膝の捻挫を早く治す方法や応急処置・リハビリ法!サポーターは有効?

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膝の捻挫を早く治す方法や応急処置・リハビリ法!サポーターは有効?

痛みや腫れなど膝の捻挫の症状や病院に行くべきかと湿布は有効?

捻挫早く治す方法を調べている人は少ないかもしれません。

というのはあまり捻挫することがないので、少ないが故に処置の仕方も知らないという人も多いでしょう。

サポーターの有効性やリハビリ方法はどのようなものなのでしょうか?

本記事では捻挫をした時に必要となる情報をお伝えしたいと思います。


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捻挫とは?

捻挫とは衝突や転倒などで、足首や指などの関節の靱帯・腱・軟骨などが負傷することです。

つまり、関節がある部位ならば発生する可能性がある負傷です。

ちなみに、突き指も捻挫の一種となります。

この捻挫をすると異常なまでに腫れることがありますが、これは内出血が発生しているサインで、足首のような多くの血管が走っている部分ではよく腫れます。

この捻挫は靱帯の傷つき具合によって段階分けされていますので覚えておきましょう。

痛みも軽く腫れもそこまでひどくない場合は1度であり、これは靱帯が軽く一時的に伸びている程度です。

靱帯の一部が損傷によって切れている場合は2度となり、完全に切れている靱帯断裂状態では3度となります。

膝の捻挫をできるだけ早く治す方法は?

怪我をした後に早く治したいのなら、無理をしないことが一番となります。

これはどのような負傷でも同じなのですが、無理や無茶を重ねると確実に治りは遅くなるでしょう。

また、どのような負傷なのかを理解しないとリハビリや治療のしようもないので、負傷したら病院で診てもらうのが一番大切な早期改善方法となります。

そこで、どのような対応がベストなのかを医師に聞くことが早く回復するコツといえるでしょう。

応急処置であるRICE処置のあとは患部を温めてマッサージを行うのが良いのですが、どのようなマッサージが良いのかは負傷の度合いおよび負傷した腱や靱帯で変わりますので、医師に判断してもらって下さいね。

 

捻挫に関しましては次のページも参考にしてください。

手首の捻挫の完治期間と症状や治療法・リハビリについて

足の甲の捻挫のテーピングの仕方やサポーターや湿布など処置法

 

応急処置について

捻挫の場合の応急処置の考え方はどこの部位でも一緒です。

お子さんがいる親の方々は覚えておかれるといいでしょう。

その基本とは先ほど記載していますが「RICE処置」と呼ばれる物で、行う行動の頭文字をとってそのように呼ばれております。

具体的にはRest(安静)Ice(冷却)Compression(圧迫)Elevation(拳上・高拳)の略で、この言葉の通りに行動してください。

まずは安静にできる場所を探して移動し、患部を氷嚢や冷却スプレーを使って冷やします。

受傷直後48時間は冷やしますが痛みの状態次第で対処法が変わりますので注意です。

また、冷やし終わったらテーピングや弾性包帯や膝なのでサポーターなどを使って軽く圧迫しましょう。

その後は患部を心臓より高い位置に保つために、枕や座布団などを使って高さ調節をしてください。

膝の捻挫の症状

具体的な症状は軽い人なら膝の周辺の軽い炎症による腫れや歩くたびに感じる痛みですが、重症なら水が溜まって曲がらないとか伸ばせないという状態になってしまうでしょう。

膝の関節を保持出来ない不安定な状態になるので、歩き方も不自然になってしまいます。

病院に行くべき?

これは非常に微妙なところがありますが、基本は病院で診てもらうのが最良でしょう。

軽傷の場合はしっかりと応急処置をすれば1週間もあれば治りますが、靱帯損傷レベルの怪我、いわゆるレベル2以降だとしっかりとした診断および治療をしてもらわないとなかなか治らない可能性が高まります。

痛みがあまりにもひどい・腫れが大きい・内出血が酷い・足が動かない・変形している・ぐらぐらしているなどの症状が出ている人は基本的にすぐにでも診てもらうべきです。

何れにしましても、病院で診てもらえばどの程度の負傷なのかすぐに分かりますので、診てもらうのが良いでしょう。


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治療方法について

捻挫の治療方法は応急処置以外では、手術による治療もありますし、保存的治療として運動療法・物理療法・薬物療法を行うこともあります。

治療内容の判断は医師が靱帯の損傷具合を認識してから決めますので、診てもらうまでは分かりません。

膝の現代医療は関節鏡(内視鏡)を用いて小切開で行うものが多くなっており、傷跡も目立ちにくくなってきております。

また、膝の場合はガチガチに固定すると日常生活で動かしにくくなり過ぎて不都合になりますので、装具やサポーターを用いるケースが基本となっているようです。

ある程度回復したら本格的なリハビリを行いますが、動かせない状況であったとしても筋力を落とさないために軽いトレーニングなどは行うでしょう。

リハビリの概要

捻挫の場合はリハビリもそれに合わせたことを行います。

膝の場合はビニールなど滑るものを足の下において膝を伸ばした状態から曲げられるところまで引き寄せるという「ヒールスライド」というトレーニングを行うことになるでしょう。

これはリハビリ開始時に行われる共通的なトレーニングなので、重症化した方なら実戦したことがあると思います。

ある程度怪我が癒えた人は長座位で膝の下に枕を置いて、モモ前の筋肉を使うように膝を少し曲げた状態から枕を下方向に押しつけるといった「アイソメトリックトレーニング」を行うようになるでしょう。

ただし、これらの運動内容も医師から指示されますのでそれに従うようにしてください。

 

骨折による手術の時間や費用と術後のリハビリや痛みについて

剥離骨折の指を治療する方法は?リハビリ方法や全治期間は?

ギランバレー症候群はリハビリで治る?予後や再発は?

 

膝の捻挫にはサポーターが有効?

固定する方法としてはギブスもありますが、様々な情報を見るに膝の場合はサポーターが主流のようです。

実際に、サポーターは痛みを抑制する目的で色々な種類が作られていますので、自分に合った物を選ぶといいでしょう。

しかし、サポーターが絶対にいいのかといわれた場合には素直に頷けませんので、診断してもらった医師に相談するのが一番でしょう。

そこでギブスではなくサポーターの方がよいと言われた場合に、サポーターを使うのがベストだと思います。

湿布は有効?

RICE処理に湿布を使う人がよくいますが、湿布の効能を考えた場合、応急処置としてはおすすめできないとされています。

湿布は冷たくて気持ちいい物も多いのですが、「消炎鎮痛剤」が含まれていることが多く、これが血管拡張作用をもたらしてしまうのです。

冷却するのは冷やして血管を収縮させ炎症と腫れを抑える目的ですので、逆効果になってしまいます。

つまり、使うタイミングは熱っぽさや腫れがある程度引いた時となるのです。

もちろん「消炎鎮痛剤」成分が含まれていない冷たい湿布なら使えるでしょうが、基本は使わない方がいいと思った方が無難でしょう。

また、ある程度痛みや熱が収まったのなら鎮痛消炎成分や温感刺激成分が含まれている温感湿布を使うといいでしょう。

全治までの目安の期間は?

捻挫にもレベルがありますので、そのレベルによって完治までの期間は大きく変わります。

たとえば、重傷の場合は日常生活が送れるようになるまでは約2ヶ月ですが、運動ができるようになるには半年以上かかってしまうでしょう。

これがプロレベルの人たちなら1年以上かかるケースもあります。

内側側副靭帯の場合は後十字靱帯や前十字靭帯よりも完治までの期間は短く軽度ならば1ヶ月程度で治ってくれます。

しかし、こちらも重傷なレベルだと3~4ヶ月以上かかってしまうでしょう。

 

膝の捻挫につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

TENTIAL 膝の捻挫の症状とは?治療法も解説

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事では膝の捻挫に関する情報を集めてお伝えして参りました。

捻挫はスポーツ選手ならしてしまう可能性のあるものですが、重傷レベルの捻挫の場合は放置は絶対に良くないので医師に診てもらう必要があります。

病院に行きたくないという気持ちもわかりますが、少しでも早く日常生活を送りたいという人は医師の知識および知恵を貸してもらうようにしましょう。


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