巻き爪の予防法【歩き方・切り方・体操・サポーター・靴】
巻き爪の原因と歩き方や切り方・体操・靴など予防方法
爪のトラブルでかなり多いのが巻き爪です。
巻き爪を予防したいという方においては、まず原因は何なのかを知っておいた方が良いでしょう。
歩き方や爪の切り方、そして靴が関わっているという認識を持っている方もいるかもしれませんが、具体的にどうすれば良いか分かっておられない方も多いでしょう。
体操やサポーターもやり方や使い方によって予防できるのでしょうか?
本記事では巻き爪の原因と予防法を中心に調べて記載して参ります。
巻き爪の予防法
歩き方
巻き爪は歩き方が悪い人ほど発生しやすいので、歩き方を改善すれば発生する確率がそれなりに低下します。
具体的には頭が糸で上に引っ張られているようなイメージで、つま先が正面に向くように真っ直ぐ足を出すように意識しつつ、かかとから着地して重心を足裏全体にかけて上半身が前に出たら指側に重心を移すというスタイルです。
上半身が前に出る時は指側に重心を乗せて、反対側の足がつくタイミングでは親指側に重心を移しましょう。
親指で地面を蹴るイメージです。
ご参考:出典 NHK健康ch 巻き爪の原因と治療法とは?巻き爪を予防する正しい歩き方も解説
爪の切り方
巻き爪を予防する爪の切り方は深爪しないことが第一です。
何度も爪を切るのが面倒で一気に切ってしまうという人もいますが、それは爪が深く食い込む可能性を引き上げているのでやめましょう。
また、巻き爪を防ぐための切り方は先端を真っ直ぐ切ることです。
いわゆるスクエアカットと呼ばれるやり方になるのですが、爪先の白い部分を四角に切る意識を持てば簡単にできるでしょう。
あとは仕上げにやすりを使えば綺麗に仕上がりますので、おもいっきり短くするのはやめましょう。
すでに巻き爪になっている方は巻き爪用の爪切りや巻き爪用のニッパーを使ってお手入れをしましょう。
体操について
巻き爪を予防する方法として2018年10月29日のNHK「あさイチ」で体操が紹介されているので、そちらがこの予防の参考になります。
巻き爪になってしまう理由は爪の巻く力が強くなってしまうか、広げる力が弱くなってしまうことで発生してしまうのです。
この広げる力を手に入れる方法の一つとして、足裏の筋肉を鍛えて柔らかくて強い足裏を手に入れることにあります。
そのやり方とは足の指でじゃんけんのグー・チョキ・パーを作ることにあります。
そして、チェックしてみて頂きたいのは、足の指を使って何かをつかむ力が衰えていないかどうかです。
ボールペンやゴルフボールをつかめるかどうかを試してみてください。
そこで、使うことができない人は確実に衰えています。
巻き爪予防サポーターについて
出典:amazon 足指小町 巻き爪予防サポーター 足親指用 左右兼用 2個入 Mサイズ (親指まわり80~90mm)
巻き爪予防サポーターはこのような商品です。
Amazonなどの通販サイトで売られているので、簡単に購入することができるかと思います。
ちょっと分かりにくいという方は次の動画のような「シール型巻き爪サポーター」を確認してみてください。
また、次のような「巻き爪ゲルサポーター」も存在していますので、種類は豊富だと考えましょう。
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これらのサポーターの目的は足の爪が食い込まないように外側に広がるような機能を持たせているとか、食い込まないように間に挟み込むことが目的となっているのです。
靴の選び方や履き方
巻き爪になってしまう原因の1つが靴の選び方のミスです。
とにかく足の指に対してマイナスを生む環境が靴選びのミスによって作られるので、この部分でミスをしなければ巻き爪になる確率は結構低くなります。
ポイントとしてはとにかく指先に負担がかかる靴は避けねばなりません。
女性においては社会人になるとハイヒールを履かなくてはいけない人が増えてしまいますが、あのハイヒールというのは足の負担が非常に大きく、率直に申し上げて健康面のプラスになる部分が少なくマイナス面が多いので、できる限り避けた方が良いです。
つま先にとにかく負担がかかるのでハイヒールは巻き爪を引き起こしやすいです。
どうしてもハイヒールが必要ならば、ヒールの高さが3cm以内のものを選ばれると良いでしょう。
他の注意点は紐がマジックテープになっているタイプのように足の甲をしっかりと押さえられているものがいいですし、指先に靴が当たらないように靴の中である程度は指が動けるかどうかもポイントとなります。
インソールが足裏でフィットしながらもある程度指に自由がある環境が望ましいでしょう。
巻き爪の症状は?
足の爪で悩んだことがあるか?という質問を現代人にしたところ56.4%の男子と69.7%の女子があると答えたというアンケート結果があります。
参照:出典 貝印 巻き爪の原因と予防
その爪のトラブルのだいたい半分が巻き爪なのです。
この巻き爪になると爪の角がトゲのように皮膚に刺さって炎症を引き起こします。
巻き爪は文字の通りに「巻いている爪」なのでとにかく内側に食い込んでくるのです。
足の親指で発生するケースが多いのですが、それ以外の指でも発生するものなので注意が必要でしょう。
最初は多少の痛み程度で済むのですが、だんだんと肉の部分に食い込んでいくので、痛みも増して普通に動かせなくなったりします。
こうなると皮膚が炎症しつつ化膿するようになって歩くこともままならなくなるかもしれません。
また、かばった歩き方をするようになるので、足腰の色々な部位に負担がかかるようになり、普通に動けなくなってしまうこともあります。
原因について
巻き爪の原因は「爪自体が持つ広がる力が弱くなって巻く力が強くなりすぎてしまうこと」にあります。
その要因に、サイズが合わない靴を無理矢理履いているとか、深爪して皮膚が爪を支えることができなくなってしまい皮膚が盛り上がって食い込んでしまうといったものがあります。
巻き爪を警戒して深く切ってしまうとむしろ巻き爪が発生しやすくなるので注意しましょう。
また、歩く時に指先を浮かせるような歩き方をしていると足の指が地面から浮き上がるのが当たり前の状態になってしまって、爪が広がる力が弱くなると言われております。
つまり、運動不足でほとんど歩かない人ほど巻き爪になる確率が上がるとも言えそうです。
他にも、緩すぎる靴を履いてしまうと指が靴に当たって巻き爪が発生しやすくなってしまいますし、指の先端に力が入ってしまうようなハイヒールを履いてしまっても巻き爪になる確率が上がってしまうと言われています。
指に力が入れられる歩き方や靴は良いのですが、指先にのみ力が集中するような靴や歩き方は良くないのです。
あとは、指への突発的なダメージも巻き爪の原因になると言われております。
サッカーやバレーボールやジョギングといった足を使ったり足の指や手の指に何かが直撃する可能性があるものは注意しましょう。
巻き爪の予防法につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
Dr.ネイル爪革命 巻き爪ケア・原因と予防法
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では巻き爪の予防法や原因を中心に記載して参りました。
巻き爪が女性に多い最大の理由はハイヒールにあります。
最近ではハイヒールを履かなくても良い環境が増えてきましたが、それでもゼロではありませんので、人によっては苦しめられていることでしょう。
そんな方でも靴選びである程度の苦痛から解放されますので、諦めずに履きやすい靴を選んで下さいね。
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