PMSを改善させる方法は何?運動・食べ物・サプリメント?


運動・食べ物・サプリメントなどでPMSを改善できるのか?
生理前の心や体につらい症状をもたらすPMS、悩んでいる女性も兎角多いと思います。解消したいし改善したいけど方法がわからない…そんな方に朗報となるべく今回は様々な解決方法を提示していきたいと思います。
運動から食べ物、サプリ、漢方まで、いろいろあるのでぜひご覧ください。
PMSを改善する方法
PMS(月経前緊張症)とは腹痛や眠気、イライラや頭痛といった身体的・精神的な症状が月経前に3~10日間続く症状のことです。
女性の方がよく悩まされているこの症状を改善するには…
①運動
②食べ物
③サプリメント
④飲み物
⑤休息
⑥ストレス解消
上記のような方法が効果的と言われております。
それでは次項から効果的といわれているものの内容をより細かくどのようなことをしたらいいのかまで見ていきます。
PMSの改善につながる運動
では具体的にどのような運動がいいのかを見ていきます。
①ストレッチ
ストレッチは体の内側を温めるので、自律神経を整える効果が期待されます。またPMSによって引き起こされるイライラによって、体の各部位に余計な力が入ることにより起こるコリや痛みを解消する事にも役立ちます。体をほぐすということを考えると一番効果的であると言えると思います。
②ヨガ
ヨガは様々な種類があり、心と体の不調に効くポーズや自律神経を整えるものもあります。ゆっくりと深呼吸をしながらすることでリラックス効果も期待できます。
③ウォーキング
外に出てのウォーキングは気分転換にもつながる有酸素運動であり、血行促進の効果もあります。PMSは血行不良により引き起こされることもあるため、血行促進はPMS改善に効果的です。
食べ物について
PMSにはいくつか症状があるため、その症状に合わせて食事療法は変えたほうがいいです。
食欲が増える症状がでているなら、血糖値を上げることが効果的です。ですが急激に上げるのは厳禁でゆっくり上げるのがコツとなります。おすすめはでんぷんを含む穀物や豆類、複合炭水化物を含むいも類です。
情緒不安定になるほど気が立っている場合は、ホルモンバランスの乱れが疑われるのでまずホルモンバランスを整える効果があるものを食べましょう。
おすすめは女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボンを摂取できる豆乳や豆腐です。情緒不安定を和らげるカルシウムやマグネシウム、ビタミンB6を含むレバーやかつお、ナッツ類や海藻類も効果が期待できます。
頭痛・腹痛・むくみが症状として出ている場合はとにかく代謝を促すことが大切です。塩分摂取とアルコール摂取は控えて利尿作用のある食べ物、若返りビタミンと言われるビタミンEを含む食べ物をとりましょう。アーモンドやヘーゼルナッツ、モロヘイヤがおすすめです。
サプリメントについて
食事の改善や適度な運動が効果的であるということが解っていただけたと思いますが、それらをこなすのは忙しくて無理というかたもいらっしゃるでしょう。ここで登場するのが手軽に摂取できるサプリメントです。
PMSを改善するサプリメントにおいて人気があるのは副作用の心配がほとんどないハーブ系のものが多いです。ハーブ系のサプリメントは症状改善の効果が高いと専門家から認められていることも人気のある理由に繋がっていると思います。
人気のあるハーブは女性のホルモンバランスを整える作用のあるチェストベリー、抗酸化力が強いピクノジェノール、PMSのイライラや抑うつな気分を落ち着かせるセントジョーンズワート等でこれらのハーブが含まれている商品が人気です。
飲み物について
PMS改善につながる飲み物は、食べ物の項目で紹介したカルシウムやマグネシウム、ビタミンB6が入ったものがおすすめです。
カルシウムは気分の浮き沈み等の神経過敏を抑える効果があります。代表的な飲み物はヨーグルトドリンクや牛乳になります。
ビタミンB6は神経伝達物質の合成の効果があります。神経伝達物質の不足はイライラや過度な落ち込みに繋がります。代表的なビタミンB6が含まれる飲み物はバナナジュースや牛乳になります。
マグネシウムは血圧を下げて興奮を抑える効果があります。代表的な飲み物は豆乳、アーモンドミルクになります。
逆に避ける必要がある飲み物はカフェインが含まれているコーヒーです。カフェインはホルモンに影響を与えてビタミンやミネラルの吸収を妨げ、自律神経を乱すマイナス効果があります。そのためPMSの時にはできるかぎり避ける必要があります。
ハーブについて
PMSを改善するサプリでハーブが含まれているものが人気であると記載しましたが、そのサプリに含まれるハーブがそのままPMS改善につながるハーブティーがおすすめです。
具体的にチェストベリーにおける飲み方を記載すると、チェストベリーは味に苦みがあるためそのまま飲むのは大変です。そのためローズヒップ等のほかのものと混ぜて味を変えるようにします。
飲む頻度は1日に1~3杯です。チェストベリーは女性ホルモンに似た働きがあるため、PMS症状であるイライラ等を改善してくれます。
セントジョーンズワートはチェストベリーと同じくPMS症状のイライラや抑うつを落ち着かせてくれます。ただしこちらも苦みがあるため通常のまま飲むのがつらい方は甘みが特徴のカモミール等とブレンドして飲むのがいいかもしれません。
その他にもPMSに効くハーブはここでは書ききれないほどたくさん紹介されておりますので、気になる方はお調べになるといいと思います。
漢方薬について
PMSの改善には漢方治療という方法もあります。漢方の効果はすぐにでてくるものではありませんが、自分の症状にあったものを用いることができれば効果は期待できるでしょう。
漢方の基本的な考え方として患者の体力によって薬を変えるというものがあります。ここでいう体力とはがっちりとした、いわゆるガタイのいいと言われる人は体力のある人、細身でありきゃしゃな人は体力のない人、その間の中肉中背の人は体力の普通な人という扱いになります。
実際にどのような漢方を用いたらいいのかを紹介します。PMS全般に効果があるといわれている漢方は体力のある人は桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、中間の人は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、体力のない人は当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がおすすめとされております。
漢方の効果を感じるのは数週間から1カ月以上と言われているため、漢方を始める方はまず1カ月は続けていただきたいです。
このような漢方の入手方法は、病院で処方してもらうか、ドラックストアや薬局、漢方薬局で購入する方法があります。
薬について
PMSに対しての治療薬にはプレフェミンがあります。購入は薬局やドラッグストアで行えますが要指導医薬品なので、薬剤師からの購入になります。
服用方法は1日一回、18歳以上の女性限定の薬です。
このプレフェミンの有効成分はハーブの項目でも紹介したチェストベリーの乾燥エキスです。このことからもチェストベリーは非常にPMSに対して有効であることが解ると思います。
PMS改善に効果的なヨガの方法は?
PMS対策はいろいろとありますが、その中でも注目度が高いのがヨガです。
ヨガは心身をリラックスさせてストレスの発散にもつながるのでヨガ教室に通っている人も増えているようです。
PMSに悩んでいる女性は多いので、PMSに効果があるヨガはかなり昔から動画サイトにも投稿されており多くの方が視聴しております。
この動画のものは女性ホルモンを整えるヨガなので、結果的にPMS改善にもつながるでしょう。
具体的にPMSに効果的なヨガを実行したいのなら、空腹時に行うのがおすすめです。
できれば朝起きてすぐが良いのですが、難しいのなら夕飯前でもいいでしょう。
動作はゆっくりと自然な呼吸で行いましょう。
PMS症状を緩和するためにヨガを取り入れる方は毎日行うことがベストとなりますので、いくつかのポーズを覚えておくといいでしょう。
PMSの改善につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
Konica Minolta PMSの対処と治療
最後に
いかがでしたか?
今回は「PMSを改善させる方法は何?運動・食べ物・サプリメント?」と題しまして、生理前に起こる本当に辛いPMSの改善方法を種々様々に紹介してまいりました。
今回は運動から食事、はたまたサプリ、漢方まで幅広く紹介したので悩んでいる人はどれか一つは実践できるのではないでしょうか?
辛い症状を回避できるならそれに越したことはありません。
今回の記事が女性の方の辛い症状の緩和に繋がれば幸いに思います。
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