いぼ痔の治療法【薬・注射など】と期間や費用!保険適用は?

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いぼ痔の治療法【薬・注射など】と期間や費用!保険適用は?

いぼ痔は自宅で放置して自然治癒するのかと病院での治療法

いぼ痔になるとトイレに行くのが億劫になり、できる限り早く治したいと思い治療を検討するかと思います。

その治療法注射と言われておりますが、その期間費用はどのくらいなのか、保険は適用されるのか気になる点は多いでしょう。

本記事ではいぼ痔治療に関する情報をまとめて記載したいと思います。


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いぼ痔とは?

おしりにできることで痛みが発生しトイレに行くのもしんどいものとなる痔ですが、これは3種類あります。

一つは肛門の皮膚が切れてしまって出血する「切れ痔」、肛門の部分に膿みのトンネルができてしまう「痔ろう」、そして肛門にいぼ状の腫れができてしまう「いぼ痔」です。

このいぼ痔には大きく分けて2種類あります。

それは肛門の内側、つまり見えない部分にできる「内痔核(ないじかく)」タイプと、外側にできる「外痔核(がいじかく)」タイプです。

主にトイレに行った時に力みすぎることや、肛門に負荷がかかり過ぎることが原因で血液循環が悪くなってしまうと発生します。

というのも、このいぼ痔は毛細血管の集まっている静脈叢(じょうみゃくそう)が鬱血することで腫れてしまうのが原因なのです。

いぼ痔の病院での治療法は薬?

いぼ痔の治し方は内痔核の場合は一般的に薬や軟膏を使っての保存療法や生活習慣改善になるようです。

薬を使う場合の1つに便を柔らかくする薬を使って、肛門の負担を減らして排便させるとう方法があるようです。

すでに脱肛が発生して日常生活にかなり影響を与えるレベルの内痔核だった場合は手術になるようですが、それは最終手段だと思ってください。

外痔核の場合は初期症状や中期程度の症状だったのなら座薬や軟膏を使えばほぼ改善に向かうようです。

ただし、こちらも症状が進行して座ることも困難なほどの痛みがあるのなら、手術を行うことになるでしょう。

注射療法などその他の治す手段は?

いぼ痔の治療法は他にもあります。

たとえば、ジオン注射療法が代表例でしょう。

これは内痔核の数カ所に薬を注射するという方法で、手術後の痛みはほとんどないという大きな利点があります。

注射の効果が出るまではある程度時間がかかると言われておりますが、次の日には脱肛が無くなると言われているので、基本は日帰りか1泊2日というスケジュールの短期手術となるようです。

また、このいぼ痔の原因は排便時の力み以外に、座っている姿勢が異常に長いことや、便秘になりやすい食生活をし続けていること、またストレスが溜まり過ぎていることや酒やたばこが原因となっているので、いぼ痔に苦しめられている方々はこれらの原因から遠ざかる生活をする必要あります。

手術の方法も簡単にはなっておりますが、本人の努力次第で回復度合いも大きく異なりますので、生活習慣の改善は確実に言い渡されることでしょう。

 

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手術について

病院での手術はいぼ痔における最終手段になります。

実際に手術となると、レーザーを使っていぼを除去するという方法結さつ切除術のような肛門のふちの皮膚から内痔核や外痔核を切除して奥から縫ってくる方法を実行することもあるでしょう。

この方法はかなり確立されている方法で根治性が高いので、いぼ痔の手術の基本となっているようです。

しかし、あくまでいぼ痔における手術は最終手段なので、そこまで悪化していないのなら別の方法をとります。

治療期間について

どの程度まで悪化しているのかによって治療期間は変わってくるでしょう。

通常であれば3~4日程度である程度の効果が出て1週間もあれば痛みなどは無くなって通常の生活を送れるようになるようです。

ただし、薬を処方されるのは3週間程度になっており、その期間は痛みが無くなっていたとしても使い続けるようにしましょう。

手術をするケースでも、初期段階なら手術時間は30分程度で入院も1週間ぐらいですみますので、かなり順調に進むようです。


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ただし、脱肛するレベルにまで悪化している場合で、手術をしない保存療法のケースだとずっと様子を見続けることになるでしょう。

そして、日常生活に影響を及ぼすレベルに悪化した場合は医師との相談の上、手術に踏み切ることになるでしょう。

治療費は?保険は適用される?

いぼ痔の治療は基本的に健康保険適応範囲内であり、手術も心置きなく受けることができます。

実際にある手術の費用は3割負担にして計算すると肛門形成術で約2~3万円結紮切除術で約2~3.5万円程度になるようです。

ただし、痔の治療次第では保険適応外になってしまうこともあるようです。

手術に関してはOKでも、使う軟膏によっては対象外になります。

それはニトログリセリン軟膏になります。

本来は狭心症の塗布軟膏であるこの薬はどうやら痔にも効果があるようです。

これは例外的な使われ方のようでこのようなケースになると保険が利かなくなると言われております。

ただ最も高額になりがちな手術費用が保険適用されるというのは安心できるのではないでしょうか。

いぼ痔は自宅で放置して自然治癒することも?

これはかなり微妙です。

ネット上でも治ったという人もいれば、治らなかったという人もいるので、自然治癒する可能性はあると思ってもいいでしょう。

ただ、色々な意見を集めてみるとある程度悪化したレベルのいぼ痔は自然治癒をしたという記載がほとんどありません

外痔核となっているいぼ痔の初期段階なら市販されている薬を使うことで治ったとか、放置していたら治ったという意見があるのですが、内痔核となってしまっているいぼ痔で脱肛するほどまでに悪化しているものでは、ほとんど自然に治らないようです。

全てのいぼ痔経験者に聞いた訳では無いので確かな情報ではありませんが、内痔核で出血がひどいレベルのいぼ痔になっていたのなら自然治癒はしないと思った方がいいと思います。

押し込むことで治ることも?

このいぼ痔が「内痔核(ないじかく)」タイプのものだと、症状が悪化すると痔核が外に飛び出るようになります。

いぼ痔は最初のうちは痛みも何も無いので発生したことにすら気がつかないのですが、ある程度大きくなることで痛みがひどくなり、出血も増えていくのでおかしいと気がつくでしょう。

この段階になっても放置することでいぼが大きくなって肛門の外に飛び出してしまうのです。

この現象を「脱肛」と呼ぶのですが、排便をするたびに発生するようになるので、体への負荷も増えます。

しかし、この飛び出したいぼも実は押し込むことで元に戻るのですが、これはその時の症状を無理矢理ごまかしているだけなので治療にはなっていません

最終的には脱肛しても元に戻らなくなってしまうか、ちょっとした動作でも簡単に飛び出すようになってしまうでしょう。

再発や予防法について

いぼ痔は市販されている薬でもある程度対応できる部分がありますので、市販薬で自分で治療を施すという方が非常に多いです。

そして、ある程度治ったのならそのまま薬を塗ることをやめて普段通りの生活に戻りがちになるのですが、実はいぼ痔には根元と呼ばれるうっ血が存在しており、これが100%完全に治っていないと高確率で再発してしまうのです。

このいぼ痔を再発させないようにするためにはうっ血を悪化させないような生活を毎日続けるしかありません。

具体的には免疫力を高めること、冷たい床に座らないようにして血管のうっ血を防ぐようにすること、アルコールといった刺激物を控えたり、便秘や下痢にならないような食生活をすることなどが当てはまります。

特に、便秘や下痢はいぼ痔につながってしまいがちですので、便秘や下痢がひどい人は一度生活習慣と食生活を見直して下さい。

 

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いぼ痔の治療につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

鶴町クリニック いぼ痔

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事ではいぼ痔の治療法についてのまとめを行ってきました。

いぼ痔はかなり身近にある症状ですが、内痔核の場合は発見が遅れることが多く、気がついたら出血が増えて脱肛しているという恐れすらあります。

ある程度、症状が進んだ場合はそれ以上酷くならないように、食生活など生活習慣を正しくしたり、排便でいきみ過ぎないよう注意するなどして、不快感があまり出ないように気を付けることが大切でしょう。

かなり悪化して、日常生活に支障が出るようになった場合は医師と相談して手術を検討することになるでしょう。


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