アルコール依存症の定義や原因と脳への影響!家族の対応は?

アルコール依存症の定義や原因と脳への影響!家族の対応は?



アルコール依存症の離脱など症状や原因と治療・予防法!

アルコール依存症という言葉を知っている人は多いでしょうが、実際にどのような症状があり定義原因、そしてへの悪影響がどれほどのものかなどをはっきりと理解している人は少ないでしょう。

アルコール依存症の患者がいる家族への影響もどのくらいのものかといった点も気になるところかと思います。

そこで、今回はアルコール依存症定義原因などについて、お伝えしたいと思います。


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アルコール依存症の症状


アルコール依存症の症状は精神的な依存と肉体的な依存からくる症状に別れます。

精神的な症状とは非常に強い飲酒欲求が常に発生するようになってコントロールができなくなり、飲み始めると飲む前に決めていた量をオーバーしても止められなくなります

そして手元にお酒を置いておかないと落ち着かないようになってしまうでしょう。

肉体的な依存とはアルコールが常に体内にあることが普通であると脳が判断するようになるので、アルコールが抜けた状態になるといろいろな症状が出るようになるのです。

手の震え・幻覚・幻聴・吐き気・高血圧・下痢・イライラ・鬱など様々な症状を引き起こします。

このようにお酒が抜けている状態で出る症状を離脱症状や禁断症状と言います。

また、アルコール依存症になると体や心にダメージが蓄積されていくので、消化器系のがん発症率が上昇したり、肝炎や脂肪肝といった病気になる確率も上がります。

うつ病やパニック障害になることもありますので、心も体も悪い方向に進んでいくのです。

アルコール依存症の定義


アルコール依存症であるのかどうかの判断はスクリーニングテストの結果によるでしょう。

アルコール依存症は日本だけではなく世界中で問題になっているのでWHO(世界保健機関)がチェックシートを作成しており、そちらを利用することが多いのです。

そのチェックシートには「アルコール飲料を飲む頻度はどの程度ですか」といった質問に「A.飲まない B.1ヶ月に1回程度 C.1ヶ月に2~4回程度 D.週2~3回程度 E.週4回以上」のような選択肢が与えられて選択して行くという方式です。

これらの質問に答えて出た点数でアルコール依存症の度合いを確認することになります。

また、アルコール依存症の場合はアルコールを摂取したいという強い欲望がある、アルコールの使用量を抑制できていない、お酒を飲まないとイライラするとか手先が震えるといった離脱症状があるといった診断基準もありますので、そちらで確認することもあります。

つまり、出ている具体的な症状によってアルコール依存症であると定義づけられるということです。

アルコール依存症の原因


アルコール依存症の原因はお酒を大量に飲む生活が続いてしまうことです。

逆に言ってしまえばお酒を全く飲まない人は発症することはありません。

問題はこのアルコールを大量に飲む生活になってしまう要因はいったいなんなのかということです。

この要因は非常に多岐にわたるため、特定するのは困難でしょう。

慢性的に気持ちが落ち込んでいるとか、日常のストレスが強すぎるとか、親がおいしそうに飲むのを間近で見て育ち、幼い頃から飲み続けているとか、遺伝的脆弱性があってアルコール依存症になりやすい体質だったとか、生活環境があまりにも良くないとか色々と考えられることはあります。

ただし、よく言われることはアルコールの摂取開始年齢が10代と非常に低い人はそれだけアルコール依存症になる確率が高くなるとのことなので、法律に反して幼い頃から飲酒習慣をつけてしまっている人は要注意でしょう。

アルコール依存症の治療は入院する?


アルコール依存症は薬を使って離脱症状があえて出やすくすることでお酒を飲みにくくするといった薬物療法もありますが、離脱症状がひどい方や精神的な依存がひどすぎる人は病院といった監視状態にある環境ではないと治すことがほとんどできないので基本的な治療方法は入院しながら行うことになるでしょう。


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アルコール依存症は離脱症状がかなりキツイものがあり、体調が落ち着くまで1ヶ月程度かかることも一般的なので通いながら治すことはほとんどできないのです。

アルコール依存症の治療法


アルコール依存症の治療は基本的に入院治療です。

アルコール依存症の程度が軽く心身の状態が比較的安定しており家族もアルコール依存症に対する知識が深く禁酒のサポートがしっかりできると判断された場合は薬物療法が行われるケースもありますが、基本は入院となります。

具体的な治療手順は病気であるという認識をさせて治療へ意欲的に取り組むように促し、3週間程度断酒を行いながら離脱症状に対応しつつ、ある程度心身が健康状態に戻ったら退院後もお酒に頼ることなく日常の生活が送れるように約7週間ほどリハビリを行い、退院後は専門施設への定期通院や自助グループへ参加を促し断酒を継続させる状況を整えます。

この退院後の定期通院は一生涯続きますので、アルコール依存症の治療は続くと考えた方が良いでしょう。

アルコール依存症者への家族の対応は?


アルコール依存症は本人も辛いものがありますが、家族に高確率で迷惑をかけるようになりますので家庭が崩壊することもよくあるのです。

この崩壊を防ぐためにはアルコール依存症への対策を医師に教わるしかありません。

基本的な考え方は本人への干渉はできる限り控えるようにして、攻撃することを減らし、監視ではなく観察してコントロールするように意識して、失敗の尻ぬぐいをするのをやめるといったものとなります。

アルコール依存症は本人も辛いのですが、家庭が機能不全になってしまうのも日常茶飯事なので諦めるよりも早く医師に相談するようにした方が良いでしょう。

アルコールの脳への影響


アルコール依存症になると脳が萎縮します。

アルコールを飲むと判断能力が低下して物事を普通に考えられなくなるという経験をした人も多いですが、それは脳が萎縮している状態になっているが故に起こる弊害です。

常にアルコールを飲んでいる人は常に脳が萎縮している状態になってしまうので最終的には飲む前と比べると10~20%は小さくなってしまうと言われているのです。

今まで都市伝説のように、「お酒を飲み過ぎると馬鹿になる」と言われていたことは、実は本当のお話だったということになります。

アルコール依存症の予防法


アルコール依存症の予防方法はシンプルです。

お酒を飲むことがどれだけ危険なことなのかを理解させ、お酒を飲まない状態にしてしまうことにあります。

実際にアルコール依存症はアルコールが入っている飲料を飲まないようにすれば発症しないので、予防するためには飲む必要の無い状況を作ってしまうことが理想となります。

そのためには、アルコール依存症になると家庭崩壊することがあるとか、どのような症状が発生するのかといったものをしっかりと理解させる必要があります。

日本では節度ある適度な飲酒は1日純アルコール20g以内と言われていますので、それを守りましょう。

この量は日本酒では1合、ビールならば500ml一本の量となります。

アルコール依存症の定義や原因と脳への影響!家族の対応は?のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はアルコール依存症について色々とお伝えして参りました。

アルコール依存症と定義づけられるかどうかは、チェックシートのようなものを用いて簡単に診断することができます。

それらのチェックシートはネット上でいくらでもありますので、その気になったら誰でも好きなタイミングで調べられるのです。

それを利用して、アルコール依存症かどうかを判断し少しでも危険を感じるのなら意識してお酒の量を減らすようにしましょう。


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