めまいの症状の原因は何か? その対処法は?
めまいの原因と対処法について
突然めまいが起きた場合に
①顔のしびれや麻痺がある
②ろれつが回らない
③手足のしびれや麻痺がある
④物が二重に見える
といった場合は脳梗塞など重大な病気の可能性もありますので、まずは早急に病院で診てもらう必要があるでしょう。
そして実際に病院で診てもらっても「特に異常はみられない」ということも多々あることです。
「特に異常なし」なのに何で「めまい」が起こるの?そう思ってしまいますよね。
この記事では何か柔らかい物の上に乗っているようなふらつくような感じのめまい、頭の中がふわふわするようなめまい、回転性のまめいなど、症状や原因および対処法を中心に触れてみたいと思います。
めまいの種類は?
めまいを体験した人は多いでしょうが、実はこのめまい、人によってどのような体験をしたのか、感じ方が異なったりします。
その理由はその種類によって違いがあるからになります。
ぐるぐる天井がまわるような回転性のめまい。
何か柔らかいものの上に乗っているようなふらつくような感じのめまい。
頭の中がふわふわするようなめまい・・・
脳が虚血状態になってしまって目の前が真っ暗になってしまうような眼前暗黒感を感じるめまい。
主にはこのようなめまいがあるでしょう。
低血圧でめまいが生じることもあります。
めまいの原因は何か?
病院で”異常なし”と診断された場合に引き起こる回転性やふらつき、ふわふわするようなめまいの原因として考えられる主なものは耳の奥の方にある三半規管や耳石器の働きが悪くなっていることが考えられます。
三半規管は体が回転や傾くような動作をした時にその情報を捉え脳に伝えます。
耳石器は直線の動きに対する加速度の情報を捉え脳に伝えます。
これらの情報が脳に正確に伝わることによって人間は平衡感覚を保っています。
この三半規管や耳石器の働きが悪くなると、情報が正しく伝わらなくなりめまいがおきます。
めまいに似たような症状で「貧血」があります。
貧血については次のページをご参照下さい。
なぜ三半規管や耳石器の働きが悪くなるのか?
ではなぜ、三半規管や耳石器の働きが悪くなるのか?ということですが、大きな原因は自律神経の乱れです。
自律神経というのは2つの神経があり、1つは交感神経、もう一つは副交感神経です。
交感神経は主に活動時に働く神経で副交感神経は主にお休み時に働く神経です。
どちらの神経もバランスよく働いている必要があるのですが、これが乱れると三半規管や耳石器に悪影響を及ぼすことがあります。
自律神経については次のページをご参照下さい。
なぜ自律神経の働きが悪くなるのか?
ではなぜ自律神経の働きが悪くなるのか?ということですが、それは日常の生活習慣によるものが大きいです。
睡眠不足、不規則な食生活、運動不足、そして最も大きい要素が精神的ストレスです。
強いストレスを受けたり、ストレスを長期間頻繁に感じ続けると自律神経の働きは乱れてしまいます。
無理をして頑張り過ぎたり、必要以上に何かを恐れたり不安になったり悲しんだりしている状態というのはストレスを受けている状態になります。
めまいに伴って吐き気をもよおすケースもあります。
吐き気に関しましては次のページを参考にして下さい。
自律神経の働きを良くするには?
では自律神経の働きを良くするには?ということですが、呼吸法など一時的に整える方法は色々ありますが、根本的には生活習慣を正すことです。
具体的には
・しっかり睡眠時間を確保する
・バランスの良い食事を心がけ食べ過ぎない。1日2~3食で腹八分目にする
・ハード過ぎない適度な運動を行う
・仕事などで強いストレスを受けないようにして、頑張りすぎない
・ストレスを軽くする方法として、できる限りストレスの元になっている対象に対して楽観的に考えるようにする
といったところです。
また笑うことも自律神経を整わせてくれます。
面白いことが無くても、笑顔を作るだけでも、自律神経は整う方向に働きます。
いつもニコニコしているのがいいですね。
精神的ストレスを排除するのは用意ではないかもしれませんが、笑顔なら作れますしね。
自分自身で自律神経を整える努力をしてもめまいが解消されない場合は整体院やカイロプラクティック院など自律神経の働きを整える施術を行っている施設を利用するのも1つです。
めまいにつきまして、次のサイトも参考にしてみて下さい。
最後に
まずはめまいが起きた時は病院で診てもらうのが良いですが、検査の結果”異常なし”の場合は自律神経の働きが整うよう心がけましょう!
自律神経の働きを整えるには生活習慣を整えることとストレス解消の手法を身に付ける事です!
めまいを解消して参りましょう。
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