癌の種類と原因及び死亡者数のランキングや生存率・珍しい癌

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癌の種類と原因及び死亡者数のランキングや生存率・珍しい癌

癌の種類と死亡者数のランキングについて

日本人の死亡者数一位をキープし続ける。癌は様々な部位で起こるため種類が豊富であり発症部位によって生存率もかわる病気です。今回は死亡者数のランキングの確認や珍しい癌の確認を行い、癌についての知識を深めていくものとしていきます。


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1.癌の種類と死亡者数のランキング

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日本人の死亡原因一位を継続中の「癌」。その恐ろしさは日本人に深く浸透しており、医師の診察のもと体調不良の原因が「癌」と判明した時は目の前が真っ暗になるでしょう。

 

死亡原因一位の癌は様々部位で起こる病気です。「肺癌」「胃癌」「乳癌」「食道癌」「大腸癌」などなど様々な部位で起こりえます。それではここで死亡者数はどの癌が多いのかを確認しましょう。

 

死因        男               女

1位         肺癌            大腸癌

2位         胃癌            肺癌

3位         大腸癌         胃癌

4位         肝臓癌         膵臓癌

5位         膵臓癌         乳癌

6位         前立腺癌      肝臓癌

7位         食道癌         胆のう・胆管癌

8位         胆のう・胆管癌       子宮癌

9位         悪性リンパ腫          卵巣癌

 

参考URL:http://www.jcancer.jp/about_cancer_and_knowledge/%E3%80%8C%E3%81%8C%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E9%83%A8%E4%BD%8D%E5%88%A5%E7%B5%B1%E8%A8%88

1993年では胃癌が男性の死亡者数一位だったのですが、そこから肺癌が抜いてトップになり現在でも死亡者数一位をキープしております。

 

2.癌の種類と生存率

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参考URL:http://style.nikkei.com/article/

次に癌における10年生存率をお見せします。まずこの10年生存率とは何かを説明すると、診断から10年ほど一定期間後に生存している確率のことを表しております。

 

この数値から読み取れることは癌のステージが4段階にまで進むと助かる確率が急激に減るということでしょう。いわゆる末期癌と呼ばれるものは、やはり治療が非常に困難であるということがデータからも読み取れます。

 

また、膵臓癌や肝臓癌は早期発見である1期であっても厳しいということもわかります。膵臓癌はたとえ手術によりすべて切除されたとしても、約90%の患者が再発するといわれている恐ろしい癌です。

 

肝臓癌も同じく癌の中でも再発の可能性が高い癌であり、3~5年以内に約80%が再発していると言われております。このことからも10年生存率において膵臓癌や肝臓癌が低い数値になってしまう理由がわかってしまいます。

 

3.珍しい癌の種類

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癌は様々な部位にできる癌であるため、珍しい部位にできることもあります。

 

その代表的な例は「眼」でしょう。正式名称は眼腫瘍で眼には眼球や涙腺、まぶたなどのたくさんの器官がありますがそれらに発症した癌は全て眼腫瘍と呼ばれております。非常に希少な癌であり国内では年におよそ80人程度がり患する病気となっております。

 

全身の骨・脂肪・筋肉・神経などに悪性腫瘍が発生する場合もあります。これは全ての癌の1%ほどである希少癌です。特徴としては人によって症状が異なる点でしょう。ある程度知名度があるものには骨肉腫があります。

 

4.癌の種類と原因

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癌の原因はいまだ正確には判明していない点も数多くあります。それでもある程度「これは原因になる」というものが判明しているのもあるのです。

 

代表的なものには発癌性物質・放射線・紫外線・癌ウイルスなど皆さんよくきいたことのあるものとなっております。

 

まず発癌性物質の代表的なものは煙草の煙でしょう。よく医療にかかわる人から「たばこを吸う人は癌の確率が高まる」という言葉をよく聞くと思いますが、それはその理由がはっきりと特定されているから言えることでもあるのです。その他にも車の排ガス・アスベスト・工場の煙などがあります。

 

目に見えない電磁波である紫外線や放射線を大量に浴びると異常な細胞分裂を引き起こし癌化させることがわかっております。原爆により高線量の放射線を浴びた人は、骨髄の中にある造血幹細胞が癌に変異した白血病になってしまう方が多かったのもこのためです。

 

癌は遺伝や生活習慣が主な原因となることが多いのですが、ウイルスや細菌が原因で癌になるケースもあります。肝臓癌や子宮頸癌は特定のウイルス感染が原因となっているのです。また、ヘリコバクター・ピロリ菌という細菌も胃癌のリスクをあげる原因となっていることで知られております。

 

5.転移しやすい癌の種類

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癌は発症する部位が多種多様なものがありますが、その中でも転移しやすい癌と転移しにくい癌にわけられます。基本的に悪性度が高く進行が早いものであるほど転移する可能性が高いです。

 

また大きな血管やリンパが集まっている臓器で癌となった場合、遠隔転移が生じやすくもなります。

 

では転移しやすい癌を記載します。それは肺癌・胃癌・乳癌・膵臓癌・大腸癌・メラノーマです。胃癌は肝臓・腎臓・脳・骨などに転移しやすいといわれております。

 

胃癌は肺・肝臓・腎臓・膵臓などが転移先としてあげられます。乳癌は肺・肝臓・脳・骨などが転移する可能性のある箇所です。

 

膵臓癌は十二指腸・肝臓・胆管・腹膜などに転移することがあるでしょう。大腸癌は肝臓・肺・脳・骨などに転移する可能性があります。メラノーマはリンパ節や骨などに転移するといわれております。

 

逆に転移しにくい癌は甲状腺癌や子宮頸癌でこれらはめったに転移を起こさないといわれております。

 

6.上皮癌とは?

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癌とは3種類に分けることができその一種類が上皮癌です。どのような分け方をするかというと「上皮癌」「肉腫」「血液の癌」の3つです。英語では「Cancer」「Tumor」「Carsinoma」と言います。

 

それではその上皮って何?ということになると思いますが、この上皮とは体を覆っている表面の組織のことです。さらには口から肛門にたどり着ける部分もすべて上皮というカテゴリーに入ります。

 

つまり食道・胃・肺・小腸・大腸なども対象であるということです。これらの表面にある粘膜槽に癌ができると上皮癌という分類わけがされます。

 

察しのいい方は気が付かれたともいますが、一般的に癌と言われているもののほとんどが上皮癌になるということです。その上皮にできた癌のうち他の組織に深く広がらず上皮内のみで広がる癌は上皮内癌と呼ばれております。

 

7.腺癌とは?

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腺癌とは各臓器の分泌腺組織に発生する癌のことです。ここでいう腺とは何かというと、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官のことで、腺によって分泌されるものは胆汁・涙・胃液などがあります。この腺組織が癌に侵されると腺癌となってしまいます。

 

腺癌にはリンパ腺癌・子宮腺癌・精のう腺癌・肝臓腺癌・膵臓腺癌・肺腺癌・胃腺癌などたくさんの種類があります。

 

いま一つイメージがわかない方は乳癌をイメージしていただくといいかもしれません。乳癌とはそのほとんどが母乳を分泌する「乳腺」が腺癌となって発生するものなのです。

 

このほかにも胃癌や大腸癌は約95パーセントが腺癌と言われております。大腸がんの場合の多くは腸管粘膜の腺組織に発生する腺癌となっております。胃癌も胃液を分泌する腺組織が腺癌となって発症します。

 

8.癌の痛み止めは麻薬?

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癌の痛み止めにモルヒネがあります。このモルヒネは痛み止めとしては最高峰の薬であり古くから使われている薬でもあります。そしてこのモルヒネは「麻薬」という分類に入ります。

 

麻薬と聞いたら麻薬中毒などを心配されるのはご尤もなことだと思いますが、別に中毒患者のように薬を求めるようになったり、突如として性格が豹変するといったことは断じてありません。

 

このような麻薬を医療用麻薬と呼び、世間一般的にある「吸引すると頭がやられる」という危険なものではないと説明しておきたいと思います。

 

その他の癌に関する内容につきましては次のページをご参照ください。

主治医が見つかる診療所 がんの早期発見&完全予防
癌の予防法【食べ物・食生活・運動・お茶・コーヒー・笑い?】
癌の症状【子宮体・リンパ・S字結腸・胆管・下咽頭・目】
大腸癌の症状やステージ・原因・検査・治療・転移など
癌の症状【胃・大腸・肝臓・肺・口腔・甲状腺・子宮頸・顎】
乳癌の症状は?ステージや原因・治療・生存率・精密検査など

 

癌の種類と原因及び死亡者数のランキングや生存率・珍しい癌まとめ

いかがでしたか?

今回は癌について掘り下げて、様々な視点から説明していきました。

皆さんが聞いたことがある癌からまったく聞いたことが無い癌まで種々様々なものがあったと思われます。

一番の驚きは早期発見が助かるために一番大切なことであるのに、膵臓癌や肝臓癌早期発見である1期の症状であっても生存率が低いという点です。転移がしやすいこの癌にもしなってしまったらと考えると非常に怖いものがあります。

今回のこの記事が癌に対する参考になれば幸いに思います。


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