or.jp/

一般的には癌はある程度大きくなり、体に異常を感じたり、腫瘍として確認できるような大きさになってから見つかることが多い病気です。

しかしこのPET検査は早期に癌細胞を発見できるところに特徴があります

PET検査では特殊な検査薬を使います。

検査薬を点滴で体に投与すると、全身の細胞の中からがん細胞にだけに目印がつきます

専用の装置でその目印を確認することができます。

これまで難しかったがんの早期発見を可能にした検査法ではありますが、全てのがん細胞を見つけられるわけではないです。

癌のX線検査

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よく健康診断で行なわれるレントゲン検査です。

正常な陰影に対して腫瘍の陰影があると癌の疑いがあると判断されます。

ただこの検査では癌の特定はされません。

癌のCT検査

ctkensa

画像出典:http://www.siruzou.jp/

X線を360度の方向から照射します。

人間の任意の場所を輪切りにした白黒写真のような画像を撮影することができます。

これにより体を立体的に捉えることができ、1cm以上の癌が発見できるなどX線より精度の高い検査です

薄く広がっているタイプのがんや、悪性度の低い高分化がんの発見にも適しています。

この検査では多少の被爆がありますので、妊娠の可能性がある人は受けられません。

癌のMRI検査

mrikensa

画像出典:http://www.med.nagoya-u.ac.jp/

磁力と電波を利用して人体内を画像として描き出します。

姿勢を変えずに体の様々な部分を縦、横、斜めなどあらゆる角度の断面像を得ることができます

また、がんの位置を把握するのに優れ、特に脳や、脊椎、四肢、子宮、卵巣、前立腺等の骨盤付近の診断に優れています。

被爆の心配はありませんが妊娠初期の方は受けられません。

癌のエコー検査

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画像出典:http://www.yamacomi.com/l

人間の耳には聞こえないくらいの高い周波数の超音波を利用して臓器の状態を見ることができる検査法です。

乳房、甲状腺、腹部、骨盤部などで広く使われています。

脳や肺、胃、腸などの検査には、あまり適さないとされています。

被爆の心配はありません。

癌の内視鏡検査

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食道、胃、大腸,気管、気管支、咽頭、喉頭、胆管といった内腔を有する臓器に内視鏡(小型カメラ状の機器)を入れて内面に癌がないかを直接見る検査です。

この検査では直接病変部の組織や細胞を取って顕微鏡などで調べ診断することができます

癌の生化学検査【血液検査】

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血液・尿・便を採取し、その中に含まれる化学物質の量を測定することで、健康状態や病気の程度を調べる検査です。

現在、5μℓという僅かな血液で、「胃がん」「食道がん」「肺がん」「肝臓がん」「胆管がん」「膵臓がん」「大腸がん」「卵巣がん」「前立腺がん」「膀胱がん」「乳がん」「肉腫」「神経膠腫」という13種類の癌が発見できるようになる研究が進められています。

がんになると、血液中の「マイクロRNA」という物質の種類や量が変動することを利用したものだそうです。

この検査法が確立すれば、より癌の早期発見につながるようです。

腫瘍マーカー

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画像出典:http://tumor-marker.com/

腫瘍マーカーとは、「腫瘍の診断・治療に用いられる検査」です。

腫瘍には、悪性腫瘍いわゆる「がん」と呼ばれるものと良性腫瘍があります。

腫瘍マーカーの検査によって、癌の場所や性質、どのような治療法がいいのか?再発の可能性は?といった事などを調べることができます

ただ腫瘍マーカー検査は補助的な診断法です。

各臓器に特異的な腫瘍マーカーが少ないので、決定的なものにはならないといった点があります。


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テロメスキャン検査

放送内容によりますと、癌細胞がどこかにできた場合、他の場所に転移することがあるわけですが、その際、血液の中を流れていくので、血液中に浮いている癌細胞を見つけてしまおうというものです。

この癌細胞は写真などではまだ見えないようなものだそうです。

癌細胞が1個でも見つかれば癌の可能性があると判断されるとのことです。

7ccの採血で検査できるそうです。

蛍光顕微鏡で調べるそうで、癌細胞は光って見えるとのことです。

2週間で結果がわかるそうです。

乳がん、肺がん、胃がん、すい臓がん、大腸がんが検出しやすいそうです。

転移が少ない甲状腺がんや子宮頸がんは検出しづらいとのことです。

現在日本でこの検査を受けれる場所は22箇所とのことでした。検査費用の目安は13万円です。

PET-CT検査

放送によりますと、PET検査とCT検査を組み合わせたもので、1cm程度の癌も発見でき、全身のどこにあるのかも詳しく調べることができるそうです。

癌があれば映像で光って見えるというものでした。

検査費用の目安は15万円です。

ミアテスト

放送によりますと、血液だけで、画像診断前に癌を見つけられる検査とのことでした。

メリットは次の2つです。

①画像診断前の早期の段階から癌のリスクがどこにあるのかがわかる

②複数の癌のリスクがどれだけあるのかわかる

癌細胞はマイクロRNAというものを血液に流しているので、このマイクロRNAを測って癌の可能性を調べようというものです。

マイクロRNAの量によって癌の可能性をA~Eの5段階評価がなされます。

過去のマイクロRNAの量と癌だった確率からA~Eの各段階が次のように決められているそうです。

パーセントは癌の可能性を表しています。

A:20%以下 B:20~40% C40~60% D60~80% E80%以上

この検査はすい臓がん、乳がん、大腸がん、胃がん、肝臓がんなど14箇所に対して効果的で、PRT検査では脳に使えないがこの検査は脳にも使えるとのことでした。

採血する量は5CC程度で時間は5分もかからないそうです。

検査結果は1週間くらいで分かるとのことでした。

癌の予防

癌の予防には日頃の生活習慣が大切です。

次のような点に注意するといいでしょう。

日常生活においてストレスを溜めないようにする

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不安・恐怖、緊張、イライラ、怒り、妬みなどの感情をあまり持たないように、そして頑張り過ぎたり無理をし過ぎたりしないことです

容易ではないかもしれませんが、人目を気にせず、自分には勿論、人に対しても厳しくし過ぎず、ある程度物事を楽観的に考えることが大切です。

「癌になるよりも、楽観的な考え方をした方がマシ」といった類の考え方が必要です。

自分に起こる良からぬ事も「これは先々の自分にとってプラスに働くんだ!」といった考え方ができると良いでしょう。

たまに頑張り過ぎることがあってもいいですが、頑張り過ぎてちょっと疲れたら休養をとり、気持ちに余裕を持つといいです。

好きなことをしてストレス発散することも大切です。

規則正しい生活習慣を行ない運動を取り入れる

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頑張りすぎてしょっちゅう徹夜といった生活は避け、日々適切な睡眠を心掛けましょう。

適度な運動は体を温め、免疫力を上げてくれます

ハード過ぎる運動は逆効果ですので、ウォーキングなど気持ちの良いくらいの運動がお勧めです。

放送によれば外で運動すると日光を浴びるので、体内でビタミンDが作られ、このビタミンDはがん予防に役立つとのことでした

だからと言って日光を浴びすぎるのも良くないので、適度に浴びるのが良いでしょう。

バランスの良い食事を摂る

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糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素を偏らずにバランス良く摂取しましょう。

食べ過ぎないことも大切です。

自分自身の運動量を考慮し、1日2~3食で腹7~8分目にしておきましょう。

内臓への負荷軽減など良く噛んで食べることも大切です。

お腹を空かせる

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空腹になると免疫力が高まると言われています。

体内にできたがん細胞は特に空腹時に免疫細胞が排除してくれると言われています。

常に何かを口にし、お腹が満たされ続けるような生活習慣は避けたいものです。

参考情報)ライフライン21 がんの先進医療 https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786

笑いを取り入れる

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笑うとがん細胞を排除してくれるナチュラルキラー細胞が増えるという研究結果があります

漫才やコメディー映画などを見るなど笑える工夫をすると良いです。

単に笑顔を作るだけでも効果があると言われています。

体温を上げる

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癌細胞は熱に弱いと言われています。

体温が39.5度を超えると癌細胞が死滅する可能性が高くなります

癌で余命3ヶ月と診断された人がインフルエンザにかかり、39度台の熱が続いた結果、がんが治ったという例もあるそうです。

先に記載した運動はもちろん良いですし、入浴で体温を上げるのも有効です。

自分の体温のプラス4度くらいのお湯に10分以上浸かると良いそうです。

喫煙をしない、飲み過ぎない

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喫煙は止めた方が良いでしょう。

また喫煙者が発する煙を吸うのも避けた方が良いです。

お酒はほどほどであれば良いですが、飲み過ぎは避けましょう。

主治医が見つかる相談所での予防法

実際に癌になったことのある医師の予防法

A医師の予防法

Ⅰ.定期健診を受ける・・・早期発見できれば癌は怖くないとのことです。

Ⅱ.減塩し、野菜や果物を大めに摂る。野菜や果物を1日5皿食べる。

トマトやアボカドには抗酸化作用があり、特にがん予防になるとのことでした。

放送では小松菜や七分つきの胚芽米なども食べられてました。

Ⅲ.運動する。

早歩きで勤務先まで往復20分の運動及び仕事中においても、階段の昇り降りなど無理のない範囲で、できる限り歩くよう心掛けておられました。

B医師の予防法

Ⅰ.テニスの練習(適度な運動)・・・体を動かすのは癌予防にもストレスにも良い。

Ⅱ.余計な油は使わない・・・チキンソテーを作る際、油をひかずに弱火で焼く、チキンの上にアルミを乗せ、その上に「おもし」をのせ10分焼く、チキンから油が出てくる。

そして品数豊富で様々な野菜を食べていました。

Ⅲ.ストレス解消・・・バラ植物を育てていました。

植物は見た目にいいし香りも良く、癒されるとのこと。

C医師の予防法(甲状腺がんになったことがある)

Ⅰ.免疫を低下させない・・・ストレスが免疫を下げるとのこと。

癌になった当時は上司と毎日喧嘩ばかりしていたそうです。

Ⅱ.定期的な適度な運動・・・忙しい時ほど運動するとのこと。

Ⅲ.質の高い睡眠・・・運動によって程よく疲れよく眠れるとのこと。

11時に寝て4時から5時くらいに起きるそうです。

癌を予防する食べ物

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画像出典:http://lycopeneforum.up.n.seesaa.net/

デザイナーフーズピラミッドが紹介されました。

これは癌予防において効果の信頼度の高い食材を表したものとのことでした。

1群が最も高い食品になります。

トップはにんにくですが、キャベツもかなり信頼度の高い野菜で、キャベツの成分にイソチオシアネートと言って辛味のもとになっているものがあるのですが、この成分には健胃効果、血流を良くする、代謝を上げる、白血球の動きを活性化するという働きがあることで免疫力が上がり癌の予防効果に繋がるとのことでした。

1日150gくらい食べるのが良いそうです。

ちなみにデザイナーフーズピラミッドに載っている食材の中の同じ食材を毎日食べるのではなく1週間サイクルくらいで違う食材を食べるのが良いとのことでした。

実際にアメリカでは、このピラミッドが発表されてから癌による死亡者数が減ったとのことです。

あとデザイナーフーズピラミッドには入っていないけれども、わさびも癌を予防するとのことでした。

わさびにはわさび大根と本わさびの2種類があるそうですが、本わさびの方が良いとのことでした。

5gのわさびを毎日食べるのが良いそうですが、それより少量でも毎日食べると効果的とのことでした。

もしも癌になったら

放送で言っていたのは癌になった人のコミュニティーに入るということです

癌になっても明るく前向きに過ごしている人達と触れ合うと、生きる希望が沸いてきて自分も前向きになってくるそうです。

 

その他の癌の内容に関する内容につきましては次のページをご参照ください。

癌の予防法【食べ物・食生活・運動・お茶・コーヒー・笑い?】

癌の症状【子宮体・リンパ・S字結腸・胆管・下咽頭・目】

大腸癌の症状やステージ・原因・検査・治療・転移など

癌の種類と原因及び死亡者数のランキングや生存率・珍しい癌

癌の症状【胃・大腸・肝臓・肺・口腔・甲状腺・子宮頸・顎】

乳癌の症状は?ステージや原因・治療・生存率・精密検査など

最後に

癌細胞は細胞の増殖をコントロールしている遺伝子に変異が起こり、細胞が異常に増殖するようになることで発生します。

癌細胞は毎日3,000個とか4,000個とか出来ていますが、人間の免疫によって排除されています。

ただ免疫力が落ちた時に癌の発症に繋がる可能性が高まります。

癌細胞ができてしまう原因にはストレスや生活習慣の乱れ、食事、紫外線、たばこなどがあります。

癌の検査には複数の方法があります。

それぞれに得意不得意分野があり、いくつかの検査を行うことで癌かどうかが診断されることが多いです。

癌は2人に1人が発症すると言われており、予防はとても大切です。

原因となるストレス排除や食事、運動などの日常生活を整えることや体温を上げることが癌予防にとても効果的です。


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