閉所恐怖症の症状や原因と治し方【パニック障害との違いは?】

閉所恐怖症の症状や原因と治し方【パニック障害との違いは?】



閉所恐怖症は薬で治る?症状や原因・克服方法について

閉所恐怖症は意外にも日本人の多くの方々が悩まされている病気であり芸能人でも閉所恐怖症であるということを告白している人が多いのです。

では具体的にその症状とはどのようなものなのでしょうか?

そして何が原因で起こり、どのような治し方をするのでしょうか?

を使うのが最良なのでしょうか?

今回は、そんな閉所恐怖症について記載していきます。


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閉所恐怖症の症状


閉所恐怖症は身動きがとれないような狭い空間にいると、異常なまでの恐怖感や不安に襲われてしまうなかなか特殊な心の病です。

とにかく不安に押しつぶされそうになるので、苦しさをずっと感じるのですが、我慢しきれなくなるとパニック発作を起こします。

この身動きできない狭い空間は電車・バス・飛行機・車・MRI検査・カプセルホテル・映画館・エレベーターなどが該当し、日常生活で非常に大きな障害となってしまいます。

また、全身を強く圧迫するような感覚も駄目で、ウェットスーツのような圧迫感があるものや窮屈な服装も厳しいようです。

フルフェイスのヘルメットのような閉塞感があるものも苦手となります。

これらの狭いと感じるような状況に陥ると、極度の恐怖から動悸が激しくなってしまったり、自律神経が著しく乱れることで過呼吸を引き起こすようになったりします。

過呼吸になって過換気状態になると二酸化炭素がたくさん入ってくるようになるので、けいれんやしびれといった症状が出るようになって意識困難にまで陥ることがあります。

他には自律神経が大きく乱れるので、交感神経が異常に刺激されて暑いわけでもないのにたくさん汗が出てしまったり、汗によって体温が奪われてしまうことで体が冷えて震えることもあります。

空間認識力も突如として乱れますので、地に足がついていない感覚に陥りフラフラとしてしまう人もいるでしょう。

このようにいろんな症状をもたらす閉所恐怖症は人口の1割弱ほど存在していると言われており、芸能人ならば北斗晶さん・GACKTさん・勝俣州和さん・NON STYLE石田さん・瑛太さんが閉所恐怖症で有名です。

閉所恐怖症とパニック障害との違い


閉所恐怖症とパニック障害はメンタル的な不安感から発生し、症状も似ています。

しかしその恐怖の対象が異なりますので、明確な違いがあります。

閉所恐怖症というのは狭いと感じるような空間や状況そのものに恐怖することで発症するのですが、パニック障害はその閉所恐怖症などで引き起こされる発作などを恐れる結果発生する障害です。

このように恐怖の対象が異なりますが、狭い場所でパニック発作が発生してしまった結果、狭い場所に恐怖心を抱いてしまって閉所恐怖症になるというパターンもありますので、両者はかなり密接な関係にあります。

閉所恐怖症になる原因


メンタル的な部分が非常に大きいのがこの閉所恐怖症なので、メンタル的に不安になる状況に追い込まれてしまったという過去があると発症しやすいようです。

たとえば、エレベーターのような場所に長時間閉じ込められてしまって、飲まず食わずで大変な思いをしてしまったというトラウマが残ってしまうような体験が原因となったりします。


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これらのトラウマになるような原因というのは感情豊かな幼少期に受けたときほど大きな爪痕となりますので、子供のうちに閉鎖空間で苦しい重いにあったという状況を作ってしまうことで閉所恐怖症になる確率も上がるのです。

もちろん、大人になってからも地震などで閉所に押し込まれて恐怖感を味わうような思いをしてしまったといったトラウマ体験があることで閉所恐怖症になってしまうケースもあります。

ちなみに、このようなメンタル的なトラウマがあるとセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質のバランスが崩れるという医学的なデータもありますし、恐怖を感じる脳の扁桃体という部分がものすごく活発に動いてしまうことでパニック発作に繋がってしまうというデータもあるのです。

閉所恐怖症の治し方【薬で治る?】


閉所恐怖症を克服する方法は、心理的トラウマを乗り越えるしかないので、脳に対する強烈な刷り込みを薄れさせるための努力をする必要があります。

そこで一般的な治療として推奨されているのが、実際に体験させて体に慣らせていく暴露療法です。

かなり危険な方法ではありますが、克服するためには己の気持ちと体と脳で「怖い場所ではない」とはっきり認識できるようにしなければいけません。

ただし、一人でやると失敗することもありますので、必ず専門医の指導のもとで行いましょう

このようなメンタル的な治療は薬を使ってどうにかなるものではないので、薬物療法は基本的に行いません。

ただし、一時的な不安を取り除くために抗不安薬などを用いることはあるようです。

また、薬を持っていると安心できるという人も世の中には多いので、安心材料の一つとして抗不安薬を用意しておくという方法もあるようです。

もちろん、これらの対応についても医師と相談のもとに行います。

オープンMRIとは?


閉所恐怖症の人は狭い空間や狭いと感じる状況から離れることで心理的な圧迫状態にならなくて済むのですが、これが回避できない状況というのが得てして発生します。

その一つがMRI検査です。

しかし、現代医療では閉所恐怖症の方々でも安心して検査を受けられるようにオープン型のMRIが登場しており、広く開放した環境で検査が受けられるようになりました。

いわゆる、一般的なトンネル形のMRIではなく横側が大きく空いているのです。

開口部が広いので手術中の撮影にも使えるという利点もありますし、子供の検査に保護者も簡単に付き添えるという利点もあります。

もちろん、すべての病院に備わっているというわけではないので、MRI検査を受ける予定があるという方は事前に確認した方がいいでしょう。

かなりコンパクトなMRI検査機で性能もトンネル形のMRIとほとんど変わらないと言われていますが、MRI装置の値段は7500万円という情報もあり簡単に入れ替えられるものではないようです。

閉所恐怖症の症状や原因と治し方【パニック障害との違いは?】のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は閉所恐怖症に関連することついてお伝えいたしました。

閉所恐怖症は克服することが出来ますが、それはトラウマを克服するというものでなかなか難儀してしまうのが実状です。

トラウマを簡単に克服できるわけないので、現時点では容易に治せるものではないとされていますが、将来的にはもっと簡易的に治せるものになるのでしょうか。

医学が進化して薬や医学用品も進化しているのですが、このような閉所恐怖症といったメンタルの部分に関する治療法というのはなかなか進化していないように感じてしまうので、将来的にも大きな進化があるとは考えづらいのが悩みの種です。

いつかは機械に入るだけで、うつ病も閉所恐怖症もパニック障害も高所恐怖症も簡単に治せるような未来がくることを望みたいと思います。


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