頚椎椎間板ヘルニアの症状はどうやったら治るのか!その方法は?
頚椎椎間板ヘルニアの治し方と症状について
痛みやしびれで悩まされ病院に行って「頚椎椎間板ヘルニア」と診断されたら「治るのか?」と不安に駆られてしまうかと思います。
ずっとこの症状に悩まされなければならないのでしょうか?
本記事では頚椎椎間板ヘルニアといった症状を治す方法について記載してみたいと思います。
頚椎椎間板ヘルニアの症状は?
頚椎ヘルニアの症状は、腕や手・肩の痛みやしびれが主です。
まず椎間板に関する説明ですが、これは人間の背中にある24本の背骨の骨と骨の間にあり、線維質のものでできていて、その中に髄核というゼラチン状のものが入っているのですが、これはクッションの役割を果たしています。
この椎間板に亀裂が入るなどして髄核が椎間板から飛び出すと、背骨を通っている神経である脊髄に当たったりして痛みやしびれが引き起こされたりします。
その他にも症状として胸部の痛みや、頭痛、目の奥の痛み、背中の痛みなどが現れる場合があります。
手の痛みやしびれを伴う症状に腱鞘炎があります。
腱鞘炎については次のページをご参照下さい。
治し方について
では次に治し方につきまして、いくつか紹介してみたいと思います。
自然に回復するのを待つ
痛み・しびれなどが強すぎて「思うように手や指が使えない」「普通に歩行ができない」など日常生活に大きな影響が出るような状況でないようでしたら、まずは焦らずに、何かの治療をするのではなく自然に回復していくのを待つのがお奨めです。
頚椎椎間板ヘルニアは数ヶ月で自然に小さくなり、症状が軽くなる可能性もあるようです。
ただ何もしなくて良い訳ではなく、頚椎椎間板ヘルニアになったのには必ず何か原因があるはずなので、その原因を考え、生活習慣を改める必要があります。
普段から姿勢を良くしたり、首を始め、腕や肩などに負担のかかるような動作や長時間のデスクワークなどを控えたりといったことを心がけねばなりません。
また頚椎周りの筋肉を鍛える必要もあります。
椎間板ヘルニアと診断された医療機関で自然に回復させる為のアドバイスを頂けるならば確認してみて下さい。
ストレスにも十分注意するのが良いです。
実際に髄核が脊髄にあたっているにも関わらず、痛みやしびれなどの症状が出ないという人がいる一方で、あまりあたっているように見えないのに症状が酷いといった例もあるそうです。
心理的な部分もそういった痛みや痺れの症状に影響を及ぼすようですので、できる限り明るく楽しく前向きに過ごすよう心がけることが大切です。
自律神経という神経の働きが良くなると、自然に体を回復させる力が高まります。
自律神経の働きに関しましては次のページをご参照下さい。
薬による対処
薬を使うにあたっては、よくお医者さんと相談しましょう。
鎮痛剤などは交感神経という神経を緊張させるため長期使用すると「間質性肺炎」をはじめとした副作用が起こる可能性が高まるとも言われています。
痛みやしびれなど、症状が辛いと、何とか薬でしのぎたいと思う気持ちは分かりますが、安易に「薬」に頼ろうと考えず、慎重さが必要かと思います。
しびれの症状に関しましては次のページもご参考にしてみて下さい。
手術
こちらもお医者さんと十分相談の上になるかと思います。
手術の効果の出方については患者様の状況によるようです。
手足の動きは良くなったと感じられるケースが多いようですが、筋力が相当弱っている場合は、手術を行ってもあまり改善は期待できないようです。
また手術による合併症の危険性も念頭においておく必要があるかと思います。
何れにしましても手術を行うにあたってはお医者さんと十分相談する必要があるかと思います。
整体院やカイロプラクティック院に行く
病院や整形外科、整骨院などに行っても治らなかった頚椎ヘルニアが整体院やカイロプラクティック院といった民間療法で改善されたという人もいます。
薬を使うことも手術することもなく、手技で体の歪みを整えたり血行を良くしたりすることで体の状態を良くして、改善に導いていくというものです。
相性があると思いますので、ホームーページなどで施術法などを調べて安心かつ安全な施術方法で自分に合いそうか確認した上で、試してみるのも1つの選択肢になるかと思います。
頚椎椎間板ヘルニアにおすすめの枕は?
頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアは日常的な負荷によっても痛みが生じるようになってしまい、悪化してしまうことで寝ているだけでも痛みを感じられるようになってしまったりします。
ここまで悪化すると睡眠障害の一要因となってしまうので、あらゆる行動が阻害されるようになってしまうと言えるでしょう。
その睡眠の状態を良くする方法の1つに枕を変えるというものがあります。
しかし、この枕の高さはあらゆる人たちにとって適切な数値というものはないので、これがおすすめと名指しできる枕というのは存在しないのです。
それこそ、「ネックフィット枕」や「ラクマックス・ワイド」のように頸椎に症状を抱えている人たちにとって評判のいい枕は存在するのですが、全ての人たちに適しているわけではありません。
「頚椎サポート枕」という日本で作られた専用の枕だって合わない人がいます。
そのため、考え方としてはこれらの枕を購入する前に、バスタオルなどで家にある枕の高さを調節して最も寝やすいと感じる高さを見つけて下さい。
そして、最も楽だと感じる寝方も見つけましょう。
横向きがいいのか上を向いて寝るのがいいのかを見つけましょう。
この2つが分かって初めて、自分に合いそうな枕を購入されると良いと思います。
睡眠障害についきましては次のページを参考にしてください。
頚椎椎間板ヘルニアにつきまして、次のページも参考にしてみて下さい。
わきだ整形外科 頸椎椎間板ヘルニアについて
最後に
以上、頚椎椎間板ヘルニアに関する情報をお伝えしてきました。
症状が日常生活に大きな支障がないようでしたら、まずは自然に回復しないか様子を見るのが良いかと思います。
その時、生活習慣の見直しは必須となります。
その他、自然の回復力を引き出してくれる整体やカイロプラクティック院も選択肢の1つです。
どうにも治らないという場合はお医者さんにしっかり相談したり説明を受けるなどして、一時的に薬を使う、そして最悪の場合は手術ということになるかと思います。
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