過敏性腸症候群ガス型で臭い匂いが気になるあなたに【原因や治し方】

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過敏性腸症候群ガス型で臭い匂いが気になるあなたに【原因や治し方】

過敏性腸症候群のガス型で臭い匂いが気になることについて

過敏性腸症候群には便秘型、下痢型、交互型、ガス型の4種類あります。

このページではガスがお腹に溜まって漏れていないか不安になり「臭い匂いが気になる」というガス型でお悩みの方向けに症状や原因、治し方について記載したいと思います。


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過敏性腸症候群ガス型の症状

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お腹にガスが溜まる感覚があったり、お腹が張ったり、お腹がゴロゴロやグーグーと腹鳴(ふくめい)したり、おならがよく出たり、おならが漏れている感覚があったり・・・このような症状が過敏性腸症候群のガス型の特徴です。

こういった症状から電車の中やエレベータの中、会議室の中など日常生活の様々なシーンで、ガスが漏れて自分から臭い匂いを発していないかと気になってしまいます

その結果、常に精神的不安となり、日常生活を自由にのびのびと過ごすことができなくなりがちになってしまいます。

 

下痢や便秘などの過敏性腸症候群については次のページをご参照下さい。

過敏性腸症候群の診断と漢方や治療薬など治し方

 

原因について

整体院

過敏性腸症候群ガス型になる原因としては次のようなことが考えられます。

自律神経の働きが乱れていて、腸をうまくコントロールできなくなっている

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私たちの体の中では無意識のうちに生命を維持していく為の様々な活動が行われています。

その活動は自律神経によって行われています。

例えば体温は常に一定の範囲内の温度を維持している必要がありますが、これは自律神経がコントロールしてくれています。

そして内臓も無意識のうちに働いてくれていますが、これも自律神経がコントロールしてくれています。

この自律神経の働きが乱れると、内臓の1つである腸をうまくコントロールできなくなりガス型の症状が出てくる場合があります。

唾を飲み込むことが多く、空気をたくさん体内の取り込んでしまう

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呑気症(どんきしょう)と言って、緊張した時や焦った時、不安な時など精神的ストレスがかかった時に唾を飲み込む回数が多くなり、唾を飲み込むと同時に空気も取り込まれ、それが過剰分となり腸に回り、ガスや張りや腹鳴といった症状が表れたりします

食生活が乱れていて、ガスがたくさん発生してしまう

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野菜をあまり食べずに肉など動物性の食事ばかりしていると腸内に悪玉菌が増えてガスがたくさん発生してしまいます。

また体が冷えると内臓の働きが悪くなります。

内臓は37~38℃で最もよく働くと言われています(内臓は体表面の温度より0.5~1度ほど高いです)が、冷えると働きが不十分になります。

するとガスの発生に繋がります

体が冷える要因の1つに食べ物があります

食べ物には体を温める食べ物と冷やす食べ物がありますが、過敏性腸症候群の人は冷やす食べ物を多く摂っている可能性があります。

例えば砂糖の入った甘い食べ物や主に夏野菜などは体を冷やします。

 

体を温める食べ物や冷やす食べ物については次のページをご参照下さい。

冷え性対策! 食べ物や飲み物

 

ちなみに炭酸飲料をを飲むと、空気をたくさん体内に取り込むことになり、ガスが発生しやすくなります。

 

自律神経の働きを整える過敏性腸症候群の治し方

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先に過敏性腸症候群ガス型の原因として考えられる1つに自律神経の働きの乱れと記載致しました。

では自律神経の働きを整える方法について記載したいと思います。

ストレスがかからないよう出来る限り心を平穏にしておく

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不安・恐怖や怒り、悲しみ、嫉妬、焦りなど心に不快感のある時はストレスのかかっている状態になります。

ストレス状態が長期に及んだり、強いストレスを受けると自律神経は乱れやすくなります。

心に不快感が出てきた時は、できる限り心が平穏になるよう思考パターンを変え、気持ちを切り替えるなどの努力をしましょう

できる限り「今自分に起こっていることはプラスに働く」というような思考や「まあいいか」など物事を楽観的に考えたりすることが効果的です。

「そんなことできないよー」と思われるかもしれませんが、努力してみないと良い結果は生まれにくいでしょう。

深呼吸をする

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ストレスがかかると呼吸が速くかつ浅くなります。

ゆっくり深い深呼吸をすることで、自律神経は整う方向に働きます。

朝日を浴びる

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朝目覚めた時に太陽の光を浴びると自律神経は整う方向に働きます。

何事も冷静に落ち着いてを意識する

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いつも気持ちの中に「冷静に落ち着いて」という意識を持つことで、精神的に安定しやすくなります。

精神の安定は自律神経の働きを整える方向に働きます。

リズム運動を行う

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「いちにいちに」という一定のリズムがある運動を行うと、幸せホルモンと呼ばれる、心を安心感や幸福感に導いてくれるセロトニンというホルモンが分泌されると言われており、自律神経を整える方向に働かせます。


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最もポピュラーなリズム運動としてはウォーキングがあります。

自律神経を整える施術を受ける

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私の知っているカイロプラクティック院でも行われていますが、整体院やカイロプラクティック院などで自律神経を整える施術を行っている施設があります

そのような施設を探し利用するのも選択肢の1つです。

 

自律神経につきましては次のページもご参考にして下さい。

自律神経失調症の症状とその原因と改善方法【治し方】

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法

自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど

自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】

自律神経失調症を改善する食事は?

 

生活習慣を整える治し方

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ここで言う生活習慣とは食事、睡眠、運動の3つです。

食事に関しては何か特定の健康に良いと言われるものを積極的に摂るというのではなくバランス良く食べることが大切です。

栄養素には炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維がありますが、まんべんなく必要量を食べるのが良いでしょう。

あと加えて体を冷やす食べ物よりも暖める食べ物を多めに摂取すると良いでしょう。

1日2~3食とし腹7~8分目、それからよく噛んで食べることも腸に負担をかけなくし、より多く唾液が出て殺菌効果もありますので大切です。

 

栄養バランスの良い食べ方につきましては次のリンクの記事の「バセドウ病の食事量と栄養バランス」の見出し部を参考にしてみて下さい。

バセドウ病に限らず、全ての人の食べ方のガイドになります。

バセドウ病【甲状腺機能亢進症】の食事制限や量およびレシピ

 

睡眠に関しては早寝早起きが基本です。

夜は遅くても12時までに寝て、朝は5時~7時くらいの起床が良いかと思います。

時間的には最低6時間以上の睡眠を取りたいものです。

そして運動も大切です。

私たち人間の体は動かす為に備わっています

従いまして体を適度に動かしてあげることで、体全体の調子が良くなり、しいては腸の改善にも繋がることが期待できます。

運動の例としては30分くらいのウォーキングです。

また運動によって体温が上がり、体温が上がることによっても腸の働きが良くなり症状の改善にプラスの効果があります。

 

不眠症に関する内容は次のページをご参照ください。

不眠症の治し方は?食べ物や飲み物で治せる?

 

薬による治し方

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まだ過敏性腸症候群ガス型に対する特効薬は無いようです。

例えば病院を受診した場合に処方される薬としては【ストレスを減らす為の精神を安定させる薬】【ガスコンといってガスの排出を促す薬】【整腸剤】などがあるようですがこれらは根本治療ではありません。

ですので、仮に薬を服用するにしても並行して、ストレスがあまりかからないよう心の持ち方をコントロールする意識や生活習慣を整えるなど、上記の治し方に記載した内容を実践する必要があるでしょう。

 

便秘や下痢に関する内容につきましては次のページをご参照下さい。

便秘が続くと腹痛が起こり下痢で冷や汗をかく症状は危険?

ずっと下痢が続くのと腹痛がある原因と治し方

便秘に即効性のある食事【食べ物】は?根本的な解消法は?

乳児の便秘 母乳なのに何故?母親の食事?

便秘が続くと腹痛が起こり下痢で冷や汗をかく症状は危険?

 

過敏性腸症候群ガス型にプラスになる食べ物やサプリは?

過敏性腸症候群ガス型になってしまった方は豆類を食べてはいけませんし、乳製品の摂取もしてはいけなくなります

豆類のようにおならが出やすい食べ物は避けた方が良いものとなるのです。

冷たいものや脂っこいもの、辛いものも控えましょう

逆に推奨される食べ物は乳酸菌と食物繊維が含まれているものです。

しかし、乳製品は避けるべきものとなっているので、乳酸菌などはサプリメントで補給するしかないでしょう。

ただし、2・3日で効果が出るものではなく時間が必要なのでじっくりと継続する必要があります。

とは言え、にわか知識では不安なところもあるかもしれませんので、その場合、医師に相談して食べるものを厳選されるのが良いでしょう。

 

過敏性腸症候群につきましては次のサイトも参考にしてみて下さい。

日本消化器病学会 過敏性腸症候群(IBS)

 

最後に

過敏性腸症候群のガス型の症状の特徴は、お腹にガスが溜まる感覚があったり、お腹が張ったり、お腹がゴロゴロやグーグーと腹鳴したり、おならがよく出たり、おならが漏れている感覚があったりというものです。

こういったことから様々な生活シーンで自分からいやな臭いを発していないかと気になり活動が消極的になってしまったりします。

原因は自律神経の乱れやストレスによる呑気症、食生活の乱れなどがあります。

ストレスがあまりかからにような思考パターンにしたり、自律神経の働きを整える為の行動をとったり、生活習慣を整えるよう努めることが過敏性腸症候群の改善に繋がります。


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