胃痛の治し方【食べ物・飲み物・呼吸法・ツボ・薬など】
食べ物や飲み物など胃痛の治し方について
ちょっとしたことで起きる胃痛。
そのちょっとしたことで起きてしまうことから、すぐにでも治したい症状でもありますよね?
今回はその胃痛の治し方を、食べ物・飲み物・呼吸法・ツボと様々な方法で検証したいと思います。
胃痛に悩む皆さん、ぜひ参考にしてください。
但し、胃痛の背景には思わぬ病気が潜んでいる可能性もありますので、続く場合は病院を受診しましょう。
胃痛の治し方【食べ物】
胃痛を食べ物で治す場合、消化に良い食べ物を消化に良い調理法で料理し、消化に良い食べ方を行うことが重要になります。
消化に良い食べ物はお粥・にゅうめん・湯豆腐・茶碗蒸し・ササミ・大根・ほうれん草・キャベツ・じゃがいも等々になっております。
果物は一般的に消化にいいイメージが強いですが逆で、あまりおすすめできないものが多いです。
すりおろしたリンゴを常温で食べれば消化のいいものと言えるのですが、基本的に食物繊維が多いため消化に良いと言い切れるわけではありません。
食べるときは消化の助けとなるようによく噛んで食べるようにしましょう。
飲み物について
胃が痛い時に良い飲み物は食べ物と同じで胃の刺激にならないものが望ましいです。
そこで一番いいのはぬるめの白湯になっております。
空腹で胃痛が発生している時に飲めば胃酸の濃度が薄まるので不快な症状が和らぎます。
胃の粘膜を守ってくれる牛乳もおすすめです。
牛乳を温めてホットミルクとするのが一番効果的であり、ヨーグルトをお湯で溶いてはちみつを加えたものもホットミルクと同じ効果が期待できます。
ピロリ菌を抑える機能を持ったココアも良い飲み物と言えるでしょう。
ピロリ菌は胃癌や胃潰瘍の原因になるので、そのような点でも良い飲み物と言えると思います。
呼吸法について
胃痛を治す方法の一つに呼吸法があります。
胃痛に効く呼吸は腹式呼吸です。
自律神経のバランスを整えるために、ゆっくりと鼻から息を吸って、口からゆっくりと吐き出す腹式呼吸が効果的です。
実際に胃痛に遭遇すると、痛みが生じているためどうしても呼吸が浅く多くなってしまいます。
そのため酸素が体の隅々に行きわたっていない可能性があるため、酸素を行きわたらせるためにもリラックスしながらの腹式呼吸が有効になります。
即効で効く?ツボについて
胃痛解消のためのツボも存在します。
それは親指と人差し指の間にある合谷というツボです。
ここを痛みを少し感じる程度の力で強めに3秒押して3秒離すといった方法で刺激します。
場所がわかり難いという方は絵をご覧ください。
合谷は胃痛緩和の他にもストレス解消や目の疲れにも効果的であると言われております。
次は内関という手の広を上に向けて手首から指三本くらい下がった位置にあるツボを数回押します。
ここは消化器官系の症状をよくするツボと言われております。
注意点としてはツボ押しの効果は個人差によるところが大きいということです。
そのため過信は禁物となります。
薬について
日常生活や仕事に忙しい方の胃痛の最大の特効薬は薬です。
食事改善やストレス解消などの時間がかかるものと違いこちらは即効性があります。
ここで気を付けるところは胃痛の原因は複数あることに合わせて胃痛用の薬も複数あるということです。
ストレス性の胃痛薬を食べ過ぎによる胃痛に用いても効果はあまり期待できません。
そのため病院にかからないで市販薬で対応する人は必ず薬剤師に症状を相談してから薬を購入するようにしてください。
ストレスによる胃痛の治し方
ストレスによる胃痛は長期的に見た場合はストレス解消法を手に入れてストレスを溜めない生活スタイルを身に着けることにありますが、ストレスによる胃痛が起きている場合の治し方は胃薬を飲むこと・横になること・ホットミルクや白湯を飲むこと・ゆっくりと深呼吸をすることが早めに行動に移せるものとしてあります。
痛みが発生している時に、すぐに横になれない場合はとにかく椅子に座って休むことが大切です。
それだけでも痛みが和らぐことがあります。
胃痛対策はゆっくりと休むことにあります。
横になることが可能な場合は右を下にして胃の通りをよくするとよりいいでしょう。
ホットミルクや白湯は前述したとおり胃痛に効果ありです。
深呼吸も同じく前述したとおり効果が期待できます。
胃痛が起こるケースとして胃腸風邪があります。
胃腸風邪に関しましては次のページを参考にしてください。
胃が痛い時の寝方は?
胃痛がひどいときはなかなか寝付くことができないのでストレスがたまります。
その場合の対処法としてまずおすすめなのが腹巻や湯たんぽ、カイロを使ってお腹を温めることです。
胃の痛みの原因は複数ありますが、内臓が冷え切っていることで痛むこともしばしばあるので、胃を温めることで痛みが軽減されることがあります。
また、胃が痛い場合は右側を下にして眠るようにすれば胃の消化を助けることになるので、胃の痛みが軽くなりやすいのです。
それでも胃痛がなかなか減らない場合は丸まって眠るといいかもしれません。
これは効果が出るのかは人によりますが、丸まって眠ることで胃痛が減ることがあります。
この時も体は右側を下にしてください。
ここまでやっても痛みが減らないという時は薬に頼るしかないかと思います。
胃痛を根本的になくす生活習慣
胃痛につながる生活習慣のキーワードは大きく分けて3つです。
それは「ストレス」「食生活」「ピロリ菌」になります。
ストレスは自律神経の乱れに繋がるので、とにかく運動などのストレス発散につながるものを日常化し、記載した呼吸法を意識してするようにして自律神経のバランスを整えるようにしましょう。
規則正しく食事をとることも大切です。
不規則な時間での食事は胃に負担がかかります。
脂っこいものやアルコールの摂取のし過ぎには注意しましょう。
腹八分目を心がけて食事をするのもポイントです。
慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんを予防するためにもピロリ菌は除去するように努めましょう。
一番効果的なのは病院でピロリ菌検査を受けてピロリ菌に対する薬を処方してもらいそれを服用することです。
胃痛の対策につきまして、次のサイトも参考にしてみて下さい。
エスエス製薬 ガストール 胃痛の症状について
最後に
いかがだったでしょうか・
今回は「胃痛の治し方【食べ物・飲み物・呼吸法・ツボ・薬など】」と題して様々な胃痛解決への方法をお伝えしてまいりました。
呼吸法やツボなどはすぐにでも実践できるものなので、少しでも胃に不安のある方は実践してみるのもいいと思います。
ストレスが無い環境で生きるなんてそう簡単には実現不可能!
だったら自分の身は自分で守るしかなく、自分の胃も自分で守るしかありません。
今回のこの記事が胃痛に悩む人へのお悩み解消に少しでもつながれば幸いに思います。
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