手や顔・頭あるいは全身の汗かきの症状は多汗症かも!治療法は?

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手や顔・頭あるいは全身の汗かきの症状は多汗症かも!治療法は?

多汗症の症状や原因と薬や手術など治療法【病院の何科を受診?】

なにげに辛い症状である多汗症は汗の出るタイミングによっては非常に厄介なものとなります。

といった特定の部位で汗が大量に出る人もいれば、全身汗が出て辛いという人もいるでしょう。

このような症状に対して治療方法はあるのでしょうか?

でどうにかなるのなのでしょうか?

本記事では多汗症に関する情報をお伝えしたいと思います。


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多汗症の症状【手や顔・頭あるいは全身に汗をかく?】

多汗症とは手のひらや足の裏や顔や頭や脇の下などの特定の部位、あるいは全身から汗が大量に出てくる症状です。

汗が出やすい部位というのはその人の育った環境など、人それぞれ違うので断定することは出来ませんが、非常に強い症状になるとひっきりなしに汗が出るようになります。

例えば手からたくさんの汗が出る場合は電子機器の操作がおぼつかなくなったり、最悪の場合スマートフォンや電卓や時計といった触れることが多いものが壊れたりします。

この多汗症は重症患者と言われている人の数が日本で80万人以上いると言われており、日常生活にも影響を及ぼしかけない病気の一種としてきちんと認識され、治療法なども用意されるようになりました。

さすがに日常生活で大きく支障が出るものを放置することは出来ません。

また、考え方として軽度の場合は手のひらの場合は汗ばみが見えない程度、中度だと汗ばみがはっきりと見えるレベル、そして重度になると手のひらに汗の水滴ができるようになり、したたり落ちてしまいかなり支障が出る状態になります。

多汗症の基本的な治療法は薬?

多汗症の治療方法はいくつかありますので、順を追って紹介します。

使われることが多いのは塗り薬を使うケースです。

たとえば、皮膚の細胞と合体することで汗を抑えることが出来る塩化アルミニウムの塗り薬を使ったり、毛穴を引き締めて汗が出にくくするような制汗剤を使ったり、交感神経から汗を出す命令をカットさせる飲み薬の抗コリン剤を用いるなど薬の種類は豊富なようです。

もちろん、汗の臭い対策にもなるサプリや体質そのものを改善する漢方などやり方は色々とあるようで、病院によって対処法は異なるでしょう。

これが100%正解といえるものは無さそうなので、こればかりは自分が行った病院の先生の方針に従うしかないでしょう。

珍しいものでは水道水イオントレフォーシス治療のような電気を水に流して水素イオンを使って汗腺を小さくするという方法もあります。

これは足の裏や手のひらの多汗症に非常に効果的な方法なので、好評のようです。

しかも、このマシーンは自宅用で購入することも可能なので継続治療のために家に一台おいている人もいます。

多汗症は病院の何科を受診する?

多汗症は内科は対象にならないようなので、皮膚科や多汗症外来で診てもらうのが良いでしょう。

ある低度はセルフチェックをして自分が多汗症なのかどうかを調べてから行くと、症状をよく把握している状態になりますので、医師に伝えやすくなるのでおすすめです。

多汗症に効く漢方がある?

多汗症の治療には体質改善や精神状態改善が重要なので、それらにプラスとなる作用がある漢方を使うと改善するという考え方があります。

具体的には柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)のような神経痛や不眠症改善作用がある漢方が推奨されたり、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)のようなメンタルを落ち着かせて身体のほてりを取り除く作用がある漢方が推奨されることもあります。


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とにかく、多汗症はメンタル的な部分も関係していますし、複雑な要因が絡み合って発生していることもありますので、どれが100%効果があると断言できる症状ではないのです。

漢方もその人の症状に合わせて最適と思われるものが処方されることになるでしょう。

多汗症で手術をするケースもある?

これらの方法で治らないという方は、手術という選択肢もあります。

多汗症の一般的な手術は全身麻酔を行って交感神経系を切断する内視鏡手術です。

これは「ETS手術」や「胸腔鏡下交感神経節遮断術」と言われていて、多汗症を治すための新しい治療法として注目されています。

交感神経を切断するので再発率が非常に低いということで、これからもっと注目されると思われます。

ただ、手術した部分以外から汗が出るようになる副作用が発生する恐れがあり、逆にこの副作用がひどくなって悪化するというケースもあるようです。

それ以外にも超音波で汗腺を破壊して汗を出にくくするという手術もあります。

これは術後の痛みは小さく手術痕も小さいので良い方法なのですが、保険対象外で高額というデメリットがあるのでまだまだ浸透していないようです。

多汗症による日常での弊害

多汗症は症状が軽いうちはハンカチやタオルでぬぐえば対処できるのですが、あまりにも症状が重くなるとかなり支障が出るようになります。

具体例を記載すると脇汗がひどすぎて目立つ・テスト用紙が濡れてかけなくなる・ノートや書類が汗でまみれて使い物にならなくなる・服が汗だらけで臭いがキツイ・周りの人から嫌な目で見られたりする・握手が怖い・汗をかいてはいけないというプレッシャーが強くなり余計に汗が出るようになる・水虫になる確率が高まる・顔汗により化粧が簡単に崩れる・人から何か言われたりするなどが当てはまるでしょう。

もちろん、ここにあるのは一例ですが、学生のうちに多汗症になってしまうと、それが原因でいやがらせをされたりするので学生生活が辛いものになる恐れがあります。

そして多汗症になるとこの汗かき体質を気にして集中力が低下して消極的になってしまい、対人恐怖症やうつ病といったメンタルの病気になる可能性も上がったりします。

原因について

多汗症の原因は不明なものもありますし、多汗症になってしまう病気にかかっているということが考えられます。

前者の場合は「続発性多汗症」という病気に分類されるので治療が可能となるのですが、後者の場合は原因不明の「原発性多汗症」なので治療が非常に困難になるようです。

原因不明なのでどう対処すべきか分からないのです。

原因不明の人は交感神経の反応が非常に強く過敏になっていることが原因と推測されていますが、この過敏になってしまう要因が遺伝性なのか精神的なストレスなのか肉体的なストレスなのか、環境なのか、など分からないので色々と試すしかありません。

多汗症は昔から注目されている病気であり研究が進んではいるのですが、海外では多汗症患者で60~65%の人が身内に多汗症の人がいたという報告がありますので、遺伝性は強いと言われているようです。

日本でも遺伝性については可能性が高いという意見が多数あります。

 

多汗症につきましては次のサイトも参考にしてみて下さい。

https://201navi.jp/3386.html

https://www.tbsradio.jp/169149

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事では多汗症に関する色々な情報をお伝えいたしました。

多汗症は軽いものならばちょっと気になるというレベルで終わりますが、これが重い症状になると本当に生活に支障が出るレベルになってしまいます。

これは辛いものになるかと思いますので、異常に汗が出るという人は一度本格的に皮膚科で見てもらった方がいいでしょう。


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