飛蚊症の治療にサプリメントや目薬は有効?効果的な栄養は?
サプリや目薬など飛蚊症の治療について
飛蚊症のような眼に症状が起こると、結構気になってしまうもの。
このような症状が出てしまった場合、ちゃんと治療ができるのか、サプリメントで治るものなのか、目薬や栄養の摂り方でどうにかなるものなのか、色々と気になってしまうことでしょう。
本記事では飛蚊症の治療方法を中心にお伝え致します。
飛蚊症の治療にサプリメントは有効?
老化といったものが原因の飛蚊症は手術で治せるものではありません。
そのため、他の方法で予防を行ったり治療を行う必要性があるのです。
硝子体が濁るのを防ぐか治療するということになります。
その方法の一つにサプリメントが良く取り上げられるのですが、はっきり申し上げてこの飛蚊症をサプリメントで治すことはできないとされています。
サプリメントはあくまで不足している栄養素を補うために摂取するものなので薬品と同等な力を発揮するものではないのです。
しかし、サプリメントを有効に使えば、活性酸素の除去を行えるので飛蚊症予防として用いることができるでしょう。
例えば網膜にある抗酸化物質のルテインは若いうちは量も多く、しっかり作用してくれるのですが、加齢によって減少していくのでサプリメントで補給するといいでしょう。
目薬は有効?
飛蚊症の治療に目薬が用いられることはほぼありません。
目薬は医薬品として用意されているものも数多くあるのですが、飛蚊症の改善が見込める目薬というものはいまだ開発されていないのです。
この飛蚊症は硝子体のにごりが原因なのですが、硝子体までそもそも届かないので目薬の効果で治ることはあり得ないと言われております。
そのため、目薬といった類は飛蚊症を予防するために用いるのが基本となります。
目に疲労が溜まると視力低下や老化が加速するので、そうならないようにするためのケア用品の一つとして用いるようにすると良いでしょう。
効果的な栄養は?
飛蚊症は目薬やサプリといったもので治せるものではないとお伝えさせていただきました。
効果的な食べ物はあると言われておりますが、それは治すというよりも老化を遅らせて症状の悪化を抑えるものと考えた方が良いでしょう。
この飛蚊症の予防や悪化防止に役に立つのはビタミンC・ビタミンE・βカロテン・ルテイン・ゼアキサンチン・アントシアニンといったものです。
逆に気を付けるべき食べ物は活性酸素を増やす要因となってしまうスナック菓子といった糖分が多いものですね。
血糖値が上がると血液中のグルコース濃度が高まってしまうので活性酸素の増加原因となってしまうのです。
治療は眼科で行うのが最良?
飛蚊症は糖尿病といった病気からも生じることがありますが、ストレス・紫外線・老化・加齢といったものが原因で発生したものはどうすることもできないと言われております。
なぜなら、硝子体の老廃物を、眼科で除去することができないので、直接的な治療ができないためです。
しかし、網膜裂孔といったものが原因の飛蚊症ならば、眼科で治療をすることで結果的に飛蚊症も治すことができます。
なので、飛蚊症の症状が出たのならばいったい何が原因なのかを調べてもらって治せるかどうかを判断してもらう必要があるのです。
従いまして、生理的な飛蚊症は眼科で改善することができないということになります。
網膜裂孔はレーザー治療で治せる?
飛蚊症はストレス・紫外線・加齢といったものが原因で生じる確率が高いものですが、網膜裂孔などが原因だった場合はレーザー治療で網膜剥離予防を行うことができます。
この時用いられる治療は非常に短時間で行うことができるもので入院の必要性はなく、10分ぐらいで終わらせられるので、気軽に行える治療となっているのです。
ただし、1度で終わるものではないので後日何度か行うこともあるでしょう。
それ以外にも、飛蚊症の原因となっている硝子体の濁り除去にレーザー照射を行うこともあるようですが、この治療は海外で主流となって行われているもので、日本では行っていないことが多いようです。
最近は普及しつつあるそうですが、これは病院によるので治療を行っているか確認してみると良いでしょう。
飛蚊症の原因は?
既に少し触れていますが、ここで飛蚊症の原因をまとめてみたいと思います。
飛蚊症の原因は眼球にある硝子体の一部分が濁って陰ができることで、蚊が飛んで見えるようになってしまうというものです。
この硝子体が濁ってしまう原因は加齢・ストレス・紫外線といったもので、老化が進めば進むほど発症する確率が上がります。
この飛蚊症は活性酸素が多ければ多いほど老化が加速するので悪化しやすくなります。
従いまして、活性酸素をできるだけ除去することが大切になってきます。
この活性酸素が増える原因は色々とありますが、ストレスがあればあるほど非常に増えていくと言われているので、ストレス社会の日本においては飛蚊症も気にするべき目の病気の一つと考えておいたほうがいいでしょう。
その他には網膜裂孔(網膜に生じた破れ目)が原因で起こるケースもります。
検査方法は?
実際に行われる検査として多いのは、精密眼底検査になります。
これは先ほど記載した網膜出血や網膜裂孔が発生していないかを確認する検査で、目薬で瞳がはっきりと開いた状態にして眼球内部を良く観察できるようにして行います。
専用の目薬を使うことで瞳孔が開いて検査ができる状態になりますが、待ち時間が30分程度必要とのことなので、ある程度時間はかかると考えた方が良いでしょう。
時間経過後に検査椅子に仰向けになって光を当てながら眼球内部のチェックを医師が行います。
特に痛みなどはなく、怖がる必要はないようです。
ただし、目薬の効果が3~4時間程度続いてしまうので、その間は瞳孔が開きっぱなしになってしまいます。
そのため、車の運転は出来ないので注意しましょう。
治療で保険は効く?費用は?
飛蚊症の治療で保険は効くかどうかですが、治療方法が確立されていないため保険は効かないようです。
そのため、先ほど紹介したレーザー治療を用いての方法は保険がきかないと思ってください。
ちなみに、保険がかからないこの治療方法はいったいいくらかかるのかですが、一説には両目で30万円で複数回行うので最終的には50万円以上かかってしまうとのことです。
このようにものすごい費用が掛かるので、出来る限り飛蚊症にならないように予防するしかありません。
将来は状況が変わってくるかもしれませんが、今のままではこのように莫大な費用が掛かるということを理解しておいていただけたらと思います。
結局のところ飛蚊症の治し方は?
飛蚊症の治し方についてここまでの記述を見ていただければわかると思いますが、日本においては治し方は確立されていないと思っていただけたらと思います。
飛蚊症は99%以上が生理的飛蚊症と言われているので、発症してしまったら治せないと思ったほうがいいでしょう。
そのため、飛蚊症を治すと考えるのではなく発症しないようにすることが大切だということを理解してください。
また、治せる可能性は保険適用外のレーザー治療となってしまうので費用がものすごいものとなります。
特に、老化が進むと飛蚊症になる確率が高まっていくので、できる限りルテインといった栄養素を食事やサプリメントから補給するようにしましょう。
また、活性酸素を増やす生活をしてしまうと悪化する確率が上昇するので、できる限りストレスを溜めないようにして食生活も気を配るようにしてくださいね。
飛蚊症につきましては次のページも参考にしてください。
飛蚊症につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では飛蚊症の治療方法について触れさせて頂きました。
飛蚊症ははっきり申し上げて発症してしまったらほぼ治らないとされている非常に厄介な目の病気なので、できる限り予防を行って、ならないようにするしかありません。
活性酸素は体の悪影響をもたらすとさんざん言われてきましたが、この飛蚊症の観点から考えても完全に予防すべきなものとなっているので、できる限り活性酸素を増やさないようにするために、抗酸化作用のある食べ物をできる限り多く摂取するようにしましょう。
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