アトピーはストレスでかゆみが悪化する?ストレス発散法は?
アトピーとストレスの関係とストレス発散法について
ストレス社会と言われる現代。
仕事が忙しくて仕方ない時に、アトピーのかゆみが悪化してくる・・・そんな経験はありませんか?
多くの人にとって現代社会とストレスは切っても切れない関係となっています。
完全にストレスを排除しようとするのは難しいですが、この悪化の一因になるストレスをある程度コントロールして緩和させることは可能です。
これができたらアトピーのかゆみは軽減するのでしょうか?
アトピーはストレスが強いとかゆみが悪化する?
仕事が忙しい、学校の試験が近いなど、ストレスフルになった時にかゆみが悪化したという経験がある方もそれなりにいらっしゃることでしょう。
アトピーの原因は、体質やアレルゲンなど外からの刺激だけではありません。
ストレスが心と身体に負担をかけるのは今やよく知られたことかと思います。
ですのでアトピーの悪化とストレスを結び付けて考えることは、根拠がないことではありません。
ストレスでかゆみが増し、今度はアトピーそのものがストレスになり、負のサイクルが延々とつづく・・・
そんな負のサイクルを断ち切るためにも、上手なストレスの解消法を見つけないといけません。
ストレス発散法について
ストレス社会と言われる現代社会、日々多くののストレスに晒されています・・・
生きていく上では、ストレスを避ける事はできません。
そんな中、ストレスは溜め込みすぎず、上手に発散・解消する事が上手な付き合い方です。
ストレスの発散法としては、自分が打ち込める趣味などをやるのが一番です!
カラオケで大きな声で歌う、ゲームに没頭する、お気に入りのカフェで一日ゆったり過ごす・・・など
思い思いのストレス発散法があると思いますので、それが一番のストレス発散法ではないかと思います。
※暴飲暴食や爆買いでのストレス発散は、あまりオススメできません
また、運動もストレス発散にはとても効果的です。
ランニングなどの同じ動作を繰り返す運動や、プールでウォーキングなどのゆっくりした運動、適度に息が上がる有酸素運動は気分をスッキリさせ、前向きにしてくれます。
またやや激しめのバドミントンやサッカー、バスケなどのスポーツもオススメです!
休日や時間に余裕がある時は(というか何とか時間を優先して作りたいものです!)思いっきり趣味に没頭してみてはいかがでしょうか?
ストレスが少ない仕事
どんな仕事を選ぶにせよ、「ストレスのない仕事」はなかなか無いですよね。
実際に精神的なストレスが全くない仕事は「ない」と言っていいくらいです。
就職する前に社内の雰囲気の確認をして良いなと感じても、人間関係は実際に仕事をしてみないと分からないところがあります。
そうは言っても精神的ストレスは本人の性格に関係していることがあり、本人に向いた仕事の内容を選ぶ方がいいでしょう。
対人関係が苦手な人が営業や販売の仕事を選んでも、長続きしないことが多いようです。
肉体的なストレス、例えば夜勤があったり、深夜にまで及ぶ仕事や毎日夜遅くまで働くような仕事は、アトピー性皮膚炎の方には悪化の因子であるため、向いた職業とは言えないでしょう。
できれば気楽な仕事がいいですが、今の時代そんな仕事を探すとなるとムズカシイですね・・・
自分に向いていると思える仕事を選び、「その中で受けるストレスとうまく付き合っていく術を身に付ける」そのような姿勢で仕事をするのが最良かと思います。
アトピーはストレスが無くなると完治する?
アトピーでかゆい、掻きむしってしまう、そして悪化してしまい、また掻いてイライラ・・・アトピーによる負のサイクル、とてもつらいですよね。
どうしてもアトピーの存在がストレスになりがちです。
精神的なストレスはホルモンバランスにも大きな影響を与えます。
ホルモンバランスが崩れると、アレルギー反応が出やすくなるという部分もあります。
そこで、忙しい毎日を送りストレスフルな人でも、趣味や運動などでストレスを解消するようにすると、乱れていたホルモンバランスが整い、アレルギー反応の出にくい体質に近づけることが期待できます。
まずはアトピーが出にくい体環境を作ってあげることが、完治への第一歩です。
成人してからアトピーを発症する原因はストレス?
大人のアトピーは、ストレスによって症状が悪化してしまうことが多いようです。
例えば、会社で厳しい上司に毎日のように怒られる、残業や長時間勤務続きのハードスケジュール、家事や育児疲れ、など精神的に疲労すると不思議なことにアトピーが悪化してしまうのです。
実は体内で分泌される「コルチゾール」というホルモンはストレスを緩和させる働きがあります。
これは「抗ストレスホルモン」と呼ばれるくらい、ストレスを感じた時にたくさん分泌され、ストレスを緩和させてくれるホルモンなのです!
さらにこのコルチゾールは、アレルギーを抑える働きをするホルモンでもあります。
しかし、ストレスを感じ続け、コルチゾールが分泌され続けると、だんだん量が減ってきてしまいます。
すると、アトピーなどのアレルギー症状を抑えることができなくなり、症状が悪化してしまいます。
赤ちゃんのアトピーの原因はストレス?
赤ちゃんのストレスとアトピーの因果関係ですが、大人と同じようにストレスは赤ちゃんの免疫を低下させてしまい、アトピーを悪化させる原因になります。
赤ちゃんの肌はとっても敏感なので、ハウスダストや布の刺激など、あらゆる刺激に弱いです。
かゆみを我慢するのは、大人でもとってもストレスになりますよね。
そんな赤ちゃんのストレスを軽減させてあげることで、免疫力低下を防いでアトピー悪化の予防にもなります。
赤ちゃんの感情はお母さんの感情が伝染しやすいところがあるので、できる限り穏やかな愛情を持って赤ちゃんに接してあげてくださいね。
そうは言っても、赤ちゃんを育てるのは大変ですので、時にはイライラして赤ちゃんに接してしまう時もあるかと思いますが、そのような時も自分を責めずに、可能な限り明るい気持ちで接することができるよう努めていきましょう。
この繰り返しになるのが普通の人間なのだと思います。
アトピーは寝不足でも悪化する?
寝不足は体によくないと言いますが、アトピーではどうでしょう?
もちろん、全くよくはなく、アトピーを悪化させてしまう一因になります。
寝不足でアトピーが悪化する原因としてはストレスの増加です。
寝不足の状態でいると、体がしんどいので些細なことで怒りっぽくなったりしませんか?
イライラしている時だと、体がかゆいわけでもないのに体を掻いてしまうこともあります。
アトピーがあると、なおさらイライラで体を掻いてしまいますよね?
アトピーを治すためには、体を掻くのを避けたいところです。
寝不足のイライラから掻きむしってしまう行動を避けるためにも、睡眠をしっかりとるのは重要になります!
アトピーはストレスが強いと再発する?
アトピーの再発は、風邪のようなものと言ったら分かりやすいかもしれません。
風邪は体の抵抗力が弱くなった時にひきますが、アトピーは体に負担がかかったり、ストレスがたまったりして、体に無理が生じたときに症状が起こりやすいです。
幼児なら転園や引っ越しなどの環境の変化が再発の引き金になることもありますし、学校に通うようになると転校や受験、友人関係が発端となって再発することもあります(^^;
大人では転職、転勤、人事異動、夜勤、過労、昇進などもきっかけになるようです。
再発させないためには今ある暮らしの環境を変えないことが一番ですが、そういうわけにもいかないですよね。
人間関係も自分の思い通りスムーズにいくものではないですし・・・
なので、体に負担がかかっていると思ったときや、子どもが無理をしていると親が感じたときは、少し早めにストレスの回避や解消の対策をとってあげてください。
受験がストレスになっていた場合だとすると、受験が終わると治ってしまうケースもよくみられます(゚д゚)!
普段の生活では睡眠をしっかりとり、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
これに加えて、趣味や運動などでストレスを解消することが大切です。
そのような時間を大切で愛おしい自分に与えてあげて下さいね(^^♪
アトピーのストレスとの関係につきまして、次のサイトも参考にしてみて下さい。
特定非営利活動法人 日本アトピー協会 アトピーの原因(心理的要素)
最後に
いかがでしたか?
ストレスとアトピー悪化は、関係ないようでとても関係の深いものなんです。
アトピー肌をきれいに、今の状態より改善するためにも、ストレスの少ない生活をできるようにしていきましょう♪
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