症状や原因と診断基準や治療法【全般性不安障害について】

症状や原因と診断基準や治療法【全般性不安障害について】



全般性不安障害の症状や原因と治療法【家族の対応は?】

全般性不安障害はあまり知られていない病気ですが、実は多くの方が症状を聞くと心当たりがあることでしょう。

いったいでのような症状なのでしょうか?

心当たりがある人にとっては原因診断基準はどのようなものなのか、治療する方法についてや 家族の対応はどうしたらいいのかなど知っておきたい事項がそれなりにあります。

今回はこの全般性不安障害について症状や治し方などの情報をまとめていきます。


Sponsored Link


全般性不安障害とは?


全般性不安障害とはわかりやすく説明すると、毎日を生活する中で発生する慢性的な不安感です。

この不安感が病気によって発生しているものとなっています。

たとえば、「受験に落ちるのではないか」とか「会社にいくと毎日苦情ばかりでつらい」とか「学校に行くと孤立しているから辛い」というのは慢性的なものであったとしても、明確な理由がある不安感なので、全般性不安障害ではありません。

全般性不安障害は特に理由も無いのになぜか不安感や恐怖感が襲いかかってきて、メンタル的に追い込まれてしまう病気なのです。

あまりのも漠然としているため発症しているのかどうかを認識するのも非常に困難で、発覚するのが遅れがちな病気でもあります。

わかりにくいため「この人は心配性の人」や「神経質な人」で片付けられてしまうことも多々あります。

社交不安障害やパニック障害に似ているところもありますが、これらはどうしてそうなるのかがある程度限定されているのに対し、全般性不安障害はあらゆる物事に不安になってしまうために範囲が広すぎて絞ることが出来ません。

日常生活のすべてとなります。

全般性不安障害の症状


具体的な症状は先ほど簡単に説明したように、漠然とした不安が持続的に襲いかかってきます

具体的には心と体のトラブルに繋がると考えてください。

まず、不安感からイライラが募るようになりますので、刺激に対して敏感になりますし怒りっぽくなります

常にメンタル的に不安感がありますので落ち着きがなくなり集中力が低下して不眠状態になってしまうこともあるでしょう。

このように不眠などのトラブルが発生するので体の方も回復力が低下して、弱っていきますし筋肉が頻繁に緊張するようになってしまい余計に疲れが蓄積するようになってしまいます。

肩こりといった筋肉の緊張によるものも発生させやすくなりめまいや手足のしびれに繋がってしまうこともあるでしょう。

吐き気や動悸息切れが発生してしまうケースもあります。

大まかな言い方をすると自律神経症状や筋緊張症状が発生するという感じです。

症状が軽い場合は気がつかないでしょう。

全般性不安障害の原因


このように分かりにくい病気なのですが、いつ発症したのかも分かりにくくどうして発症してしまったのかの原因も定かにはなっていません

脳内の神経伝達物質であるGABAやセロトニンが関与しているなどの仮説はありますがはっきりしていないものばかりなので、現代医療では原因を特定するに至っていないと状況です。

現代医療においても原因不明な病気はいくつかありますが、その中でも特に原因も不明で症状にも気がつきにくいやっかいな病気が全般性不安障害なのです。

全般性不安障害の診断基準


この病気は日本ではそれほど広く知られている疾患ではありません。

そのため、病院での認知度も低いのです。

全般性不安障害はいろんな症状が出るケースも多いので、内科を受診する人も多いのですが、内科では発見しにくい病気とも言われております。


Sponsored Link


あくまでも心の病気なので体の病気のように診断基準が明確化していないのです。

このような精神疾患の診断基準にはアメリカ精神医学会(APA)が発刊しているDSM-5と世界保健機構(WHO)が発刊しているICD-10の二つが有名なので、これら二つのどちらかと照らし合わせながら行うことになるでしょう。

大まかな基準は、過剰な不安があるのか・他の病気が原因ではないのか・苦痛や生活への支障が発生しているのか・心配する気持ちや不安な気持ちがコントロールできていないのか・身体症状や精神疾患の症状がすでに出ているのかといったものです。

まず心療内科や精神科にいってメンタル的な病気であることに気がついてもらい、DSM-5やICD-10による診断をしてもらうことが重要になります。

全般性不安障害の治療方法


全般性不安障害の治療方法は薬物療法と精神療法となっております。

薬物療法の場合はベンゾジアゼピン誘導体のような抗不安薬を用いるようです。

あまりにも不安が強すぎる場合はうつ病などに繋がってしまうこともありますので、抗うつ薬を用いることもあります。

ただし、渡された薬が効果があるのかという不安感が発生してしまうと治らなくなってしまう確率も高まってしまいますので、医師を信じるという気持ちも重要になります。

一部の医師は選択的セロトニン再取り込み阻害薬や抗不安薬を用いた治療が基本となっているようです。

医師によっては薬物よりも精神療法とおっしゃる方もいました。

その場合の治療法は認知行動療法が多いとのことですが、医師によってどうも治療法が異なるという印象を受けますので、やはり治療法も100%確立されているという訳ではないのでしょう。

全般性不安障害の方が気を付けるべき生活習慣


全般性不安障害の方は不安感が不自然に増えていってしまう病気なのですが、悪化させないように注意すべき内容はイライラが溜まりやすい生活を止めることです。

具体的には体に悪いことや不安が募ることは止める必要があります。

夜遅くまで起きているとか睡眠時間を削るとか、暴飲暴食をするとか、運動を一切しないとか、ひたすら働いて過労状態になってしまうとか、イライラが溜まりすぎてお酒の大量摂取に繋がってしまうとか、これらの行動は自粛しましょう。

それらを踏まえた上で、早寝早起きをして規則正しい生活を意識し、適度に体を動かしてメンタル的なストレスと肉体的なストレスを解消し、バランスの良い食事を摂取して体も心も健康に保つことが大切になります。

特に亜鉛などのストレスに対抗してくれる成分が不足するとイライラが加速してしまいますので、日常的な食事も気をつけるようにしましょう。

全般性不安障害の方への家族の対応は?


全般性不安障害の方はメンタル的に不安になっていることが多いので、そのメンタル的な不安を解消する行動が必要になります。

避けなばならないのは不安を煽る行動です。

たとえば、病気ではなく気持ちの問題とか性格の問題で片付けてしまうと、相談相手は気持ちが落ち込んでしまいますし、見ていてイライラするからついつい怒ってしまうとさらに落ち込みが酷くなってしまうようになりますので否定的なことを言わないように努める必要もあります。

また、辛いときは休める環境を用意してあげることも安心感を与える要素になりますので、協力する意志を持って行動しましょう。

本人が前向きに行動している場合にはその行動を賛同して褒めるようにしてあげてください。

症状や原因と診断基準や治療法【全般性不安障害について】のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は全般性不安障害についてお伝え致しました。

原因不明な病気ではありますが、ある程度治療の方法は決まっているようで治すことは可能となっています。

ただし、気がつかないといつまでたっても治療が始まらないので、漠然的な不安がいつまでたってもなくならないという方は一度精神科に診てもらうことが大切と言えるでしょう。


Sponsored Link


LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)