虫歯の痛みや頭痛の緩和法は?治療は神経を抜く?予防法は?
虫歯の治療・予防法と痛みの緩和法について
虫歯は厄介なもので急に痛みが発生し、時には頭痛が起こったりもします。
そうなると、どうにかしてその痛みや頭痛を緩和したいものです。
治療法としては歯医者では神経を抜くケースもあるとも言われています。
本記事では歯に痛みが出た時にどうしたらいいのか、治療法の他、予防法についても紹介したいと思います。
虫歯の痛みを応急的に緩和する方法は?
虫歯の痛みを恒久的に緩和するには歯医者に行くという選択しかありませんが、すぐに病院に行けるわけではありません。
そのような方はまず冷やすか痛み止めを飲むと良いでしょう。
歯による痛みは冷やして血液の流れをゆっくりにすればある程度治まるので、冷たいタオルや氷嚢を利用されると良いでしょう。
それか、ロキソニンSといった歯医者の方々も処方している薬に似た成分が多く含まれている鎮痛剤を飲むのもいいでしょう。
しかし、これらの対処法はあくまで一時しのぎなので、ちゃんと虫歯を治したい方は歯医者に行きましょう。
虫歯による頭痛を応急的に緩和する方法は?
虫歯が上の歯にあった場合は、人によっては頭痛に発展することがあります。
この頭痛には種類があるのです。
それは上顎洞炎による頭痛・緊張型頭痛による頭痛・顎関節症による頭痛・脳炎などによる頭痛といったところでしょうか。
このうち上顎洞炎による頭痛はどうしようもありません。
これは副鼻腔に細菌が感染することで起こる頭痛なので冷やしたりして応急処置できるものではないのです。
一応痛み止めならちょっとは効く可能性があるとのことですが、早急に病院へ行った方が良いでしょう。
緊張型頭痛による頭痛の場合は、ストレスがあることで頭痛になっているので、まずリラックスすることが大切になります。
次に顎関節症による頭痛とは虫歯がある側で食べ物を噛まないようになるので、噛み合わせ異常が発生してしまい、頭痛が出るようになるということで、こちらも痛み止めの薬ぐらいしか応急措置をする方法がありません。
最後に脳炎などによる頭痛はこちらも市販薬で抑えることが可能ですが、早々に病院に行くようにしてください。
歯の痛みを和らげるツボは?
(http://418dental-abe.com/column/20130706194001.html)
歯の痛みを和らげる方法はいくつかありますが、今現在とても痛いのを何とかごまかしたいのならツボも有効であるというお話があります。
具体的には画像にある「歯痛点(しつうてん)」を刺激することです。
このツボは両手足にありますので4ヶ所存在します。
手の方のツボは中指と人差し指の付け根の間で、足のツボは親指と人差し指の付け根からだいたい1.5cmほど下の位置に移動したところにあります。
このツボを刺激することで一時的にですが痛みを和らげられるといわれております。
虫歯が治るわけではないので注意してください。
他には手の甲側の親指と人差し指の付け根から親指の側に少し移動したところにある合谷も長めに押すと効果的なツボといわれております。
あくまで応急処置であることは忘れずに。
歯の痛みを和らげるツボにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
サワイ健康推進課 歯痛をやわらげるツボ
治療法は神経を抜く?
虫歯の治療は全てが神経を抜くといったものではありませんが、基本的に虫歯によって激しい痛みが発生するようになったら、神経を抜く確率は高まってくると考えられると良いでしょう。
なぜなら、あの痛みは神経と虫歯菌が戦っている証拠で、常に痛みがあるということはそこまで悪化しているということなのです。
なので、その痛みが生じてからある程度の期間を放置しているなら神経を抜く確率がかなり高いのです。
そこまで悪化していなければ虫歯菌に侵されている部分を除去して詰め物をして終了となるでしょう。
予防法は?
虫歯を予防する方法は色々とありますが、どれか一つあれば完ぺきというわけではありません。
できる限り多くの方法を取りいれて虫歯になる確率を減らしましょう。
方法は下記を参照してくださいね。
・丁寧に歯を磨く
・寝る前に食べない
・キシリトールガムを食べる
・フッ素洗口の虫歯予防を行う
・8020ヨーグルトを食べる
・親知らずを抜く
・甘いものを食べる回数を減らす
・間食を減らす
といったものでしょうか。
それ以外にも探せば出てくるでしょうが、最低限これらの方法を効率よくうまく取り入れて健康な歯を目指しましょう。
虫歯の原因
虫歯の原因は原因菌であるミュータンス菌といったものが大量発生してしまうことにあるのですが、この菌が大量発生するのは歯磨きが全く足りていないこと、甘いものが大好きでよく食べること、間食が多いこと、唾液の量が少なくて口の中をうまく殺菌できないこと、詰め物が取れてしまってそこが悪化してしまったこと等が原因となります。
このように虫歯菌が原因ではありますが、その虫歯菌を増やす行動をとらないことが大切なのです。
虫歯菌は一度口の中に住み着いてしまったら、完全にゼロにすることはできませんが、ちゃんとケアすることができれば数を増やさずに済ませられるので、ケアにも気を付ける必要があるのです。
虫歯は放置して自然治癒する?
この説は半分正しく半分不正解です。
ちょっとした虫歯だった場合、しっかりとケアをしている人なら放置していても治ることがありますが、かなり穴が空いていたり痛みがひどいといった症状になっている虫歯は放置していても治らないでしょう。
また、虫歯の自然治癒をしたい人もただ放置すればよいのではなく自然治癒をある程度促さないと悪化していってしまうので、「気にしないで放置する=治る」ではないと思ってください。
この自然治癒とは再石灰化のことで、デンタルフロスなどを使って歯と歯の間も綺麗に磨きましょう。
また、フッ素でコーティングすることも効果的です。
あとは、前述したとおりの原因となりそうな行動を減らすことも効果的となります。
いくら再石灰化を狙っていたとしても、悪化する行動しかとっていなかったら自然治癒は期待できないでしょう。
虫歯が臭い!その原因は?
虫歯になると口臭が一気に悪化することがあります。
まず、虫歯になると歯に穴が空いてしまうので、その部分から歯が発酵して悪臭を発することがあるのです。
虫歯が進行すると神経を腐らせるようになるので腐った神経から悪臭が出ることもあるでしょう。
さらに悪化すると根の先の部分に膿の袋ができるようになってそこから膿が発生するようになって悪臭が蔓延するようにもなります。
また、虫歯菌によって歯茎が腫れてしまうこともあるので、そうなると歯だけでなく歯茎も臭くなり口臭が悪化するようになります。
乳歯の虫歯の予防法は?
乳歯の虫歯菌の対処法は、最もシンプルなものが虫歯菌をできる限りうつさないようにすることです。
生まれたばかりの赤ん坊は虫歯菌を持っていないのですが、親の口から高確率でうつされてしまって子供の口の中に菌が発生するようになるのです。
この菌にうつされる時期が早ければ早いほど虫歯になる確率が高くなると言われております。
従いまして、できる限り食べ物をかみ砕いて移すといったことを無くしたり、口同士のキスを無くしたり、親が使ったスプーンをそのまま使うといった行動をとらないようにしましょう。
完全に防ぐのは無理なことなのですが、できる限り虫歯菌をうつす確率が上がる行為は避けましょう。
あとは、小さいころから歯磨きの習慣をつけること、そして週1回くらい、子供の歯を見てあげるようにしましょう。
さらに、乳歯の虫歯は最初のうちは白い色なのでかなり分かりづらいというところが注意点です。
なので、白いからといって安心しないでくださいね。
虫歯に関しましては次のページも参考にしてみてください。
親知らずの虫歯の放置は危険?口臭やリンパの腫れ・頭痛だけでない!
虫歯が痛む時の応急処置につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
医療法人 徳真会グループ どうしてもむし歯が痛い!そんなときの応急処置とは
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では虫歯の痛みが出た時にどうしたらいいのか、治療法や予防法について紹介しました。
虫歯になる原因は色々とあるので、全ての原因を防ぐのはかなり困難です。
なので、できる限りケアを行って発生確率を下げるようにしてください。
虫歯予防となる方法は毎年新たなものが発見されているので、虫歯を気にする人は色々とチェックするといいです。
特に、最近ではL8020という乳酸菌が虫歯菌に対しての特攻効果があると言われているので、L8020ヨーグルトを食べてみるのも良いでしょう。
ただし、人気がありすぎて売られていないことが多々あるので気を付けましょう。
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