インフルエンザで肺炎が併発?球菌ワクチンの同時接種は?

インフルエンザで肺炎が併発?球菌ワクチンの同時接種は?

インフルエンザ肺炎の症状や治療などについて

インフルエンザは単体でも怖い病気ですが、怖い症状があり治療に時間がかかる肺炎併発する可能性があるという、非常に怖いものとなっています。

そのためインフルエンザと合わせて肺炎を予防する球菌ワクチンを同時接種する人が増えてきているのです。

そこで、今回はインフルエンザ肺炎併発することに備え、球菌ワクチンの同時接種は可能なのかをお伝えします。


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インフルエンザ肺炎とは?

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インフルエンザ肺炎とは簡単に説明すると、インフルエンザによって引き起こされた肺炎です。

「そのままじゃないか!」という突っ込みを受けてしまいそうですが、事実これはインフルエンザの合併症の一つなのでそれ以外の表現のしようがないのです。

そしてこのインフルエンザ肺炎はインフルエンザによって死亡した事例のトップに該当するもので、特に高齢者はこの合併症による肺炎でお亡くなりになられた方が多数います。

種類としてはインフルエンザウイルスや他のウイルスによって肺炎が引き起こされたパターンと、インフルエンザによって弱ったために細菌の二次感染が起きたパターンの2種類となっています。

頻度が高いのが後者の細菌感染を併発したものなのですが、どちらにても非常に危険なものと言えるでしょう。

インフルエンザ肺炎の症状

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インフルエンザ肺炎による症状は発熱・痰・咳・食欲不振・疲労感・悪寒・息切れといったところになります。

これは細菌による二次感染で発症するケースが多いので、インフルエンザの症状である熱や咳がいつまでも長引くと感じたら怪しいと思ったほうがいいでしょう。

また、細菌感染による肺炎の場合は湿性咳嗽という痰の絡んだ咳がよく出るようになり、その痰は粘性が強くどろっとした黄色や黄緑色となります。

症状が悪化すると呼吸困難やチアノーゼ(爪や唇、皮膚・粘膜が青紫色に変化してしまう現象)が発生することもあるので、注意してください。

ウイルス性の肺炎の場合は咳や熱以外にも鼻水といった症状が出てきますが、後遺症の心配はないようです。

また、細菌による二次感染は免疫力が低い人がかかりやすいものとなっているので、子供・幼児・高齢者が発症する可能性が高くなっているのです。

インフルエンザ肺炎の治療

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インフルエンザ肺炎は細菌性かウイルス性かによって治療法が変わってきます

細菌性の場合は細菌を退治するために抗菌剤投与を行われるようになるでしょう。

ウイルス性の肺炎だった場合は明確な治療法が存在せず、二次感染を防ぐために抗生剤を投与する程度におさまります。

また症状の出方によっても治療法が異なり、咳がひどいなら咳止めの薬を処方され、熱がひどい方は解熱剤を用いることになるでしょう。

もし、症状が重症化して呼吸困難が発生していた場合は気管支拡張剤を処方しつつ、場合によっては点滴を行うこともあります。

インフルエンザ肺炎だと入院する?期間は?

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インフルエンザ肺炎の症状が重くなってしまった場合は入院する必要性が出てきます

特に抵抗力が低い幼児や高齢者は入院するケースが多いのです。

仮に入院した場合、治療期間は通常なら1週間程度で済みますが、入院するほど重症化している場合はもう少しかかって10~14日程度かかることもあるようです。

ただし、入院してからの回復が早い人は入院当時は症状が重い方でも5~7日で退院する人もいるようですね。

ただし、集中治療が必要なレベルで症状が重い場合は14日以上かかることになるでしょう。

インフルエンザと肺炎球菌ワクチンの同時接種について

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インフルエンザ感染で死亡する事例としても多いのが肺炎になってしまうことなので、近年では予防接種を行う際に、インフルエンザと肺炎球菌ワクチンの両方を行う方もいるようです。

この時用意される成人用の肺炎球菌予防ワクチンは「ニューモバックス」というものになっていて、一度摂取すれば5年は有効と言われているものとなっています。


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また、一度に同時接種ができるかどうかですが、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン「ニューモバックス」は同時接種しても問題なしという医学報告がでているので、同時接種を推奨している病院もあるようです。

ただし、本人の希望が無いと行わない病院や、同時接種を行っていない病院もありますので、予防接種を行う予定がある人は同時接種が可能かどうか確認してみてくださいね。

肺気腫とインフルエンザ肺炎について

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肺気腫とは「肺胞」の組織が壊れて、肺にある溜まった空気を押し出せなくなってしまう病気です。

この肺胞とは酸素と炭酸ガスの交換を行っている部分で、肺気腫になるとこの肺胞が破壊されて数が減っていき肺がスカスカになります。

そして、この肺気腫や気管支炎といった慢性的な肺の病気がある人は肺炎の原因となる肺炎球菌を多く持っているので、肺炎になりやすくなってしまうのです。

つまり、この肺気腫になっている人がインフルエンザになってしまうと、二次感染を引き起こして肺炎になりやすいということですね。

インフルエンザ肺炎はうつる?

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まず、肺炎にはうつる肺炎とうつらない肺炎があります

うつらない肺炎はアレルギーやカビまたは薬による肺炎でこれは発症したとしてもうつすことはありません。

他にも風邪をこじらせてなってしまった肺炎もうつり難いと言われています。

逆に、細菌やウイルスによって引き起こされている肺炎はうつる可能性があります。

つまりインフルエンザ肺炎はうつる可能性があるということですね。

わかりやすく言うと、一昔前に大騒ぎになった重症急性呼吸器症候群のSARSもうつる肺炎の一つとなっています。

インフルエンザは自然治癒させるのが良い?

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インフルエンザは発症してから48時間以内に抗生物質を飲むことで症状を軽くさせることができますが、それ以降はその対応もできなくなるので対症療法が基本となります。

つまり発見が遅れたインフルエンザは、病院に行く理由が薄れてしまうということになります。

そうなると、自然治癒させる方に走る人が多くなるのですが、それは体力がある人に限定したほうがいいでしょう。

実際に体力がある人なら回復するのも早くなって1週間もあれば完治する人が多いのですが、逆に乳幼児や高齢者は体力がなく重症化するケースも多々あるので、自然治癒はおすすめできません

そのため、体力がある若い年代の人なら自然治癒でもいいでしょうが、それ以外の年代の方は病院に行って診察してもらいましょう。

 

肺炎に関しましては次のページも参考にしてください。

マイコプラズマ肺炎はうつる?感染力は?症状や原因・治療は?

カリニ肺炎の症状や検査・診断・治療法は?予後・予防法は?

クラミジア肺炎の症状や原因・治療法は?性病との関係は?

間質性肺炎とは?初期症状や原因・治療・リハビリ・余命は?

肺炎で子供が死亡する?症状や原因・治療・入院などについて

肺炎の種類や特徴は?高齢者や子供が気をつけたい肺炎は?

肺炎の治療法や期間は?入院して抗生剤を点滴?食事は?

肺炎の種類とうつるのかどうか?夏型・細菌性・カビ肺炎など

気管支肺炎の症状・原因・感染経路は?治療法と完治期間は?

 

インフルエンザで肺炎が併発?球菌ワクチンの同時接種は?まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

今回はインフルエンザで肺炎が併発した場合に備え、球菌ワクチンの同時接種は可能なのかをお伝えしました。

インフルエンザにおける予防接種と合わせて肺炎の予防接種も問題ないものとなっているので、日本でも同時接種に対応している病院が増えてきています。

これは、わざわざ病院に二回行くのが嫌と思っている方には朗報となるでしょう。

特に抵抗力が低い子供や高齢者の方は感染する可能性が高いので、うまく利用してインフルエンザと肺炎にならないようにしてくださいね。

また、体力がない人が自然治癒させるのも怖いものがあるので、インフルエンザになった場合も1度は病院に行くようにしてください。


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