赤ちゃんの時の虫歯菌の感染が虫歯の原因?除去法は?

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赤ちゃんの時の虫歯菌の感染が虫歯の原因?除去法は?

虫歯菌の感染と脳や全身への影響について

虫歯菌は赤ちゃんが生まれながらにして持っているものではないと言われていますが、いったいどうやって感染してしまっているのでしょうか?

そして、除去できるものなのかは気になるところです。

本記事では赤ちゃんが虫歯菌に感染してしまう原因や除去する方法についてお伝えします。


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赤ちゃんの時の虫歯菌の感染と虫歯の関係

産まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌を持っていません

つまり、何かしらの原因があって菌をうつされることで保持することになるのです。

また、一部研究機関からの報告によると2歳半までに虫歯菌に感染すると虫歯菌は一生住み続けることになると言われているのです。

つまり、幼児の頃に感染させなければその子供は虫歯に苦しむ確率が低くなるということなのです。

なので、赤ちゃんを育てる時には風邪に気を付けるだけではなく、虫歯菌を感染させないように細心の注意を払ってあげましょう。

虫歯菌の除去方法は?

虫歯菌を死滅させる方法でシンプルなのは100℃の環境なのですが、口の中ではそれはちょっと無理なので善玉菌「BLIS M18」配合のハミガキ粉を使うとか、歯医者で専門の治療を行うといったものが主流となります。

まず、歯医者での治療方法は3DS(デンタルドラッグデリバリーシステム)というものを使えば殺菌できるとのことです。

これは歯型をとったトレーを作って行う方法なのですが除菌効果はおよそ4~6ヶ月は続くと言われているので、虫歯菌を完全に死滅させたい方は受けてみるといいかと思います。

またもう一つの方法は「BLIS M18」配合のハミガキ粉を使うというものですが、この「BLIS M18」とは虫歯菌を除去する善玉菌で虫歯菌を駆逐することができると言われているのです。

普通の殺菌では必要な菌まで除去されてしまいますが、これはそのような作用は無く善玉菌として虫歯菌を除去してくれるので大変注目が集まっております。

今までは商品化するのが難しかった「BLIS M18」なのですが、国内ブランドがハミガキ粉として製品化しているので、気になる方は使ってみると良いでしょう。

原因はキス?

一番の感染源は親です。

なぜなら親は高確率で虫歯の原因菌をもっているからです。

その菌は口にキスをすることで高確率でうつります

ただし、一説には生まれたての赤ちゃんならばまだ歯が生えていないので、口の中に菌が残らないので問題ないというものもあります。

しかし、口にキスをしなければ問題ないので、されない方が無難でしょう。

ただし、これはスキンシップを減らして下さいと言っているわけではありません。

接触自体を減らしてしまうのは逆に良くないです。

それでは愛情が赤ちゃんに伝わらなくなってしまうからです。

従いまして抱きしめてあげるなどスキンシップはしっかりと取るようにしましょう。

虫歯菌の感染経路は?

虫歯菌の感染経路は高確率で親で、あとは同居人になります。

いくつか感染する例を下記に記載するので参考にしてください。

・口と口とでキスをする

・親が使った食器を洗わないで使わせる

・コップを共有する

・熱い食べ物を冷やすために息を吹きかけてから渡す

・口移しをしてしまう

・硬いものをかみ砕いてから食べさせる

・咳やくしゃみで飛散した唾液が口の中に入る

このようなものが感染する原因となるでしょう。

しかし、ある程度は防ぐことができますが、完全に防ぐのははっきり言って困難を極めるかと思います。

仮に、幼児まで必死に虫歯菌に感染しないように防いだとしても保育園や幼稚園に通うようになったら高確率で虫歯菌がくしゃみや咳といったものでうつされるようになるので、防ぐということは、なかなか困難なものなのです。

しかし、全くの無意味ではなく親からの感染をある程度防げれば虫歯になる確率を下げられるので、できる限り感染原因を削りましょう。

虫歯菌が全身の疾患の原因に?

虫歯菌は全身疾患を引き起こすことがあります。

なぜなら虫歯菌は放置していると神経を全て食べつくしてしまい、そこから血液まで到達するようになってしまうからです。

こうなると血管を通って全身に行き渡ってしまいます。

ただし、ある程度免疫力がある方なら多少の菌では影響を受けませんが、体調不良とか過労で弱っている時に細菌に勝てなくなって感染性心内膜炎や脳腫瘍等の病気を発症するケースもあるようです。

このように虫歯菌が原因で様々な病気を発症させる可能性があるので、可能ならば虫歯菌に感染しないようにして、できる限り虫歯にならないようにして下さい。

ただし、前述したとおりスキンシップを減らすのは良くないですよ。

虫歯菌の脳への影響は?

全身を虫歯菌が巡るようになれば当然脳にも到達するようになります。

歯を支える骨に虫歯菌が到達すれば血管に侵入してしまうので、こうなると防ぐことはできないのです。

そうして脳にまで菌が到達すると炎症が発生するようになって血栓ができたりします。

この血栓が脳にでき始めると脳静脈血栓症という病気になりやすくなり、時折頭痛が発生するようになって吐き気といった症状が出るようになったりします。


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何度も記載しますがたかが虫歯と思って放置した結果このような危険な症状が出るようになることがあるので、放置はしないようにしてくださいね。

ヨーグルトが虫歯菌を殺す?

乳酸菌は体に良いということはもはや多くの方はご存知のこととなっているでしょうが、少し前に騒がれたのが虫歯に効く乳酸菌というものが発見されたことでしょう。

それは「L8020乳酸菌」というものですね。

実際に市販もされているので、この名前で検索するとすぐにヒットします。

これはテレビ番組の「ホンマでっかTV」でも紹介されているものなので、おそらく多くの方が知っていると思います。

ちなみに名前の由来は「80歳で20本の歯を残す」という願いが込められています。

正式名称は「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」というもののようです。

実際に一般財団法人日本食品分析センターはL8020乳酸菌のむし歯菌や歯周病菌の抑制効果が本当なのかを調査しているのですが、その結果は本物であると立証されたので、それも人気に拍車がかかっている理由となっています。

おそらく、人気がありすぎてスーパーでは買えないかもしれませんが…

 

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感染を防ぐ方法は?

虫歯菌の感染を防ぐ方法は先に赤ちゃんの項目で記載した通りなのですが、100%防ぐ方法はありません。

仮にあるとしたらそれは赤ちゃんを無菌室に入れて隔離するといったものではないでしょうか。

思わぬところでうつってしまうこともあるので、完全に防ぐことはやっぱり不可能なのです。

なので、大切なことは赤ちゃんにばかり予防をさせないで周りにいる大人たちがしっかりと口内環境を整えることが大切です。

うつす可能性がある側が虫歯菌をほとんど持っていなければうつす確率も一気に低下します。

また、赤ちゃんに早い段階で歯磨きの習慣をつけるのもいいでしょう。

口の中を清潔にして口臭を予防することが大切であるということを早い段階で教えることができればよいですね。

 

口内炎の治し方・アフタ性とは?塩やはちみつが効果的?

 

赤ちゃんの虫歯の予防法

虫歯予防はある程度の年齢になった場合、自分で努力をして行うものとなりますが、赤ちゃんの場合は親の役割になります。

実際には1歳前後になると歯が生えてくるのでそこからが大切となりますが、対策は事前に明確にしておきましょう。

まず必ずやってほしいことは、おやつの時間を決めることです。

赤ちゃんはかなり高確率でダラダラ食いをしますが、食べている時間が長ければ長いほど虫歯になる確率が高まります。

一度に食べられる量が決まっていることから赤ちゃんは空腹感を得やすいので、おやつは必要になりますが、例えば午前10時や午後3時の1日2回と区切って時間も決めてしまいましょう。

そして、ここで選ぶおやつもゼリーやヨーグルトといった口に残りにくいあっさりと食べられるものにするのが理想です。

それ以外には、歯が生え始めたら食後の歯磨きを必須にしてください。

赤ちゃんは高確率で歯磨きを嫌がりますが、そこは粘り強く実行するしかありません。

笑顔で話しかけるとか歌うなどの工夫で歯磨きを楽しめる工夫をするのもいい方法です。

 

虫歯に関しましては次のページも参考にしてみてください。

虫歯は放置しても治る?それとも病気や死亡の危険がある?

虫歯の予防法【大人・赤ちゃん・子供】予防する食べ物は?

乳歯の虫歯は白い?治療は神経を抜く?永久歯への影響は?

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赤ちゃんの虫歯菌の感染経路や予防法につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

OCEAN’S DENTAL CLINIC 赤ちゃんは虫歯菌を持っていない!感染経路や予防方法は?

 

最後に

以上、いかがだったでしょうか?

本記事では赤ちゃんが虫歯菌に感染してしまう原因や除去する方法についてお伝えしました。

虫歯を完全に除去する方法は無いと言われておりましたが、医学や化学は進化しているので歯磨き粉でもヨーグルトでも虫歯や歯周病に対して効果があるものが商品化されるようになっているので、興味のある方はチェックしてみてください。

また、赤ちゃんの虫歯菌の感染予防はなかなか難しいものがありますが、できる限り意識をして虫歯菌に感染させないようにしてあげましょう。


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