単純性紫斑病や老人性紫斑病の症状や原因・受診科と治療法

単純性紫斑病や老人性紫斑病の症状や原因・受診科と治療法



単純性紫斑病の治療法!老人性紫斑病は薬で治す?予防法は?

単純性紫斑病老人性紫斑病というのは症状を知っている人は多いですが、いまひとつ原因がつかみにくいですし、治療法もよくわからないという方も多いと思います。

実際に発症した場合、何科を受診すればよいのかも気になるでしょう。

症状的には皮膚科なのかもしれませんが、細菌やウイルスによるものならば内科のような気もしますし、ここも悩むポイントとなっています。

そこで、今回は単純性紫斑病老人性紫斑病についてお伝えいたします。


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単純性紫斑病の症状


単純性紫斑の症状は米粒大の点状の出血斑が多数出現するというものです。

この出血斑は様々な場所に広がってしまいますし、症状の重さによっては色素沈着が発生しますので、治った後の見た目にも変化が出るようになったりもします。

いろんな場所に出血斑は出現しますが、最も多いのが下肢で足に不思議な出血斑が多数出現したことで何らかの病気かと疑い、検査の結果判明するケースが多くなっております。

ただし、しこりも発生しませんし、おできのようにならず平らな状態になり、しかも痒みや痛みも発生しないので足をよく観察していないと気がつかないことすらあります。

このように症状は出血斑が出現するだけですので、症状の経過が比較的良好な疾患と言われており、そこまで心配することはないと考えられている病気のようです。

単純性紫斑病の原因


発症しやすい人は20~40代の女性であり特に20代女性の方に集中しています。

しかし、はっきりとした原因がわからないので、未だに解明されておりません。

血液検査などを行ってもこれといった特徴が数値として出てくるわけではありませんので、現代医療でも原因究明は困難な状態です。

内出血がすぐに起こってしまう状態なので、血管のトラブルや毛細血管の弱さが関連していると言われておりますが、すべてが予測の範囲内であり証明できるものではないのです。

これで症状が重ければ原因不明の難病ということで難病指定を受ける病気となっていたでしょうが、症状が軽いのが幸いしていると考えましょう。

単純性紫斑病は病院の何科を受診?


原因不明の病気である単純性紫斑病は皮膚科を受診した方が良いという意見が多いです。

他の紫斑病は腎臓疾患の異常によって発症するものなので、皮膚科よりも内科や小児科の方が良いという意見もあります。

ただし、自分自身で単純性紫斑病と断定することはできませんので、それらしい症状が出た場合には皮膚科や内科の両方で確認することになるでしょう。

なので、できれば皮膚科や内科が同じ病院内にあるような総合病院を利用した方がより良いと言えるかもしれません。

単純性紫斑病の治療方法


基本的に数週間程度で自然と消えていくことが多い病気なので、特別な治療を施さないで様子見をすることが多い病気です。

そのため、気がついたら発症しており、気がついたら治っているという人が多い病気になっております。

ただし、症状が重い人はいろんな部位に出血斑が出現するために血管を強化する治療を施すことがあります。

それは手術といったものではなくビタミンCといった血管にとってプラスとなるような栄養剤や薬を処方するというやり方です。

また、単純性紫斑病の方は血液の流れが速くなればなるほど悪化する傾向にありますので、激しい運動などは控えるよう指示があるかもしれません。

できる限り安静にすることを推奨されます。

老人性紫斑病とは?症状は?


次に老人性紫斑病について解説いたします。


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この病気は60歳以上のご高齢の方々が手の甲・前腕・下肢・顔といったちょっとした刺激を受けやすい部位に紫色をした斑点が出るようになってしまう病気です。

これは皮下出血によってできている斑点であり、いわゆる出血斑に該当します。

若い頃と比べると血管もだんだんともろくなってしまうので、ちょっとしたことでも皮下出血が発生し、老人性紫斑が発生するようになります。

また、形も様々で点状やまだら模様の紫斑ができるケースもありますし、紫斑の後に色素着色が発生してシミのようになってしまうこともあるでしょう。

基本的に出血斑ができるだけなので、見た目上の変化は発生いたしますが、痛みや痒みが発生することはありません。

ただし、人によっては刺すような痛みが発生するケースも存在するようです。

老人性紫斑病の原因


基本的な原因は老化によって衰えてしまった血管にあります。

単純性紫斑病の治療説明でも多少触れましたが、血管を強くすることで治療を促進することがあるように、逆に言ってしまうと血管が衰えやすい状況になれば紫斑病になりやすくなってしまうのです。

血管そのものがもろくなって弾力性の低下や膠原繊維の萎縮まで発生してしまうので、ちょっとした衝撃でも出血してしまうようになるのです。

皮膚も薄くなっているのでちょっとした出血が発生すると若い頃よりも目立って見えるようになります。

老人性紫斑病は病院の何科を受診?


老人性紫斑病の病院は皮膚科が基本となりますが、老化によって発症するものでもありますので、老人内科に通うのも有効という意見があります。

内科と皮膚科を往復する可能性もありますので、やはり総合病院に行くのが無難でしょう。

若い頃に発生する単純性紫斑病の場合は放置で治るケースも多いので、そこまで意識していないという方もいますが、老人性紫斑病の場合は放置でも治らないケースが多いので一度は検査をしてもらった方が良いでしょう。

老人性紫斑病の治療方法


老人性紫斑病は出血傾向の有無で検査を実施いたしますが、この老人性紫斑病になったとしても痛みがないケースがほとんどなので治療をせずに放置することが多いです。

単純性紫斑病と同じになります。

自然治癒が見込めるものならば自然治癒を促す傾向が多いのです。

ただし、出血斑の数が多い場合やできる限り早く直した方が良いと医者が判断した場合は包帯を巻くこともあればビタミンCが含まれている栄養剤を処方されることもあるでしょう。

仮に、痛みがひどい老人性紫斑病の場合は、薬として鎮痛剤を渡されることもあります

ちなみに、ステロイドを処方していると皮下出血が悪化するというお話もありますので、飲んでいる薬に制限がかかるケースも存在します。

医者からはどのような薬を飲んでいるのか必ず確認されますので、しっかりと答えましょう。

老人性紫斑病の予防方法


老人性紫斑病の原因は加齢によって血管も皮膚も衰えることが原因なので、明確な予防法は存在しません

極端な話、老化が遅くなればなるほど発症は遅くなりますので、血管を健康の状態に保ち続ければ発症しにくくなることは予想されております。

つまり、血管にとってプラスとなるような行動を地道に続けることが有効ということになります。

たとえば、活性酸素を抑える力があるビタミンC・ビタミンE・βカロテンの摂取量を増やすとか、1日1食は伝統的な一汁三菜の日本食にするとか、血管は縦に伸ばすと柔らかくなるという性質があるので体を伸ばすようなストレッチを重点的に行うのも有効でしょう。

単純性紫斑病や老人性紫斑病の症状や原因・受診科と治療法のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は単純性紫斑病と老人性紫斑病についてお伝えいたしました。

どちらも同じような紫斑病ではありますが、老人性紫斑病の方が老化による血管のもろさが原因であるとはっきりしているので、原因がはっきりしない単純性紫斑病は逆に悩ましさがあります。

しかも、放置すると自然に治るという病気になっておりますので、若いうちに発症した場合は特に気にならなければ放置するのも有効なのでしょう。

しかし、他の重大な病気の可能性もゼロではありませんので、何らかの異常を発見した場合は一度は見てもらった方が良いかもしれません。


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