双極性障害の方への接し方【職場の同僚・恋人・家族・友達】

双極性障害の方への接し方【職場の同僚・恋人・家族・友達】



家族【夫や妻】など双極性障害の方への接し方や相談先

双極性障害は発症した本人も相当苦しみますが、身近な人が発症した場合は周りの人も接し方で困ってしまいます。

職場同僚恋人家族友達など身近な人が発症した場合はいったいどうすればいいのでしょうか。

今回は自分が発症したパターンではなく、身近な人が双極性障害に発症したケースにおける接し方を中心に考えていきたいと思います。


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双極性障害の方の性格


双極性障害の方は躁状態とうつ状態を繰り返すので、躁状態かうつ状態のどちらの状態にあるのかで、性格的な面も大幅に変わります

躁状態の人は気分が高揚しているため、「自分にできないことは存在しない」といったものすごくポジティブな考え方で様々な行動を起こします

自尊心が肥大化しているので、自分こそが正義であり正解であるという志向が働き、ちょっとでも意に沿わない行動をしているところを見ると注意してくることもありますし、暴力で無理矢理止めることすらあります。

とにかくパワフルに動き回るので、一方的にしゃべることが増えてトラブルも一気に増加します。

とにかく攻撃的で騒ぎ立てる性格になります。

逆にうつ状態になると躁状態の時のハイテンションな状態が嘘のようにおとなしくなり、何に対しても興味を失って思考力や集中力が落ちて、無気力な人となります。

この状態になると自分から話しかけることはなくなり、他人を拒絶するようになるのです。

自信の喪失状態にもなりますので、自責の念も非常に増え、最悪の場合自殺未遂を引き起こすかもしれません。

とにかく内向的で人との関わりを拒絶する性格になります。

双極性障害の方への接し方【職場の同僚】


これは非常に難しい問題です。

率直に申し上げて答えは出ておりません。

コミュニケーション能力がどんなに高い方でも双極性障害が重い方とはなかなか会話が成立せず、振り回されがちになります。

取引先を巻き込んでの大きなトラブルになるケースもありますので、巻き込まれる側からするとたまったものではないという思いも出てくるでしょう。

これは答えはありませんので、その人が双極性障害だと周りの人ははっきりと認識して、躁状態ならば攻撃的になっているからうかつに関わらないようにし、うつ状態ならば会話はまだ可能なことも多いので最低限度の会話をするように意識するしかないでしょう。

躁状態の場合は機嫌を損ねた場合に暴力沙汰になりかねませんので、付き合う側も大変なのです。

周りの方々はできる限り最低限度のつきあいで対応することが、平穏な接し方となります。

双極性障害の方への接し方【恋人】


恋人の場合は大切な人となりますので、双極性障害になっているということがわかったのなら、本人とよく話し合って認識のギャップを埋めていくしかないでしょう。

双極性障害であるということをつきあい始めてから知って、そのときに「付き合うのは無理だ」と感じてしまった場合は別れを切り出すのも一つの方法です。

そこで諦めなかった人はできる限り、双極性障害を重くしないように、再発させないように対応する準備を整えてください。

たとえば、躁状態になった場合はとにかく興奮状態にあってこちらの言うことを聞けない状態になっているので、できるだけ刺激しないように病院に連れて行くしかありません。

うつ状態の時は、本人は想像以上に苦しんでいるので責めるような言葉はできる限り自重して、追い込むのは避けるようにしてください。

「頑張れ」とか「甘えるな」という怠け者扱いや急かすような対応はマイナスに繋がることが多いので言わないでおきましょう。

双極性障害の方への接し方【家族・夫】


夫が双極性障害になってしまった場合も、対処法は恋人の場合と一緒です。


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双極性障害とはどのような状態なのか、躁状態やうつ状態になるとどのような性格になるのかを医師からしっかりと教えて貰い、適切な対応ができるようになりましょう。

特に躁状態になると非常に暴力的になってしまって、DVに発展してしまうケースもありますので、非常に対応に困ってしまうようになります。

最悪の場合は入院を考えるのも有効ですし、暴力がひどい場合は離婚覚悟で話し合いをするのもやむを得ないでしょう。

ただし、うつ状態になるととたんに内向きな性格になるので、対応法を逆に慎重にする必要があります。

とにかくうつ状態になると精神的に相当もろくなっているので、「死にたい」とか「消えたい」ということを口にして本当に自殺してしまう人もいます。

この傾向が見られた場合はすぐに主治医に相談して予防線を張ってください。

また、症状が重いと判断した場合は励まさずに休養を促すようにした方が良いでしょう。

男性は支援を受けることになれていないので休まない傾向にありますが、時間をかけて休ませることが何よりも大切になります。

双極性障害の方への接し方【家族・妻】


妻の場合も夫の時と同じ対処法となります。

まずは双極性障害とはどのようなものなのかを理解して、病院にも付き添うようにしてください。

ネット上でも情報集めはできますが、実際にその症状を見た先生の言葉がインターネット上の100の言葉よりも最も重いものなので、必ず参考にしましょう。

特に、妻と夫が別々に仕事をしており平日は数時間程度しか一緒にいないというケースではお互いの状況が見えないので、周囲の人たちからの情報収集も大切になります。

躁状態の患者さんは自分は問題ないと考えて超高額な浪費生活をおくっている可能性があり、そのことを本人が言わないこともよくあるので、本人の言葉だけではなく周囲の意見も聞きましょう。

また、症状が重いと判断した場合は励まさずに休養を促すようにしてください。

女性の場合も休ませて病院通いをさせることが最も大切な治療方法となります。

双極性障害の方への接し方【友達】


双極性障害は非常に付き合いづらい障害で、接する側もかなり気を遣います。

なので、その人が本当に大切なお友達ならば双極性障害について詳しく知り、状況次第では病院に付き合う等の対応も必要になってきます。

症状が重い場合は休養を促すのも大切でしょう。

ただし、そこまで大切な友達ではないという気持ちが強い人は離れた方がいいです。

なぜなら双極性障害の人は非常に攻撃的になったり内向的になったりするので、双極性障害を知らない人から見たらイライラすることがよくあります。

そのため、喧嘩に発展することも良くあるので、もっと障害が悪化するのです。

悪化するぐらいなら距離を置いて貰った方がその人のためになります。

家族に躁鬱性障害の疑いがある場合の相談先は?


双極性障害の疑いがある場合は、一人で対応することは不可能なので、専門家の知識や力が必要になります。

まず疑いがある場合は、「全国精神保健福祉センター」に相談されると良いでしょう。

政令市や各県にほぼ一つずつは配置されておりますので、身近な場所にも必ず存在しているのです。

まずはそこに相談しましょう。

精神科医などの専門職が配置されておりますが、混み具合によっては予約が必要な場合がありますので、まずは連絡することから始めましょう。

それ以外には精神科や心療内科が相談する場所となります。

双極性障害の方への接し方【職場の同僚・恋人・家族・友達】のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は双極性障害の方への接し方についてまとめました。

双極性障害は率直に申し上げて接する側にとっても、難易度が高い障害であり、知らないで接する場合の危険性も高い障害です。

家族ならば、この双極性障害にいて詳しく知って対応することもあるでしょうが、友達や同僚ならば無理に近づくと相手も自分も危険ですので、あえて距離を置くことも考えましょう。


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