喘息の原因はストレス?大人になってからの発症は治る?

喘息の原因はストレス?大人になってからの発症は治る?

ストレスが喘息の原因?大人は治るのか?

発作が起きると本当に辛い喘息。酷い場合は死に至るケースもあるので、十分な注意が必要です。喘息の割合は子供が多いですが、大人になってから喘息を発症する場合も多く見受けられ、このページでは原因としてストレスが関わっているのか?や大人の喘息は治るのか?を始め、喘息の症状や治療法などについて記載したいと思います。


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1.喘息の症状があるかチェックしてみましょう

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喘息の症状には次のようなものがあります。喘息が気になっている方はチェックしてみましょう。

 

①激しい咳が出る

②息苦しさなど呼吸困難が起こる

③呼吸をする時に「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)が起きる

④喉に痰が絡む

⑤空咳(痰の絡まない乾いた咳)が出る

⑥動悸や息切れが起きる

⑦胸が痛む

⑧背中が張る

 

以上のような症状が発作的に起きます

 

2.大人になってから喘息になる原因は?

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子供の喘息患者は人口の約7%であるのに対し、大人の喘息患者は約3.5%と言われています。大人の喘息は子供の頃になっていて、大人になって再発する場合もありますが、多くの人は大人になってから発症しています。

 

そして特に40歳を超えてから発症するケースが5割以上あります。喘息の発作が起こる原因は鼻から肺までの空気の通り道を気道といいますが、この気道で炎症が起こり、気道が狭くなることによります。

 

では何故、気道で炎症が起こるのか?というと子供の場合はアレルギー性で起こることが大半ですが、大人の場合はアレルギー性の他にアスピリンなどの非ステロイド系の消炎鎮痛剤が原因となる場合もあります(アスピリン喘息と呼ばれています)。

 

3.アレルギー性の喘息のメカニズム

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アレルギーというのは次のような現象を言います。「食べ物」「ハウスダスト」「ダニ」「花粉」など病気をひき起こす要素の無い物質(アレルゲン)に対して、人間に備わっている免疫(免疫の中のリンパQ)が誤って敵とみなして大量のIge抗体を作ります。

 

このIge抗体は体中にある肥満細胞(マスト細胞)にと結合します。そこにアレルゲンの刺激が加わると、ヒスタミンなどの生理活性物質というものが放出され、炎症が起こります。つまり喘息の場合は、このような炎症が気道で起こり、そして発作が起こります。

 

 

4.アスピリン喘息のメカニズム

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大人の喘息の1割の方が、このアスピリン喘息によって喘息がひき起こされているとされています。

 

メカニズムははっきりとは解明されていないのですが、アスピリンなどの鎮痛剤の他、非ステロイド性抗炎症薬(ステロイドホルモン以外の薬物で抗炎症作用を持つ薬剤)の刺激によって肥満細胞などからロイコトリエンという気管支を収縮させる物質が大量に作られることで、発作が起こるとされています。

 

つまり大人の場合は様々な薬の服用によって喘息が起きるケースも多いということです。鎮痛剤や非ステロイド性抗炎症薬は市販されていますので、誰でも簡単に服用できてしまうところがあります。

 

5.喘息の根本原因はストレス?

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これも、はっきりとしたメカニズムが解明されているわけではありませんが、喘息の根本原因の大きな要素の1つとしてストレスが考えられます。実際に喘息発作を起こす前にストレスを抱えたいたというケースが多く見られており、ある小児喘息の調査では8割の子供に心因が関わっていたとのことです。

 

今喘息で悩んでいるあなたも心当たりはないでしょうか?ストレスを受けると、脳の視床下部という所がダメージを受けます。この視床下部は自律神経をコントロールしています。自律神経という神経は生命を維持する上で必要な活動を私たちの無意識のうちに自動的に行ってくれています。

 

体温調節や、食べ物の消化吸収、血液の循環などなど。つまり自律神経の働きが良いと体調は良くなる一方で、自律神経の働きが悪いと様々な体の不調が起こります。免疫も自律神経が司っていると言え、副交感神経が過剰に働くとリンパQが過剰に増え、結果アレルギー症状が起こってしまうとも言われています。


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6.喘息発作時の対処法

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画像出典:http://www.himawari-ph.nagano.jp/blog/

 

喘息と診断された場合は、主治医の先生に発作が起きた時の対処法をしっかり確認することになりますが、ここでは一般的な対処法について記載したいと思います。

 

①自分で横になれない、歩行や会話が困難な場合

すぐに医療機関を受診します。

 

②軽い発作や多少苦しいけれども自分で横になれる場合

 

安静にしつつ、1時間以内の間は改善がみられるまで20分間隔で気管支を拡げ速効性があるとされているβ2刺激薬を吸入します。それでも改善が見られない場合は1時間に1回を目安にβ2刺激薬を吸入します。

 

3時間以内に発作が治まらない場合やβ2刺激薬を吸入しても悪化していく場合は医療機関を受診します。

 

その他、対処法としてテオフィリンなどの薬を使ったりしますが、使い方はお医者さんの指導に従う形になります。また人それぞれの喘息の状態によっても発作時の対応が変わりますので、対処法はしっかりお医者さんに確認しましょう

 

7.喘息の治療法

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画像出典:http://nsleep.com/?page_id=233

 

現在のところ、病院において根本的に治す治療法は確立されていません。その人その人の喘息の重症度や特性に合わせて、発作の起こらない状態を保たせられるようコントロールしていく形になります。

 

ピークフロー値(十分息を吸い込んだ状態で、極力息を早く出したときの息の速さ)を測って、肺機能の状態を把握したり、喘息日記を付けていき、喘息の重症度や頻度、発作の起こりやすいケース(気管支を収縮させる要素は何か?やアレルゲンは何かなど)を把握したりして、その内容から医師より指導を受けつつ、自己管理のもと日常生活を送っていく形が基本になります。

 

そして「吸入ステロイド薬」「抗アレルギー薬」「ロイコトリエン受容体拮抗薬」「テオフィリン徐放製剤」「β2刺激薬」などの薬が使われます。

 

その他の治療法として、根本的に体質を変えようとする治療法も試みられています。アレルギー性喘息に対する減感作療法というもので、アレルゲンを定期的に少しずつ患者に注射し、アレルゲンに慣れさせることで喘息を改善させようという治療法です。

 

ただこの治療法は比較的長い期間を要することと、全ての患者に有効というわけではないので、中心的な治療法として確立されていません。

 

8.大人の喘息は治るの?

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一般的な身体医学の考え方として「大人の喘息は治らない。薬で抑えながら一生付き合うしかない病気」とされているので、「治らない」という考え方が浸透しています。

 

そして実際の治療法として、根本的に治すという療法ではなく、アレルゲンや発作が起こりやすい状況を避けたり、発作が出た時に薬で抑えたりといった対処療法が中心となっています。

 

薬は症状を抑えることはできても、治すことはできないので、このような対処療法のみを行っていれば喘息は治らないということになります。ただ子供の喘息は6割前後が成長とともに治ってしまっていますし、大人でも1割以下とは言え自然に治っている人もいます

 

子供の場合は成長により自然に体質が変わるので、治る確率が高くなっている一方で、大人の場合は、先に記載したような対処療法のみを行い体質を変えるような対処が行われていないので、確率が低くなっている可能性も十分考えられます

 

ではこの子供を含め回復したケースというのは何が理由なのか?というと、自然治癒力が高まったからと言えます。

 

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画像出典:http://www.menekiplaza.com/tiyuryoku.html

 

自然治癒力というのは全ての人に備わっている、体を健康な状態に保たせようとする力のことを言います。自然治癒力を高める方法は生活の改善になります。

 

その要素としては先に記載している喘息の大きな要素として考えられる「ストレスの排除」の他「栄養バランスの取れた食事」「適度な運動」「しっかり睡眠をとる」「夜更かしをせず規則正しいを行う」といったものになります。

 

ちなみにストレスというのは怒り、妬み、恐怖・不安、悲しみ、緊張といった不快感を心の中に抱いている状態を言います。短時間であれば問題はありませんが、強いストレスや頻繁に感じるストレスは体に影響を及ぼします。

 

喘息の原因はストレス?大人になってからの発症は治る?まとめ

喘息は咳や呼吸困難、喘鳴などの症状が発作的に起こります。大人の喘息の原因はアレルギー性の場合とアスピリン喘息のような薬の影響を受けて起こる場合があります。またその背景にはストレスが関わっていると考えられています。喘息の治療法としては、発作を起こす要素を取り除いておくことと薬物療法が中心となっています。しかしながら、喘息は本当に辛い症状ではありますが、治す為にも「大人の喘息は治らない」と決め付けず、実際に治っている人がいることからも、ストレスの排除を中心に生活習慣の改善といったことを行っていくことが根本的に喘息を治す上で大切なものとなります。


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