痔の種類と症状および原因や治し方!病院の何科を受診する?

本ページはプロモーションが含まれています
痔の種類と症状および原因や治し方!病院の何科を受診する?

出血や痛みなど痔の症状と薬や手術など治療法!自然治癒は?

にはいくつかの種類があり、それぞれ症状原因が異なります。

このような痔はいったいどのような治し方をすればよいのでしょうか?

病院に行くのならば何科が良いのかも気になるところかもしれません。

本記事では種類症状治し方を中心に記載したいと思います。


Sponsored Link


痔の種類と症状

痔は大きく分けて3種類あります。

それは、いぼ痔・切れ痔・痔瘻です。

一つずつ解説していきましょう。

まず、いぼ痔ですが肛門の外側にできる外痔核と中にできる内痔核に別れております。

内痔核の場合、初期症状がほとんどなく痛みも小さいことからおかしいことに気が付かないのですが、症状が悪化すると出血をするようになって痛みが出るようになり、いぼが肛門の外に出るようになってしまうでしょう。

外痔核の場合も初期段階では痛みもなく出血もないのですが、触ってみるとイボができているので初期段階で気が付けます。

これも放置していたら血栓ができるようになって痛みが出るようになります。

切れ痔は肛門の出口付近の皮膚が切れたもので、排便時に強い痛みと出血が発生します。

痔瘻は直腸と肛門周囲の皮膚の間に穴ができ繋がってしまうもので、腫れて痛みが発生し、時には熱が出るようになります。

原因について

痔には大きく分けて3種類あるとお伝えしましたが、基本的な原因は実は一緒なのです。

それは便秘や下痢などで肛門に負担をかけるような状態が長く続くことになります。

それ以外にも辛いものの摂り過ぎ、長時間座るとか歩き回るといった負担のかかる動き、冷え症、ストレスといったものになります。

これらが蓄積されるようになると、何らかの痔になる可能性が大きくなると思って下さい。

また、女性の方限定になってしまいますが、妊娠や出産によって痔になってしまうケースもあります。

痔は肛門にとにかく負担をかける行いをし続けることで発生するようになりますので、デスクワークがかなり長い方や、立ち仕事が非常に多く、力むことが多い人も気を付けましょう。

この痔という病気は日本人に比較的多い病気で日本人のうち3人に1人は発症していると言われているのです。

いわゆる糖尿病のような生活習慣病の一つになっていると言えるでしょう。

原因を見ると分かるように、改善するのが難しい部分が多分にありますので、発症率が抑えられないのはしょうがないのかもしれません。

治し方について

痔の治し方は手術をするのか、しないのかで分かれますが、基本的に重症なものと判断されない限り手術はしないようです。

いぼ痔でいうのなら脱肛が頻繁に起こって大量出血するレベルになれば手術を行うでしょうが、排便時などまれにしか脱肛せずに痛みも我慢できる程度という状態なら、炎症を抑えるための薬や痛み止めになる塗り薬や飲み薬を使うことになるでしょう。

もちろん、原因となる行動をとり続けていた場合はいつまでたっても治らないので、生活習慣の見直しや改善指導がされるようになります。

要するに保存的療法を選択するということです。

食生活の改善の場合は水分摂取量や食物繊維摂取量などを指摘されるようになりますし、アルコールや刺激物は控えるなどの制約も必要になってきますので、お酒好きの方にはつらい日々が待っているかもしれません。

一説にはお尻を温めることで血行が促進されて症状が軽くなるとか、軽い運動をすることも推奨されているようなので、そこは医師の指示に従うことになるでしょう。

病院の何科を受診する?

痔を専門的に扱っている病院は「肛門科」なのですが、これは外科や消化器外科の一分野なので、病院に存在しているケースは少ないでしょう。

肛門科は医師の中でもかなり特殊な位置付けにされているようで、専門知識と技術が必要となる分野で、医師自体も少ないようです。

そのような環境にあるので、基本は外科で対応してもらうことになります。

ただし、手術が必要な場合は肛門科を探して受診するのが良いでしょう。

ただ、痔だと思っていた出血の色が黒い場合は胃や十二指腸の潰瘍の可能性もありますし、最悪の場合は癌の可能性もあります

その場合は外科ではなく消化器内科に行った方が良いでしょう。

また、妊娠や出産によって痔になってしまうケースもありますので、その場合は産婦人科でアドバイスをもらって治療を受けることも推奨されております。

自然治癒する?

痔は切れ痔のように初期段階でも激しく痛みがある場合は自然治癒を考えるよりも病院で治療をしてもらうことが良いでしょうが、いぼ痔は初期段階では症状もかなり軽いので自然治癒力でもある程度生活習慣が改善されたら治るかもしれません。


Sponsored Link


つまり、自然治癒が可能と言えるのは原因から遠ざかることができた人のみと考えた方が良いでしょう。

原因はいくつもありますのでそれらがいくつか重なって行われることで痔になりますが、人によって中には回避できないものもあるでしょう。

例えば、仕事がほとんどデスクワークの人に長時間座るのはやめた方がいいといっても困難ですし、人間関係がきつい職場でストレスを減らせと言われてもなかなか難しいでしょう。

しかし、下痢や便秘にならないように食生活や日常生活を改めることに成功したという人は、肛門の負担も少なくなるので自然治癒する可能性も高まります。

明らかに出血の量が多く痛みも強くあるという段階の人は自然治癒は困難なレベルですので、迷わずに病院に行った方が良いでしょう。

 

不正出血の原因はストレス?腹痛は危険?鮮血・茶色はどう?

閉経後の出血や性交痛など症状と20~30代での閉経や妊娠

便秘に即効性のある食事【食べ物】は?根本的な解消法は?

 

痔にはボラギノールが効果的?

痔の薬として非常に有名なのがボラギノールです。

この薬は使ったことがないという人でも名前だけは知っているでしょう。

このボラギノールにはボラギノールAやボラギノールMといった種類がありますが、どちらもイボ痔や切れ痔に効果があるという記載ですので効果的と言えるのでしょう。

ただし、痔の中でも痔瘻だけは例外のようです。

これは市販薬で治せるものではないようですので、必ず医療機関を受診しましょう。

これらを使用して治ったという記載はネット上でもよく見られますが、治らなかったという記載も存在しています。

評価欄を見た感じでは治ったという感想がそこそこ存在しているので、効果はあるのでしょう。

それでも100%ではなく、生活習慣や仕事をする時の姿勢次第では悪化してしまう人もいるようです。

効果があるという意見も多いので、まずは使ってみて治らなかったのなら医師に頼るという考え方でいいのではないかと思います。

治っても再発しやすい?予防法は?

よく痔は再発する可能性がかなり高いと言われます。

ネット上では痔はくせになるから一度なると頻繁に起こるようになるという情報もあります。

しかし、痔はしっかりと完治しているのなら再発することはないようです。

再発している人は完治できていないと思われた方が良いでしょう。

原因の説明に記載したような生活をずっと続けている人だったのなら、いつまでたってもなかなか治らないでしょうし、別の場所に新たな痔ができることだってあるでしょう。

短期間で再発を繰り返すといった状態にならないようにするためにも、完治するまで治療を続けるべきでしょう。

もちろん、生活習慣の改善も必要です。

ちなみに、ボラギノールのような市販品でもステロイドが入っているものもありますので、長期間の使用は自重したほうがいい薬もあります。

やはり薬を使うにしても医師の指示のもと対処した方が無難でしょう。

 

痔に関しましては次のページも参考にして下さい。

いぼ痔の治し方【放置して自然治癒か病院で薬?】や症状と原因

いぼ痔の治療法【薬・注射など】と期間や費用!保険適用は?

切れ痔の治し方は薬か手術か!症状【かゆみ・出血】や原因は?

痔瘻の症状や原因・手術の方法と費用!術後の回復や再発は?

痔の手術方法や費用と再発率!入院期間や日帰りのケースも?

痔の薬の効果や副作用!病院の処方薬で治る?

痔の治し方【自分で体操・ボラギノール・オロナイン・病院?】

痔の原因【ストレス・肝臓・食べ物・冷え・タバコ・便秘?】

 

痔の種類につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

八王子クリニック 痔の種類と対応

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事では痔の種類と症状、そして治し方についてまとめてきました。

痔は肛門に負担をかけ続けるのが原因ではありますが、その負担を減らすためには下痢や便秘といった胃腸トラブルも治す必要があると言えます。

特に、便秘が多い女性は痔になることも多いといえるでしょうし、下痢が多い男性も痔になってしまいがちなのです。

現代人は昔よりも仕事の内容が専門的になり、デスクワークなら長時間のデスクワーク、立ち仕事なら長時間の立ち仕事という区分けがされているので、より痔になりやすい環境が整ってしまっているのです。

とは言え仕事から逃げることは難しいので、できる限りそれ以外の部分の原因から離れる生活習慣を身に着けるように努めましょう。


Sponsored Link


LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)