黄疸の症状やメカニズムと原因や対策【ビリルビンの数値は?】

黄疸の症状やメカニズムと原因や対策【ビリルビンの数値は?】



ビリルビンの正常値と黄疸時の数値や症状と対策について

黄疸は見た目の変化がある症状なのでかなりわかりやすく、発症してしまうとものすごく焦ってしまいます。

一体どのようなメカニズムであのような黄色になるのか、原因はビリルビンの数値といわれているが一体どういうことなのかと色々と疑問も出てくることでしょう。

そこで、今回はこの黄疸について調べて記載して参ります。


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黄疸とは?メカニズムは?


黄疸とは簡単に説明すると、血液中のビリルビンという色素が大量に増えて一部に貯まってしまうことで一部の皮膚や粘膜の色が黄色になってしまう現象のことです。

黄疸は一部の皮膚に出てくるというイメージを持っている方もいますが、粘膜にも出てくる症状なので実は目の結膜に症状が出てくることも多々あります。

みかんをたくさん食べることでカロチン血症になってしまい肌が黄色になってしまうケースもありますが、こちらは網膜まで黄色になることはないので黄疸との違いは目に現れるという考えもあります。

ポイントはこのビリルビンという色素で、これは赤血球の中にあり赤血球が分解されることで発生する物質でもあります。

赤ちゃんに黄疸が出ることが多いと言われている理由は赤ちゃんは赤血球がたくさんありながらも肝臓でビリルビンを処理する能力が不十分なので黄疸が出るようになってしまうのです。

これをいわゆる「新生児黄疸」といいます。

新生児黄疸は生後直ぐに発症して2週間程度でなくなるものなのですが、これは成長することで自然となくなるものなので病気ではありません。

母乳によって黄疸が出る母乳黄疸もあると言われておりますが、こちらも特に気にすることはないという記載があります。

ビリルビンの正常値と黄疸時の数値は?


ビリルビンの正常値などがどうなっているのかを確認したいという方は次の基準値集をご覧ください。

(出典:大阪医科大学 https://www.osaka-med.ac.jp/deps/kns/list.html

こちらには健康診断とかで出てくるいろんな数値の基準値が多く記載してあります。

このページを見てみるとわかるように、ビリルビンの基準値は0.1~1.0mg/dlとのことです。

他のサイトを見てみると「1dlの血液のなかに0.3~1.2mgが基準」という記載もありましたが、だいたいの基準が決まっていると考えられるのではないでしょうか。

また、黄疸が出てくるラインは人によって変わってくるようですが、3mgを超えると明らかに皮膚が黄色になってくるとのことです。

またこちらの「ニュートンドクター(http://www.newton-doctor.com/kensa/kensa04b.html)」というサイトでは「ビリルビンの値と注意信号」という非常にわかりやすい紹介をしてくれているので、黄疸とビリルビンとの関係が気になるという方は一通り確認しておくと良いでしょう。

このサイトではビリルビンの基準値は総ビリルビンの場合はアルカリアゾビリルビン法で0.2~1.0mg/dlとなっていますし、直接ビリルビンの場合は2mg/dlを超えると黄疸が出始めるという記述もあります。

このようなビリルビンの値が上昇してしまう原因となっている病気についても記載してあるので一読しておかれると良いかと思います。

大人の黄疸の症状


大人の黄疸は肝機能にトラブルが出ている可能性が高いです。

つまり、肝機能障害に関係する症状が出てくるケースが多いと言うことになります。

肝機能障害ということは、本来肝臓ができることができなくなるということなので、何ができなくなるのかをまずは見ていきましょう。

それは、代謝機能・エネルギー貯蔵・解毒作用・胆汁の生成になります。

代謝機能というのは食べ物から摂取した栄養素をエネルギーに変える機能のことで、これが衰えるとエネルギー不足になるのです。


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脳に必要なエネルギーを供給できるように蓄積する機能も肝臓にはあるのですが、それも正常にできなくなるので、「なんとなく体がだるい」とか「疲れがとれない」とか「疲れやすい」といった状態が継続的に続くようになります。

また、解毒作用というのはアルコールやアンモニアといった有害物質を濾過する機能のことで、これが衰えるとアルコールによる弊害が出やすくなって直ぐに酔っ払ってしまったり、むくみも多く発生しやすくなるでしょう。

脂っこい物も食べられなくなります。

ただし、これが肝臓癌といった重い病気による黄疸ならば、もっとひどい症状が出てくるので注意です。

原因について


先ほど記載したように、黄疸は産まれたばかりの子供が出やすいものであり、赤子ならば出てきたとしても自然と消滅する物なので気にする必要はありません。

しかし、大人の黄疸の場合は「肝臓でビリルビンを処理する能力が何らかの理由で劣化してしまった」ことが考えられるので、肝臓系のトラブルの可能性が高くなります。

具体的には急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変・肝癌・胆石症・胆嚢癌・胆管癌などの病気が考えられるのです。

また、赤血球が壊れて放出されたビリルビンは間接型ビリルビンに該当し、アルブミンと結合して肝臓に運ばれてグルクロン酸と結合するビリルビンは直接型ビリルビンとよばれており、間接型ビリルビンが増加してしまうケースは血液が溶ける溶血性貧血という病気か酵素欠損でグルクロン酸と結合できない体質性黄疸が考えられています。

直接型ビリルビンが増えるというパターンは先ほど説明したような肝臓系のトラブルです。

基本的に大人で発生する黄疸というのは肝臓系のトラブルである可能性が高いので、必ず病院で診察してもらいましょう。

黄疸が疑われる場合の対策は?


だたの肝臓の疲れや子供の黄疸の場合はそこまで注意する必要はありません。

特に子供の黄疸ならば成長するにつれて自然と無くなります。

肝臓の疲れによる黄疸の場合はとにかく肝臓をいたわることが大切なので、バランスの良い食生活と腹八分目の食事などが非常に重要になるでしょう。

疲れが原因の場合は生活のリズムと良い食生活のバランスを意識すれば自然と治る可能性が大きいようです。

また、現代人は良質なタンパク質補給をしていない人が多いので、意識して肉・魚・大豆製品・卵製品を食べてタンパク質摂取を行いましょう。

あとは、ストレスによる自律神経系の乱れは内臓器官に悪影響を及ぼすという報告もありますので、疲労回復以外にもストレスからの快方も意識した方が良いでしょう。

それ以外には免疫力が低下して風邪をひくと内蔵機能が低下しやすくなり肝機能障害も出やすくなるので注意してください。

ただ先に記載した病気が潜んでいる可能性もあるので、念のために病院を受診するのが無難です。

赤ちゃんの黄疸の原因と対策は?


既に触れてはいますが、赤ん坊の黄疸は新生児黄疸と呼ばれる物で基本的には生理的な黄疸であり危険性はほとんどありません。

産まれたばかりの赤ん坊は赤血球の分解によってビリルビンが大量にできてしまいますし、内臓がまだしっかりとできあがっていないのでどうしても黄疸が発生してしまうのです。

先に記載したように生後2日から2週間程度までは続いてしまうものですし、長い子だと一部分に1カ月以上も黄疸反応が出てしまうので、そういうものだと割り切った方が良いでしょう。

自然と消える物なので特に意識する必要はありません。

ただし、これが2カ月や3カ月たっても一切消えないというものならば何らかの病気の可能性もあるので、一度医師に診てもらった方が良いです。

最後に

以上、いかがだったでしょうか。

今回は黄疸について記載しました。

赤子の黄疸はまだ怖いものではありませんが、大人になってからの黄疸というのは肝機能障害になっている可能性があるというサインなので非常に怖いです。

ちょっとした体調不良から来る肝機能障害なら良いのですが、肝臓癌といった非常に危険な病気に繋がっているケースもありますので、いつまでたっても黄疸が消えないという人は一度病院で診てもらいましょう。


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