脂漏性皮膚炎の治療と完治する期間!症状や原因は?

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脂漏性皮膚炎の治療と完治する期間!症状や原因は?

脂漏性皮膚炎に有効な化粧水や市販薬・シャンプー・洗顔法

脂漏性皮膚炎は非常にやっかいな症状治療をしてもなかなか完治せずに、つらい期間が長くなりがちです。

やTゾーン、頭皮にまでおよぶその原因は何なのでしょうか?

本記事ではこの脂漏性皮膚炎について触れてみたいと思います。


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脂漏性皮膚炎の治療方法や完治までの期間

これはなかなかに難しい題材で、病院に行っても全く治らないという人もたくさんいます。

一方で順調に治療が進み治ったという人は治療からだいたい1ヶ月程度で元の肌レベルまで復活したようです。

従いまして、なかなか期間をお伝えすることは難しく、順調ならば1ヶ月程度、長いと具体的に言えないほどの長期間となるようです。

治療方法も色々と言われておりますが、最も効果が出ていると感じられる方法を記載します。

それは炎症を抑えるステロイドなどの薬を用いると同時に抗菌薬を使い炎症を抑えつつ増えすぎたマセラチア菌を殺すというものです。

この時期は好ましくない化粧水や塗り薬は悪化させるだけなのでこの二つに絞った方が良いようです。

顔洗いもぬるま湯だけで十分とのことです。

これを2週間ほど続ければ炎症はある程度おさまるケースが多いようで、その後はセラミドを復活させるために化粧水をしっかり使っていくというのが良いとのことです。

セラミドを補給することで肌サイクルもある程度は元に戻ってくると思われます。

ただし、個々人の脂漏性皮膚炎の状態のレベルに違いはあると思いますので、こういった方法を取ることが良いか担当医に確認を取りましょう。

症状について

脂漏性皮膚炎とは頭や顔などの皮脂分泌が盛んな部位にでてくる皮膚炎で、新生児から乳児期に多く発生する乳児脂漏性湿疹の他、成人になってから発生するものもあります。

成人になってから発症するこの脂漏性皮膚炎は炎症やかゆみなどの症状が出てくるようになり、頭皮の場合はかさぶたが多く発生するようになってフケが大量に出て、抜け毛が加速するでしょう。

顔の場合は鼻や額間のTゾーンや頬などが多く炎症状態が長く続くので顔中が真っ赤になってしまいます

ニキビダニによる炎症やアトピー性皮膚炎に似た赤さなので間違われることが多いのですが、原因と治し方が大きく異なるので要注意となります。

原因について

脂漏性皮膚炎の最大の原因は顔にいる常在菌の一つの「マラセチア菌」の大量繁殖です。

この菌はバクテリアなどから皮膚を守る作用があるので通常なら問題は無いのですが、皮脂分泌量が増えてしまったり、自分の免疫力が低下するような生活、及び肌荒れが加速するような生活を送ることで肌環境が悪化して菌が異常繁殖してしまうようになります。

ホルモンバランスの乱れやストレスや疲れがスイッチになることもあるので、更年期を迎えた後の女性が発症することもありますし、脂っこいものが大好きな男性でも皮脂分泌量が多くなり過ぎて発症することがあります。

特に、頭皮にできてしまうと抜け毛が加速しまうこともあるようです。

乾燥し過ぎた肌も刺激に弱い為、炎症が酷くなって悪化してしまうこともあるので、皮脂分泌量が多くないからといって油断するのはやめましょう。

有効な市販薬について

脂漏性皮膚炎に有効な市販薬はステロイド配合の薬でしょう。

基本的には病院で処方してもらうステロイド剤がいいですが、市販薬でもそれなりの強さのステロイドは手に入ります。

たとえば「フルコートf」等は概要ステロイド薬の市販薬としてはかなり効き目が強い部類になるのでおすすめです。

長期間使うのは副作用の観点から怖いものがあり、2週間程度ならいいようですが、必ず薬剤師に確認しましょう。

ただし、ステロイドはあくまで炎症を抑えるだけなので「弱酸性次亜塩素酸水CELA」のような抗菌効果のあるものも併用された方がいいでしょう。

ここもしっかり使用の可否を薬剤師に確認して下さい。

これを使うことで増えすぎてしまったマセラチア菌を減らすことが期待できます。

食べて良いもの悪いもの

食べてはいけないものは体に悪い油と糖質です。

体に悪い油とは具体的にはラードやバターのような飽和脂肪酸やオメガ6必須脂肪酸のコーン油や紅花油などがあります。

コーン油や紅花油も少量ならいいのですが、摂り過ぎると皮脂が出すぎるので摂取量を減らした方がいいです。

また、イースト菌はカビを増やす作用があるのでパンも避けた方がいいでしょう。

糖質が多い食べ物はカビの原料になってしまうのでアイスクリームやお菓子は避けてください。

逆におすすめなのが、オメガ3必須脂肪酸であるDHA・EPA・αリノレン酸などを摂取することです。

具体的にはマグロ・鯖・鰯・アマニ油・しそ油などを使った食べ物がおすすめです。


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オメガ3必須脂肪酸とオメガ6必須脂肪酸の割合は「1:4」がベストと言われていますが、現代日本は「1:50」位の人もいるので、オメガ3必須脂肪酸の摂取量を増やしてください。

脂漏性皮膚炎に有効なシャンプーと頻度

脂漏性皮膚炎において判断が非常に難しいのが頭皮にできた場合です。

顔の場合は洗わないでステロイドや抗菌薬を風呂上がりに1回使うというやり方でいいのですが、頭皮の場合はそうもいきません。

しかし、シャンプーとの相性が悪いという場合は使い続けると状況が悪化する危険性があるので、選び治す必要はあるでしょう。

具体的にはミコナゾール硝酸塩やケトコナゾールの抗真菌剤が入ったシャンプーが理想となりますが、抗真菌剤入りの方は市販されていないようです。

ミコナゾール硝酸塩入りのシャンプーなら購入できるようなので、こちらを使ってみるといいでしょう。

ネットショップからも購入できます。

それ以外では刺激が少なめのアミノ酸系洗浄剤を配合しているシャンプーが良いでしょう。

頭皮が敏感になっているので刺激が強いシャンプーは使わないようにして下さい。

頻度に関しては医師に教えてもらったとおりにするのがベストとなりますが、病院に絶対行きたくないという人は刺激を少なめにした方がいいので、1日1回程度でいいと思います。

とは言え、頭皮は非常にデリケートなので、脂漏性皮膚炎になってしまった方は一度医師に診てもらってからシャンプーの使用頻度などは確認した方がいいです。

化粧水について

炎症を抑えることができた後は化粧水を使って肌荒れを抑える必要があります。

具体的にはヒト型セラミド入りの化粧水を使うのが理想でしょう。

セラミドにはヒト型・合成・天然・植物の4種類があるのですが、最も効果が高いのがヒト型セラミドなのでそれを探されるといいでしょう。

具体的にはセラミド6Ⅱやセラミド3のようにセラミド○○と語尾につくタイプです。

○○セラミドと先頭につくタイプはヒト型ではありません。

しかし、セラミド入りの化粧水はなかなかに高価なのでここではあえて紹介致しません。

セラミド入りの保湿剤の方がいいと思います。

どうしてもという方は「マニエールドゥN」や「ディセンシア アヤナス」あたりがいいと思います。

 

肌荒れの原因は食べ物・性病・内臓?対策は?

顔の肌荒れが治らない!ザラザラ・ぶつぶつ・かゆみの原因は?

花粉症による肌荒れの症状は?化粧水など化粧品の選び方は?

 

洗顔方法について

予防方法として考えるのなら、毎日のスキンケアが重要です。

必ず朝と夜はオーガニック素材が中心となっている洗顔料を使って洗いましょう

肌が酸化状態になると脂漏性皮膚炎になりやすくなってしまうので、洗顔後の化粧水でそれらの成分が含まれているものを使われるといいでしょう。

洗顔する時はできる限り30度くらいのぬるま湯を使って洗うようにして下さい。

中には洗顔料を使わないで洗う方が皮脂の取り過ぎを防げるので理想的という意見もありますが、それは発症してからのお話ですので、しっかりと洗顔料を選んで洗われた方がいいでしょう。

脂漏性皮膚炎を再発させない為のポイントは?

脂漏性皮膚炎はかなりの確率で再発すると言われております。

というのも、先にも記載していますがこの脂漏性皮膚炎は非常に治すのが困難で、なかなか治らないケースも多く、ある程度症状が治まったとしてもセラミドというバリア機能をきちんと働かせる成分が不足しているので、ケアが不足すると再発してしまうのです。

ある程度症状が治ったと前提してお伝えしますが、皮膚のケアを毎日行いましょう。

特にセラミドを外部から供給することと保湿をしましょう。

CM等でセラミド繊維配合などという言葉がよく流れていますが、そういった化粧品を使う必要があるのです。

炎症が治って肌のブツブツが収まっても最低でも1ヶ月以上は保湿を繰り返しましょう

特に、50代や60代になると肌のターンオーバー(肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み)も長い人では100日程度になってしまうので、3ヶ月は続ける必要があるようです。

 

脂漏性皮膚炎につきましては次のページも参考にしてください。

頭皮の脂漏性皮膚炎は薬で完治する?おすすめシャンプー!

顔の脂漏性皮膚炎の治し方や保湿・洗顔法!市販薬では治らない?

 

脂漏性皮膚炎につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

さぎのみや皮膚科クリニック 脂漏性皮膚炎

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事では脂漏性皮膚炎について触れさせて頂きました。

この皮膚炎は非常にやっかいで治らないで困っている方が非常に多いです。

そのため、どの病院に行っても治らないという方はこの記事に記載してある方法を試してみられてはいかがかと思います。

ただし、頭皮に関しては状況が大きく異なるので、医師の判断を仰ぐのが一番でしょう。


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