動脈硬化の原因!ストレス・糖尿病・加齢・アルコール?
ストレスや糖尿病など動脈硬化の原因
動脈硬化に気を付けて皆さん日々生活してますか?
動脈硬化が気になっていても「イエス!」とすぐ答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか?
動脈硬化の原因はストレス?それとも他の糖尿病などの病気?
本記事では動脈硬化の原因についてお伝えしたいと思います。
動脈硬化の原因はストレス?
くも膜下出血、心筋梗塞、脳梗塞、心不全、狭心症、どれもこれも恐ろしい病気であることは多くの方がお分かりになられているかと思います。
そしてこれらの病気の原因は動脈硬化症にあるのです。
そして、この動脈硬化になるのには様々な要因があると言われております。
そしてその要因の一つがストレスなのです。
一見何の関係もなさそうな両者なのですが、密接な関係があります。
例えばですがテストや受験が近くなることによって緊張から脈が乱れるといった経験をしたことが皆さんおありだと思います。
これの原因はストレスから来ており、ちゃんとした理由も存在します。
ストレスによってダメージを受けやすい自律神経への悪影響が血液や血圧にも及ぶからです。
自律神経は血液や血圧をコントロールしているため、これが乱れると血管にも影響が出るという流れになっています。
糖尿病は動脈硬化の原因に?
動脈硬化の原因の一つに糖尿病があります。
まず動脈硬化とは動脈の壁が硬くなることとコレステロールなどが固着することで血液の流れが正常に行えなくなる状態を言います。
糖尿病はインスリンの分泌と産生が行われなくなる1型と、インスリンの不足とインスリンの能力が低下する2型の二種類があります。
この糖尿病が発症すると高血糖状態になりブドウ糖が活性酵素になってしまいます。
この活性酵素は白血球をコレステロールの塊にし動脈内に固着するマクロファージに変化させてしまい血液の流れを悪化させてしまうのです。
つまり、糖尿病患者は動脈硬化を引き起こしやすくなるということです。
加齢も要因?
動脈硬化には様々な原因がありますが、生きているものすべてが避けて通ることができない加齢もその一つなのです。
中高年の方が動脈硬化を引き起こしやすいのはここからくるためです。
これは加齢によって動脈が厚く、そして硬くなることが原因です。
前述したとおり動脈硬化は血管の硬化によって引き起こされるため加齢による動脈硬化の進行は避けることができません。
だからこそ年齢を重ねるにつれて健康に気を付ける必要があるのです
アルコールも要因?
アルコールは動脈硬化の原因にもなりますが薬にもなります。
通常の薬と同じく適量なら良い効果を、飲みすぎでは悪い効果をもたらします。
もう少し詳しく記載するとアルコールによってHDLコレステロールという善玉コレステロールが増加します。
これが適量であれば血圧を上げることなくこの効果を得ることができますが、飲みすぎることがあれば血圧の上昇につながり生活習慣病を引き起こし動脈硬化の原因となるのです。
お酒にもいろいろな種類がありますがその中でも一番動脈硬化を防ぐといわれているのが日本酒です。
それは健康維持にとって必要であるアミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているためです。
食べ物も原因に?
動脈硬化を改善させる方法が食生活の改善でもあるなら、原因もまた食生活にあります。
原因は多々ありますが塩分の摂りすぎ、噛む回数が少なく食べるのがはやい、暴飲暴食、3食きちんと食べない、油の摂りすぎ等があげられます。
塩分を多く含む食べ物、例えばハム・ベーコン・漬物・梅干し等は摂取しすぎに注意です。
油が大量に含んでいるものとしては菓子パンが挙げられ、これは塩分も含まれているため動脈硬化という点ではおすすめできない食べ物となってしまいます。
昔からコンビニの弁当は体に悪いと言われているのは油が多く含まれているためです。
高血圧は原因になる?
動脈硬化の原因はいくつもありますが、その中には高血圧も含まれております。
高血圧になると血液による血管への圧力が高まることに耐えようと血管壁が厚くなります。
そうなると血管内が狭くなり動脈硬化になってしまう確率が高まります。
動脈硬化が進むと更に高血圧が進むという悪循環に陥ってしまいます。
これらはすべて生活習慣病の一種であり、連鎖して発症することも多いので、生活習慣病予防がどれだけ大事なのかもよくわかってくることでしょう。
動脈硬化は血栓の原因になる?
血栓とは血の塊です。
聞いたことがない人もいるとは思いますが、転んで怪我をして血が出てた時に、しばらくすると血の塊であるかさぶたができます。
それと同じ現象が血管の中でも起こります。
普通の状態ではこれは問題にならないのですが、なんらかの理由によりこのかさぶたがはがれなくなります。
これが血栓です。
そのため動脈硬化とは別物ではあるのですが動脈硬化が進んでいる状態で血栓も発生してしまった場合さらに血管内が狭くなり血管が詰まる確率が高まります。
つまり動脈硬化が原因で起こりうる脳梗塞や心筋梗塞等の病気が発生する確率が上昇するということになります。
動脈硬化が原因となる病気は?
動脈硬化は様々な病気の原因となります。
具体的には狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症等です。
心臓へ血液を送る動脈が動脈硬化により血液が送られにくくなると、運動等の脈の高まったときに酸素不足になり胸が痛む症状が出たりします。
これを狭心症と言います。
さらに症状が悪化し血液の流れが完全に止まって心筋が死んでしまうことを心筋梗塞といいます。
脳梗塞は血栓や動脈硬化により血の塊が流れてきて脳の血管がつまり、血液の流れが止まってしまい、脳が死んでしまう病気です。
閉塞性動脈硬化症は手や足の血管に動脈硬化が起こり血の流れが悪くなる病気です。
これは手足に様々な障害を起こします。
手足のしびれ・痛み・少しの動作でのふくらはぎの異常な痛み・手足の壊死等の症状があります。
対策について
動脈硬化への対策は生活習慣や食生活の改善が主です。
食生活改善として下記をご覧ください
①満腹まで食べない、腹8分目が基本
②塩分は控えめにすること
③過食・偏食はNG
④酒も適量ならよいが摂りすぎは良くない
⑤食物繊維は多めに摂ること
⑥水分は必ず摂取すること
⑦嗜好飲料や白砂糖は可能な限り控えること
⑧タンパク質は大豆などの植物性の物から摂取すること
⑨肉類の脂身やバター等は控えめにして青魚を多めにとること
生活習慣の改善も同じく下記に記載していきます。
①適度な運動を心がけること
②腹式呼吸を実行すること
③ストレスをためないようにすること
④睡眠を充分にとること
⑤たばこはできる限り控えること
動脈硬化の原因につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
OMROM 動脈硬化の危険因子とは
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
「動脈硬化の原因!ストレス・糖尿病・加齢・アルコール?」と題して、今回は動脈硬化について深く掘り下げていきました。
動脈硬化の原因は様々なものがあると皆様お分かりいただけたと思います。
様々なことが原因で起こりうるものを防ぐのは確かに大変ではありますが、動脈硬化によって引き起こされる病気は後遺症を残すような危険な病気ばかりです。
少しでもこの病気のことが気になる方は対策法に記載したものを実践するのがお勧めです。
この記事が動脈硬化の予防など健康を気にしている方々の参考になれば幸いです。
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