肋間神経痛はどのくらいで治る?薬【ロキソニン】が効果的?
肋間神経痛への対策と治る期間について
肋間神経痛は突如として痛みが発生する非常に厄介な症状です。
その為、発症した場合、どのくらいで治るのか、どのような薬がいいのか、ロキソニンは効果があるのかなど気になるかと思います。
本記事では肋間神経痛がどのくらいで治るのかや、どのような薬や治療法が効果的なのかをお伝えしていきたいと思います。
肋間神経痛はどのくらいで治る?
症状が軽い人ならそんなにしんどくはありませんが、症状が重く痛みがひどい場合は一刻でも早く治したいものとなるでしょう。
しかしこの症状の原因がストレスである場合はどれくらいの期間かは個人差が生じてしまいます。
基本的にストレスが無くなれば痛みも治まるものではありますのでストレス解消方法を早めに身に付ける必要があります。
また、帯状疱疹のような病気が原因の場合は、ピークは発疹が出てから2週間となるため2週間我慢すれば治ることが多いです。
それ以外にも骨折などの外傷の場合でも骨折が完治すれば治りますので治療期間は骨折が治る期間になるかと思います。
兎に角、痛みを感じる期間を短くしたいなら、痛みの原因を突き止めて正しい治療を行う必要があります。
ストレス性のものであれば鎮痛剤などの対処療法の他に整体やカイロ、鍼灸治療を利用して緊張をほぐすことを試みるのも1つの方法です。
その他の肋間神経痛に関する内容につきまして、次のページも参考にしてください。
肋間神経痛の原因はストレスや咳?10代・20代でもなる?
肋間神経痛の症状【背中・胸・肋骨の痛み】息苦しいことも?
薬【ロキソニン】が効果的?
肋間神経痛の治療方法は原発性(その部位で最初に発症すること)か続発性(発症した病気に関連して発生する病気や症状)かで異なってきますが、原発性であった場合はロキソニンやボルタレンのような鎮痛剤を用いての対症療法になります。
そしてこれらの鎮痛剤と痛み止めや湿布を併用しての治療となり痛みが無くなったら薬から卒業できるでしょう。
もしこれらの薬の効果が出ない場合は胸椎に麻酔薬を注射する神経ブロックを行うことになるでしょう。
この方法は痛みをとるには非常に効果があるものなので、もしこれすらも効かない場合には肋間神経痛ではなく他の病気を疑うことになるかと思います。
他の方法としてはハリ治療や低周波治療、漢方薬を飲むことで体質改善といったものがあります。
病院は何科を受診?
肋間神経痛になった人が訪ねるべき病院は人によって症状もバラバラで痛む箇所もバラバラであるため、場合によってはどの病院に行ったらいいのか悩むこともあるでしょう。
悩む人が多い肋間神経痛は整形外科が正解になります。
病院の規模も大きな病院の方がいいでしょう。
最低でも内科と整形外科がある病院にしてください。
まず問診で症状の確認がとられることになりますが、ある程度知識のある看護師が担当してくれれば痛みによる症状が内科担当ではなく整形外科担当だと理解してくれます。
ここで仮に誤認されたとしても、整形外科と内科が病院に備わっていれば他の科の診察を受けることができるため病院に行く回数を減らすことができるでしょう。
肋間神経痛の場所と症状
肋間神経痛で痛む場所で多いのは胸・肋骨付近の痛みになります。
次に多いのが背中の痛みで脇腹に痛みを覚える人もいるようです。
基本的に胸や肋骨付近に痛みを感じる人は左側に出ることが多いようですが、まれに両側が痛むこともあるようです。
特に多いのが肋骨と肋骨の間や胸とみぞおちの間、首と胸の間あたりで胸部の肋骨周辺に痛みが生じる人が多いのです。
そして肋骨が背骨からきているため胸の痛みが脇腹から背中の方へと広がっていくことがあります。
また痛みの程度も強い者から弱いものまであるため、一概に特定することができません。
歩けないほどの激痛を訴える人もいれば、チクチクとした痛みで済んでしまう人もいます。
このように痛みを感じる箇所も強さもバラバラであるのが肋間神経痛の特徴で非常に厄介なものとなっています。
肋間神経痛と乳がんの症状の違いは?
肋間神経痛は胸に痛みが生じるものであるため、乳がんと勘違いされることが多いです。
そのためここでは肋間神経痛と乳がんの症状における違いを説明します。
まず乳がんの痛みは肋間神経痛とは違っていつの間にか痛みが出てきます。
そしてその痛みも続くものが多いのが特徴です。
逆に肋間神経痛は痛みの出るタイミングは特定の姿勢や動作をとった時に発生します。
これが大きな違いでしょう。
さらには肋間神経痛は見た目の変化が無いのに対して、乳がんでは乳房の一部に膨らみが生じたり乳房にへこみができるため見た目による差異が生じます。
ガンが初期段階であった場合、腫瘍が小さいものであるため見た目の変化が分かりづらいこともありますが、基本的に痛みがどのように出るのかと見た目に変化があるのかで見分けることになるでしょう。
それ以外にも肋間神経痛の治療が全く効かない場合はがんの可能性が高いと言えます。
何れにしましても、自分で正確にに極めるのはリスクがあるので、病院で診てもらうのが最良です。
原因について
肋間神経痛の原因は詳しいことははっきりと判明していませんが、ストレスが関わっているとされています。
具体的にはストレスや精神的な緊張によって背骨からあばら骨まで出ている神経が圧迫されるようになって痛みの原因になるとされています。
ストレスが大きいと体に緊張を引き起こすようになり、どうしても筋肉がこわばってしまいます。
このこわばりが筋肉の緊張状態を生んでしまいこの症状を引き起こしているということです。
より具体的にどの筋肉が原因かというと、脊柱起立筋や僧帽筋、菱形筋が緊張状態になるため肋間神経痛を引き起こすようになるとのことです。
ですので、ストレス解消法や気の持ちようを変えただけでも症状が出なくなった例も実在しております。
肋間神経痛には湿布が有効?
肋間神経痛の対処法はいくつかありますが、その対処法の一つとして湿布が紹介されることがあります。
ただし、この肋間神経痛の痛みの出方は人によって異なり、効果があまりないこともあります。
具体的に効果があると言われている痛みは、慢性的に痛みが続くというケースです。
このケースの人は痛みが緩和されていきやすいでしょう。
効果が期待できないのは急性的な痛みが発生してしまうケースです。
瞬間的に痛みが出るという人は湿布の効果もかなり薄れます。
ただし、素人が湿布を個人判断で勝手に貼ってしまった場合は、悪化するケースもあるという記述がありますので、病院で診てもらって貼り方も指導して貰った方がいいでしょう。
痛みを軽減するために処方される湿布にも種類がありますので医師の指導に従ったものを使ってください。
温湿布がいいのか冷湿布がいいのかという議論も肋間神経痛では別れていますので、素人判断はしない方がいいです。
ちなみに、冷湿布が有効という人たちは炎症や痛みがある場合は鎮痛や消炎作用がある冷湿布の方が良いという意見で、温湿布がいいという意見は肋間神経痛は神経が締め付けられているのが原因なのでその原因に高確率でなっている肋骨周囲の筋肉を柔らかくする方が効果があるというものです。
どちらも正論に聞こえるので判断は難しいでしょう。
ツボなど肋間神経痛への対策は?
痛みを緩和する方法としてツボ押しという方法もありますが、誤って押すと肋骨や胸骨を傷める危険性が高いためあまりおすすめしません。
そのためストレッチとして肩甲骨を適度に動かしたり適度な運動をすることをおすすめします。
軽度な肋間神経痛であるなら運動によって痛みが軽減することがよくあるからです
それ以外にも神経痛に効果があるビタミンBのB1・B2・B6・B12が含まれた食べ物を摂取する方法が有効的です。
具体的には川魚・まぐろ・かつお類・豚肉・ピーマン・魚介類・レバーなどになります。
また、体が冷えてしまうと筋肉が緊張しやすくなるので、インナーを一枚追加するなどして体を冷やさないようにしましょう。
肋間神経痛の治療期間等につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
今回は肋間神経痛への対策や治療方法、並びに治療期間についてお伝えしてまいりました。
お伝えしたとおりストレスが原因であった場合、ストレスが解消されたり考え方が変わるだけで直ちに治ることもあれば長引くこともあるので期間が定められませんが、それ以外の骨折などの原因がはっきりしたケースは骨折が治れば症状は改善するということでした。
ストレスはいろいろな病気を引き起こしますが、突然激痛がでるようなこのような病気の原因にもなっていると驚いた人も多いのではないでしょうか?
ストレスは溜めない方がいいという言葉を深く理解させられる病気であると言えるでしょう。
今回のこの記事が肋間神経痛に対する参考になれば幸いに思います。
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