歯周病の口臭はどんな臭い?薬など対策や改善法!
歯周病の口臭の特徴と薬など対策について
歯周病になってしまった人の最大の悩みが口臭です。
どんな臭いか知らない人も多いですが、なかなか強烈なものなので、薬などの対策や改善方法を知っておきたいという人も多いようです。
本記事では、歯周病の口臭とはどんなものなのか、どうにか対策できるものなのかをお伝えしていきます。
歯周病の口臭はどんな臭い?
虫歯や歯周病といったものは口臭が悪化する原因と言われておりますが、特に歯周病は強烈であると評する人はたくさんいます。
実際にどんな臭いなのかを歯科医師が回答しているものを色々と確認してみると、腐った魚の臭いとか腐った玉ねぎの臭いといった腐った何かで例えるのが多いです。
はっきり申し上げて相当強烈で相手をかなり不快にさせるものなので、できる限りならないようにすることが大切なものの筆頭ともいえるでしょう。
また、昔は歯槽膿漏とも呼ばれていましたが、歯槽膿漏は歯周病の1症状の一つとして扱われているので、歯周病と言われた場合、歯槽膿漏の症状もあると理解されると良いでしょう。
歯周病による口臭を防ぐ薬は?
歯周病は本当に厄介なもので気が付いたら発症しており口臭が悪化しているというものとなっております。
これは免疫力が低下すればするほど悪化しやすいので、高齢者の方が一度歯周病になってしまうと、治療→再発→悪化→治療→再発…というループを短期間で繰り返すこともあるでしょう。
しかし、歯周病は多くの方が患って悩まされているものなので市販品でもかなりの種類の薬が扱われているのです。
この薬は3種類あって直接歯茎に塗るものと、歯磨き粉として使うもの、うがい薬のように口の中を洗浄するものというのがあるのです。
代表的なものは歯茎に塗るなら「デントヘルスR」、歯磨き粉なら「ジェルコートF」、うがい薬なら「コンクールF」といったところでしょうか。
これらに該当する薬は非常に豊富にあるので、自分が愛用できるものを見つけてしっかりとケアを行うようにしてください。
このケアをおろそかにするとすぐに再発してしまうものなので、可能な限り再発しないように努力するようにしましょう。
対策は?
シンプルに言ってしまえば病院に行って治療を受けることなのですが、それでは何の解決にもなっていないと感じてしまう方もいるでしょう。
従いまして、ここでは自宅でできる対策を記載していきます。
まず、基本的なことになりますが、必須と言われているのが歯磨きです。
最低でも朝と夜の2回は歯磨きを行いましょう。
これは2回ではなく2回以上なので、昼にも磨くと更に良いかと思います。
歯周病菌が多くなる時間は夜の寝ている時なので、寝る前に徹底的に歯を綺麗にして、朝は増えた歯周病菌を早急に減らすようにしましょう。
あとは、歯と歯の間もできる限り綺麗にする必要があるのでデンタルフロスや糸ようじなどを使って歯の間も綺麗にされるといいです。
歯と歯の間から歯周病が進行すると言われているので、通常の歯磨きのみでは防ぐのは難しいのです。
効果的な歯磨き粉は?
歯周病は治療を施してもなかなか治らない非常に厄介な感染症です。
食事やキスなどで容易に感染してしまいますし、たとえ治っていたとしても免疫力が低下すると一気に再発して悪化することだってあります。
そのためにも、常日頃の予防やケアが大切なのです。
この歯周病において効果があると言われている歯磨き粉は先に紹介した「ジェルコートF」のほか「リペリオ」、「シュミテクト歯周病ケア」といった商品です。
どれも歯周病の特効薬のような形で発売されている商品であり、どの紹介サイトにおいても高評価になっているので、まずまず信頼できるのではないでしょうか。
その他の歯周病による口臭の対策や改善方法は?
できる限り歯を磨くとかデンタルフロスで歯の間を綺麗にすることは説明したので省きます。
ここではそれ以外の対策を記載していきましょう。
歯周病の口臭はミントのような良い臭いを用いて一時的に打ち消すといったものもありますが、それでは根本的な解決にならないので、まずは歯周病を治すこと、そして再発させないことが第一になります。
歯周病になってしまっては悪臭を防ぎ切ることはできず、どうにかしてごまかすしか方法がありません。
最もよく言われるのが悪化したら病院に行くことなのですが、悪化しなくても歯石を除去するために1年に3回は歯医者に行くのが良いかと思います。
また、歯のかぶせ物が多いと歯石が溜まりやすくなる傾向にあるので、虫歯にならないように気を付けることも大切です。
あとは、細菌が溜まって悪臭のもととなりやすい親知らずを早めに抜くことも大切ですね。
それ以外にもシンプルなものだと、口呼吸の回数を減らすことでしょうか。
口呼吸の回数が多いと口内が乾燥して唾液が減って口臭が悪化しやすくなるので、鼻づまりが発生しないように風邪対策や花粉症対策もしっかり行ってください。
また、歯周病が悪化して口臭が悪化してしまう原因に糖尿病があります。
血糖値が上昇すると歯茎の新陳代謝が悪化しやすくなるので、生活習慣病にならないことも大切なのです。
自律神経が乱れても免疫力が低下して歯周病が悪化し口臭が悪化しやすくなるのでストレスなんかにも注意しましょう。
ストレスは唾液の分泌も悪くするという面から歯周病を促進させるという点もあります。
歯周病になったら口臭はもう治らない?
歯周病の治療を行っている人は日本でもたくさんいますが、治療を受けたとしても口臭が治らないという方はたくさんいます。
なぜなら、歯周病はそう簡単に治るものではなく、治療を受けてすぐ完治するものではないからです。
既に記載の通り、免疫力低下や口内環境の悪化ですぐに再発するので、治りにくいと言われております。
そのため、歯周病になってしまった人の口臭は一時的に良くはなるけれど、ちょっと油断するとすぐに悪化して悪臭に変わってしまうのです。
なので、結論を言うと一度歯周病になってしまった人の口臭は治療を受ければ治すことはできるけど、すぐに悪化する可能性は大きいということです。
もう治らないという意見がありますが、簡単に再発することを考えると治らないわけではないけれども、治りにくいと言えるのではないかと思います。
口臭のチェック方法は?
口臭が悪化している時に厄介になる点が、自分ではなかなか気が付かないことです。
なので、自分の口臭がどうなっているかを理解するためにはいくらか特殊な行動をとる必要があります。
その中で特別なものもいらずに簡単にできるものは、コップの中に自分の息を吐いてそのにおいを嗅ぐという方法です。
すぐにかぎ取るのではなく、コップに息を吐いてから深呼吸をしたほうがいいので、息を吐いてすぐに蓋をするといいでしょう。
その後ににおいを嗅いで悪臭がするなら危険サインが出ていると考えてください。
ちなみに、朝起きた時が一番口臭が酷いので朝起きてすぐに行うといいでしょう。
この時の臭いより日常の口臭が上回ることはなかなかないので、ここで口臭がほとんど無いのなら安心することができます。
他には、舌の周りに黄色や白の舌苔が付いていないかを見てみるのも良いです。
ぽつぽつとしたものが付いていたら掃除も必要になります。
舌の臭いが気になる方はティッシュなどで舌苔をふき取って嗅いでみるといいですよ。
他には、マスクをした状態で口から息を吐いて鼻から息を吸うのも有効ですし、ビニール袋に息を吐いてから1分くらい待ってそのにおいを嗅ぐというのも有効ですね。
非常に簡単にチェックできるので、自分の口臭が気になる方はこれらの簡単にチェックできる方法をさっそく試してみてください。
気が付かないうちに悪臭をばらまいているかもしれないので、自分の今の状態を確認するのは大切かと思います。
歯周病に関しましては次のページも参考にしてください。
歯周病による口臭につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
東京国際クリニック 歯槽膿漏(歯周病)の臭い(口臭)について
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では、歯周病の口臭とはどんなものは、防ぐことができるものなのかをお伝え致しました。
歯周病による口臭の悪化は、歯周病を防ぐしかなく、もし歯周病になってしまって口臭が悪化してしまったのならいち早く治療を行うしか解決方法はありません。
従いまして、現時点でなっていない方はできる限りならないようにすることが大切なので、予防をしっかり行うようにしましょう。
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