ロタウイルス予防接種の料金や効果と副反応!必要性は?

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ロタウイルス予防接種の料金や効果と副反応!必要性は?

ロタウイルス予防接種ワクチンの1価と5価の違いと効果はいつまで?

ロタウイルス予防接種は予防接種の中でも比較的知られていない部類に入るのではないかと思います。

実際にどの程度の料金が必要で効果および必要性はどのようなものなのか、また副反応についても気になるところかと思います。

本記事ではこのロタウイルス予防接種についてお伝えしたいと思います。


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ロタウイルス予防接種の料金は?医療費控除の対象になる?

ロタウイルス予防接種の費用は3万円程度かかってしまうので、かなり高額となってしまいます。

ただし、地域によって金額は異なるので、これよりも安い場合もあるでしょう。

これだけの金額がかかるのであれば、医療費控除で還付金が貰えるとしたら貰いたいというのが本音でしょう。

しかし、この医療費控除は予防を目的としたものは対象外となってしまうので、ロタウイルスの予防接種は対象外となってしまいます。

基本的にこの医療費控除の考え方は治療目的かどうかなので、予防目的では不可なのです。

これはロタウイルス予防接種だけがこのような扱いを受けている訳では無く、インフルエンザやおたふく風邪といった種類の予防接種も対象外なのです。

ロタウイルス予防接種の効果といつまで持続するのか?

ロタウイルスは非常に感染力が強く免疫が弱っている人は高確率で感染してしまうので、それを防げる効果は大きいでしょう。

一説には10%の確率で重症化してしまうので、幼い子供が重症化してしまうのは危険です。

ただし、予防接種を受けたからと言って100%防げるわけでは無く、感染する可能性はあると言われていますが、感染したとしても症状は和らぐと言われています。

このロタウイルス予防接種ワクチンはおおよそ3年間は持続することが確認されています。

副反応【副作用】は大丈夫?

予防接種で気になるところは副反応になるでしょう。

1価ワクチンの場合はぐずり・下痢・咳・鼻水・嘔吐・発熱といった副作用が起こり得、5価ワクチンは下痢・嘔吐・胃腸炎・発熱といった副作用が起こり得るようです。

5価の場合はこの中でも下痢が副作用としてよく出てしまうようです。

これらの副作用のことを考慮して、ロタウイルスの予防接種を受けた後は30分ほど様子を見る時間を用意することになります。

この様子見は病院での待機時間となりますので、考慮しておきましょう。

注射してすぐ終わりでは無いのです。

ちなみに、副作用が出たとしても数日で治まるのが基本なのですが、人によっては腸の一部が重なってしまう腸重積になってしまう可能性もあるので、要注意です。

 

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必要性と接種率

日本での接種率は約45%といわれております。

はっきり言ってかなり少ないです。

その原因はいくつかありますが、やはり保険外診察になってしまって費用がかなり高いのが理由なのでは無いでしょうか。

最終的に約3万円かかってしまうのはきついでしょう。

それ以外にも接種できる期間が短く決められていることがもなかなか広まらない理由の1つでしょう。

2回接種のワクチンは生後14週まで、3回接種のワクチンも生後14週までに1回目の接種を済ませる必要があるので、その間に行動できないという人も多いでしょう。

また、単純に医療費控除対象外になってしまうことから、できるだけワクチンを減らしたいという思考が働いているのかもしれません。

やはり3万円の負担は大きいのではないでしょうか?

必要性についてはなかなか難しいお話ですが、受けられるなら受けた方がいいと言えるでしょう。

副作用のことや期間の短さ、そして費用が高いというやっかいな部分はありますが、可能であれば受けるようにされると良いのではないかと思います。

お財布と相談になってしまいますが、お子さん第一でいきたいところです。


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1価と5価の違い

現代日本においてのロタウイルス予防接種ワクチンは現在2つの製品があり、一つが1価ワクチンと呼ばれているロタリックス、もう一つが5価ワクチンと呼ばれているロタテックになります。

ロタリックスの方が2011年11月と先に発売されており、ロタテックは2012年7月に発売されました。

違いはいくつかありますが、ロタリックスは一番流行して重症化しやすい1種類のロタウイルスを使ったワクチンで予防接種の回数は2回となります。

ロタテックは流行して重症化しやすい5種類のロタウイルスを使ったワクチンで、予防接種の回数は3回となります。

ワクチンとしての効果はロタテックが若干優れていると言われております。

ロタウイルスにかかりやすい季節や年齢は?

ロタウイルス感染症になる年齢というのは1歳児が最も多く、年齢が上がるにつれて感染しなくなる傾向にあります。

基本的には2歳児未満が発症しやすいです。

そしてロタウイルスが流行する季節は2~4月と言われております。

もともとはノロウイルスが流行する季節である初冬の11~12月が流行する時期だったのですが、どうもずれてきているようで、今は2~4月になっているようです。

とりあえずの考え方として、ロタウイルス感染症は冬の終わり頃に流行し乳幼児の時期に感染しやすいとしておけばいいでしょう。

乳幼児はいろんな病気にかかりやすいので、子供がかかってしまう確率が高い病気は一通り覚えておくと安心できます。

予防接種はいつからいつまでに受けるべきか?

この予防接種を受ける期間はかなり狭いです。

このワクチンは生後6週から接種を開始できるのですが、ロタリックスは遅くとも生後14週6日(生後3か月半過ぎ)までに1回目を接種する必要があります。

ロタテックも1回目の期限は同じです。

両者とも4週間隔で接種する必要がありますが、ロタリックスは生後24週までに2回目も受け終わる必要があります

ロタテックは生後32週まで3回目を受け終わる形です。

このようにかなり期間が限定的なものとなっておりますので、受けるときは早めに行動する必要があるでしょう。

0歳児はかなりのワクチン接種を行いますので、生後2か月になるとヒブや小児用肺炎球菌といったワクチンを接種することになるので、この時のタイミングでの接種が推奨されております。

ロタウイルス予防接種前の授乳は控えた方が良い?

予防接種の方法には3種類あります。

それは注射器を行って接種するもの、針穴がいくつかあるはんこを用いるスタンプ方式のもの、そして口から飲むタイプの経口接種のものです。

このうちスタンプ方式のものと注射器を使うものなら授乳は関係ないのですが、経口接種タイプのワクチンは授乳を自重した方がいいと言われるでしょう。

なぜなら、経口接種タイプのワクチンの前に授乳をさせてしまうとゲップと一緒にワクチンをはき出す可能性が高いからです。

赤ちゃんはちょっとした刺激でもはき出してしまうことがあり、満腹中枢も発達していないので飲み過ぎてしまうこともしばしばあります。

金額が高いので飲み直しになるのはきついでしょう。

再度飲み直しにならないように経口接種タイプのワクチン接種をするときは授乳を控えて病院に行きましょう。

経口接種以外のワクチンなら予防接種前の授乳はOKで、経口接種タイプは控えるということをしっかりと認識して頂ければと思います。

 

ロタウイルスにつきましては次のページも参考にして下さい。

ロタウイルスに大人が感染したら会社への出勤は!完治までの期間

 

ロタウイルスの予防接種につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

厚生労働省 ロタウイルスワクチンに関するQ&A

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事ではロタウイルスの予防接種についてお伝え致しました。

ロタウイルス予防接種は必須ではなく、資金のことや期間のことなど色々と親の負担になるかと思いますが、可能なら受けた方がいいものとなっております。

ロタウイルスに感染するリスクを考慮して検討してみましょう。

 


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