c型肝炎の症状や潜伏期間と治療法やワクチン【完治する?】

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c型肝炎の症状や潜伏期間と治療法やワクチン【完治する?】

C型肝炎とは?感染者数や感染経路・検査・治療法について

c型肝炎は感染者が非常に多く無視できない病気となっています。

しかし、具体的な症状潜伏期間治療方法予防のためのワクチンの存在、現代医療で完治するのかどうかなど、この病気に関する情報をしっかりと把握できていない人も多いでしょう。

本記事ではこのc型肝炎に関する情報をお伝えしたいと思います。


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C型肝炎とは?感染者数は?

c型肝炎とは肝炎ウイルスのc型タイプに感染したことで発症する肝臓の病気です。

肝炎になってしまうと、肝臓の細胞が壊れていくようになり肝機能が低下していきます。

しかし、人間にとっての肝臓というのは実は必要な能力の3~4倍程度の能力を有しており、多少の損害を受けても問題なく機能してしまうのです。

そのため、肝炎等の病気になって多少機能が損なわれた段階では問題なく日常生活を過ごせ、重症にまでならないと気がつかない臓器でもあります。

つまりc型肝炎は肝炎を引き起こすウイルスの一種に感染した病気であり、発見が遅れやすい病気でもあると言うことです。

しかも、このc型肝炎は発症が遅いという特徴から、気がつかないうちに感染させ、感染者が拡大したという過去があります。

そのため、現在の日本でも感染者が150万~200万人はいると言われているのです。

もちろん、自分自身が感染していないと思っている人も数に含まれているので、人口の1%以上もの感染者がいるとは、思われていないのが実状です。

症状について

c型肝炎ウイルスが非常にやっかいなのは、もともと肝機能にダメージが入る病気は基本的に発症が遅く気がつきにくいのに、その中でも特に気がつきにくいウイルスなのです。

非常に稀ですがc型急性肝炎になった場合は黄疸や褐色尿といった症状が出ることがあります。

基本的にはc型肝炎は他のウイルス性肝炎に比べ症状が軽く、慢性よりも症状が重いとされている急性肝炎でも2~3割程度しか自覚症状が出ないと言われております。

その時の出る症状は食欲不振や吐き気、悪心、関節痛、発熱といった風邪のような症状になります。

稀に黄疸や灰白色便も出るとのことなので、黄疸や灰白色便が出ればただの風邪ではないことは気がつけるでしょう。

このように症状が出にくいのが特徴となっているc型肝炎ですので、自覚症状がなく感染していることが分からないまま過ごしている人がとっても多いと考えられています。

潜伏期間について

このc型肝炎ウイルスの潜伏期間は2週間から6か月間と言われており、かなり間隔に開きがあります。

しかも、このc型肝炎は約15~45%の感染者は放置でも6ヶ月以内に自然と治ってしまうという情報もありますので、発症することなく治ってしまう人も多いようです。

一説には8割程度の人たちが症状が全く出ないとのことなので、この2週間から6か月間というのは症状が出る場合の期間として考えて頂ければと思います。

検査方法について

基本的に症状が出にくいこの病気は問診で気がつくことは稀です。

本人も無自覚であることが非常に多いので、それ以外の部分で気がつける方法が必要です。

その方法が血液検査で、C型肝炎ウイルスの抗体がどの程度いるのか、また肝臓の細胞が壊れた時などに血液中に放出されるようになってしまう肝機能にある酵素がどの程度いるのかで判断します。

どちらにしろ血液検査を行わないと分からないので、健康診断のような定期的に血液検査を行う場所でチェックしてもらうのが一番でしょう。


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実際に会社ではb型肝炎ウイルスやc型肝炎ウイルスに感染していないのかを健康診断の時にチェックするようにしているところもありますので、会社次第ではこれらの肝炎におびえることなく過ごせることでしょう。

定期検診がないという方でも一部の自治体では検査手数料などが無料になっていたりするので、自治体が管理している検査機関で調査してもらいましょう。

治療方法について

C型肝炎ウイルスは感染拡大した当時はインターフェロン治療が主体でしたが、この治療法では完治しないケースの方が多く、インターフェロンを使わないインターフェロンフリー治療を主体として研究され続けました。

そして2017年になって開発された新薬は95%又はそれ以上の有効率を誇る薬として用意されるようになりました。

基本は薬を飲むか注射器で投与する薬物療法となります。

予防方法について【ワクチンは?】

インフルエンザなどのウイルス性の病気はワクチン接種によって予防することが基本となっておりますが、c型肝炎ウイルスに対するワクチンは存在しないので、針の使い回しなどによる影響を受けないよう自主的に意識するしかありません

もちろん、注射器の使い回しなどは病院側でも細心の注意を払っていますが、そこに関しては自分で予防仕切るのは難しいところはあります。

ウイルスと聞くととっさにワクチンが浮かびますが、対抗策のないウイルスも存在するということです。

完治する?

完治することは稀であると言われてきた肝炎ウイルスですが、c型肝炎ウイルスは先ほど95%又はそれ以上の有効率を誇る薬が用意されていると記載致しましたように特効薬ともいえる新薬開発に成功したとのことなので、高確率で完治する病気と言えるでしょう。

治療期間は通常12週とかなり短く、この薬を用いた治療法が主体となっているようです。

c型肝炎ウイルスの感染経路

C型肝炎ウイルスが爆発的に広まったのは、b型肝炎ウイルスと同じく肝炎ウイルスが含まれている血液の輸血や、肝炎ウイルスに感染している人と注射器を共用してしまうこと、そして血液が付着した注射針を再度使ってしまうことです。

これらの肝炎ウイルスへの対策は1990年以前には特に講じられていなかったので、ここまで広まる状態になってしまったのです。

しかし、b型肝炎ウイルスと違ってそこまで感染力が高くなく、唾液で感染することはほとんどないとされ、キスをした程度ではうつらないと言われております。

もちろん、握手や食器やコップの共用でもうつらないと考えられているようです。

性交渉の場合はb型肝炎ウイルスの場合は高確率でうつりますが、c型肝炎ウイルスの場合は低確率でうつるとのことでした。

ゼロ%ではありませんので、注意しましょう。

また、現代でも入れ墨やピアスを行う時に使う針をしっかりと消毒しないことで感染が拡大しているというお話を聞いたことがありますので、過去の病気と思って針のケアを怠るのは非常に危険であると認識しましょう。

 

c型肝炎につきまして、次のサイトも参考にして下さい。

肝炎情報センター:c型肝炎 http://www.kanen.ncgm.go.jp/cont/010/c_gata.html

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事ではc型肝炎についてお伝えいたしました。

c型肝炎ウイルスへの対抗策は新薬の登場によってかなり進歩したと言えるでしょう。

ただし、この薬はc型肝炎ウイルスに対する特効薬であり、b型肝炎ウイルスの特効薬ではありません。

c型肝炎以上に感染しやすいb型肝炎にはまだ特効薬といえる薬が存在しておりませんので、そちらのケアもおろそかにしない方が良いでしょう。

発症者の割合はc型肝炎ウイルスの方が多いですが、油断は禁物です。


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