狭心症の発作が起きたらどう対応?薬など治療法や予防法は?
薬など狭心症の発作時の対応や予防について
狭心症による発作は突然起きることも多く、強い痛みが伴うケースもあり非常に怖いものとなっております。
そのような狭心症は、どのような対応・治療・予防をすればいいのでしょうか?
本記事では狭心症に対する治療方法にはどのようなものがあるのか、予防するにはどうしたらいいのかも交えてお伝えしたいと思います。
狭心症の発作時の症状
狭心症の発作の症状はいくつかあります。
代表的な発作としては胸の奥の痛み・胸の締め付けでしょう。
その他にも胃の上の部分の痛み・背中の痛み・喉の痛み・歯の痛み・左肩から腕にかけてのしびれや痛みといった症状が出る方もいます。
その時の痛みの程度は症状の進行度によって異なり、軽い違和感でおさまる場合や冷や汗が伴う強い痛みとなる場合もあります。
糖尿病患者の場合、症状が進んでいたとしても軽度の違和感で済んでしまうことがあるため、注意が必要です。
発作が起きたらどう対応?
狭心症の発作が起きた場合にどのような対処を行えばいいのかを記載します。
まず労作性狭心症の場合、安静にすることが先決になります。
運動を行っている場合は直ちに中止して椅子に座るかしゃがみ込みます。
呼吸を楽にするためにシャツのボタンをゆるめるなどの行動も有効です。
全身への血液供給量を減らして心臓の負担を減らすことが症状緩和のために必要であるため、安静にすることが第一なのです。
もし安静にしていたとしても数分で痛みが治まらない場合にはニトロ製薬の薬を使用します。
ただしニトロには血圧を下げる効果があり倒れる危険性があるため、立ったままの服用は避けるようにしてください。
そして発作が起こった時は、心筋梗塞の可能性もあるので、必ず主治医に診てもらいましょう。
発作の起きたケースによっては入院して精密検査が必要になる場合もあるようです。
狭心症の発作時間や頻度
狭心症には大きく分けて二つあります。
それは労作性狭心症と安静時狭心症です。
労作性狭心症の発作時間は通常5~10分で落ち着くことが多く、10分以上続く場合は心筋梗塞の可能性が高いと言われております。
頻度については一定の場合とまちまちの場合があります。
労作性狭心症には安定狭心症と不安定狭心症があり、安定狭心症の場合、階段の上り下りや激しい運動を行った後など決まった時間や同じ動作を行うことで発作が起こります。
不安定狭心症の場合は発作が不定的に起きて痛みのレベルもその都度変わります。
安静時狭心症の場合、発作が発生するのは夜中から朝方が多いです。
症状は数分で回復します。
危険なのは睡眠中にも起こることが多いということで自覚症状が無いままに症状が重篤なものとなるケースがあります。
治療法について
狭心症の治療方法は薬物療法かカテーテル治療、冠動脈バイパス術などの外科治療になります。
どの治療方法も一長一短ですが、症状が深刻でない場合に最初に促されるのは薬物治療のケースが多いです。
薬物治療で処方される薬は冠動脈を拡げて血液の流れをよくする薬と、心臓の負担を下げるために血圧と脈拍を下げる薬になります。
場合によっては血栓予防薬やコレステロールを抑制する薬も狭心症の重篤化を防ぐために処方されるケースがあります。
カテーテル治療はカテーテルを冠動脈内に進めるために手首などから挿入しバルーンや金属メッシュを用いて内腔の狭くなった箇所を拡張する治療です。
冠動脈バイパス術は腕や胸の動脈を取り出して冠動脈の狭窄部より先につなぐ手術です。
どの治療にも一長一短があるため、どの治療が最適であるかは担当医師とよく相談してから決めることが大切になります。
薬について
先ほどの説明に出た薬物療法に用いる薬についてもう少し詳しく説明します。
処方されることの多い薬として硝酸薬があります。
硝酸薬はニトログリセリン・硝酸イソソルビド・一硝酸イソソルビドがあります。
これの効能は血管を拡張させることにあり、全身の動脈拡張・冠動脈の拡張・冠攣縮の弛緩・冠血流の増加という効果があります。
血管拡張作用のあるカルシウム拮抗薬も狭心症に対して効果があります。
血圧低下と冠血流増加の作用があります。
交感神経の亢進を抑えるβ遮断薬も処方されることの多い薬です。
心拍数の低下、血圧の低下心筋収縮力の低下という作用があります。
労作性狭心症を抑える薬として最初に使用されることが多い薬です。
その他にも抗血小板薬やスタチンも狭心症に対する薬として処方されます。
抗血小板薬は血液をサラサラにする薬であり、血栓の発生を抑制する効果があります。
この効果によって冠動脈の詰まりを予防することができます。
スタチンは悪玉コレステロール値を低下させる効果と抗炎症作用、血管内プラークの除去や安定化に効果があります。
予防法について
狭心症や心筋梗塞は動脈硬化が基本的な原因となります。
これに対する予防は生活習慣の改善が最も重要でしょう。
生活習慣病を回避するためには食生活改善と適度な運動を行うことにあります。
食生活改善としては暴飲暴食を避けて一日三食腹八分目を実践することが大切です。
よく噛むことや塩分を控えること、高カロリー食を控えることも重要です。
運動を行う際は、軽めの運動から始めて、毎日継続して運動を行うことが大切です。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動を行う習慣をつけましょう。
その他にもストレスを溜めないためにストレス解消術を身につけること、煙草を避けることも狭心症を予防するには必要なことになります。
ストレスは血圧の上昇と暴飲暴食に繋がる危険性が高く他の病気の原因にもなります。
煙草は血管収縮や活性酵素の発生があるため動脈硬化の原因に繋がってしまいます。
狭心症の原因?
心臓の病の中でも比較的頻度が高い病気がこの狭心症です。
血管が何らかの原因で狭くなってしまい心筋の虚血症状が発生することで狭心症は発症します。
つまり、狭心症の原因は血流が悪くなることにあります。
例えば、高血圧になると血管の弾力がなくなって硬くなっていくので最終的に動脈硬化になってしまう可能性が高いでしょう。
動脈硬化が発生して動脈の血流が悪くなると心臓の筋肉が酸素不足になって胸の痛みが発生します。
それ以外に、血行が悪くなる要素としては糖尿病や高脂血症など生活習慣病がそのまま原因となるのです。
つまり、この狭心症もある意味現代病といえます。
狭心症発作時の血圧について
血圧と心臓の疾患には重要なつながりがあります。
高血圧に関係する心臓の病は狭心症の他にも心不全や心筋梗塞があります。
高血圧の状態が長く続いた場合、血液を流すために大きな力が必要になり心臓の壁が厚くなり心機能が低下します。
この心機能の低下以外にも冠動脈の動脈硬化が起こるため血流のつまりが発生し、狭心症が発生しやすくなります。
狭心症は心臓に十分な酵素がいかなくなる状態であるため、血液の流れが悪くなりやすい高血圧の方は狭心症発生確率が一般の人よりも高いのです。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は「狭心症の発作が起きたらどう対応?薬など治療法や予防法は?」と題しまして狭心症の症状や予防方法、処方される薬や治療方法等を記載してまいりました。
狭心症や心筋梗塞などの恐ろしい心疾患は生活習慣からくるということをまず第一に知っていただきたいこととなります。
常日頃健康に対する意識が高い人でも突然なんらかの病気になってしまうことがあるりますが、病気発症の確率は出来る限り低くしておきたいものです。
日常生活を多少改善することで狭心症に対するリスクが下がると考えた場合、自分に対する健康の意識も高まるのではないでしょうか?
今回のこの記事が狭心症に対する予防意識の向上に繋がれば幸いに思います。
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