肺炎の種類や特徴は?高齢者や子供が気をつけたい肺炎は?

肺炎の種類や特徴は?高齢者や子供が気をつけたい肺炎は?

肺炎の種類と症状や特徴などについて

肺炎にもいろいろな種類があるので、一言で肺炎といっても症状や原因は色々あります。

そして種類によっては子供大人高齢者となりやすさが異なったりもします。

そこで、今回は肺炎種類特徴について、高齢者子供が気をつけたい肺炎は何なのかをお伝えします。


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マイコプラズマ肺炎

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マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという病原性微生物に感染することで発症する肺炎です。

このマイコプラズマは生物学的に、細菌でもウイルスでもないものなので細菌性肺炎やウイルス性肺炎には該当しません。

そのためマイコプラズマ肺炎とか異型肺炎や非定形肺炎と呼ばれています。

それ以外にも、人によっては4年周期で大流行したことがあることからオリンピック肺炎と呼ぶ方もいるようです。

主な症状は咳・くしゃみ・発熱・嘔吐・下痢・胸の痛みといったものなのです。

このマイコプラズマ肺炎になりやすいのは6~12歳の年代と言われておりますので、大人や高齢者よりも子供はよく注意したほうがいいでしょう。

さらに、厄介な点は健康な人ほど発症しやすいのがこのマイコプラズマ肺炎で、健康な人がこのマイコプラズマを排除しようとアレルギー反応が起こってしまうことで発症してしまう人が多いのです。

そのため、若く健康的な大人でも発症することがあります。

間質性肺炎

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間質とは肺胞と肺胞の間にある組織のことで、この部分に炎症が発生することで間質性肺炎と指定されます。

つまり、この間質に炎症が起こるものは全てこの間質性肺炎に該当するということです。

この肺炎の最も厄介なところは肺胞の壁が硬くなってしまっているところで、一度硬くなってしまうと元に戻ることはないと多くの方が断言しています。

そのため、間質性肺炎になってしまった場合はできる限り進行を落とすしか対処法が無いのです。

これは空気中に浮遊するアスベストなどの吸入といった日常的に受ける刺激が積みあがって発生したり、関節リウマチや強皮症といった膠原病が原因で発症することもあります。

他にも薬剤等で発症することもありますが、原因が特定できないことも多々あるようです。

発症する人は40代や50代の大人や高齢者が多いようです。

ですが、子供でも発症することがあると指摘されています。

インフルエンザ肺炎

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インフルエンザ肺炎はインフルエンザが原因で引き起こされる合併症で、インフルエンザウイルスによって肺炎になるものと免疫力低下によって細菌の二次感染によって引き起こされる肺炎があります。

この肺炎はインフルエンザに感染した人の死因の大半を占めるもので非常に危険なものとなっています。

そのため、インフルエンザになってから4~5日経過しても熱が下がらなかったり、咳が止まらない場合は合併症を疑うようにしましょう。

特に注意が必要なのが高齢者で、65歳以上の高齢者はこのインフルエンザ肺炎によってたくさんの人がお亡くなりになられております。

子供や大人から見ても怖い病気ではありますが、高齢者の場合は命に直結することが多いので、インフルエンザになってしまったら肺炎になるケースも想定しておきましょう。

カリニ肺炎

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あまり聞いたことのない肺炎だと思われますが、カリニ肺炎というものが存在します。

これは普通に生活している人なら絶対にならない肺炎なので、聞いたことが無い人も多いでしょう。

この肺炎はHIV感染者の日和見感染で発症する疾患なので、HIVについて詳しくない方は聞いたことが無いはずです。

つまり、このカリニ肺炎が発症する場合とは急激に免疫機能が落ちたケースなので、普通に生活したらならないということです。

確かに体力低下や風邪による免疫力低下はありますが、その程度の低下では発生するものではないと理解してください。

症状は、発熱・咳・息切れ・倦怠感などで、症状が進むと呼吸困難になって呼吸不全に陥ってしまう人もいます。

しかし、中にはカリニ肺炎を発症しても無症状のこともあるようです。

発症するケースはHIVになるとか、免疫力を下げる薬を継続的に飲んでいる場合なので、子供がなることは稀でしょう。

基本的に大人や高齢者がなる病気と思ってください。

クラミジア肺炎

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クラミジア肺炎とはクラミジアトラコマティス肺炎とクラミジアニューモニア肺炎の2種類があります。

このクラミジアトラコマティスによる肺炎は新生児が感染し、クラミジアニューモニアエによる肺炎は子供から高齢者まで幅広く感染します。

特に危険なのがクラミジアニューモニアエによる肺炎で、この肺炎は飛沫感染力があるので幼稚園や学校並びに高齢者施設といった団体行動を行っている場所で集団感染を引き起こすことがあります。


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発症するのはやはり子供や高齢者ですが、体力が低下している大人でも発症するケースがあるので、家族で発症した人がいる場合には注意しましょう。

クラミジアニューモニア肺炎の症状は咳・喉の痛み・鼻水・発熱といったものですが、症状が軽く出た場合には気が付かないうちに自然治癒していることもあります。

クラミジアトラコマティス肺炎は発熱は少なく、多呼吸・痰・喀血を伴う咳などが症状としてでてきます。

誤嚥性肺炎

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誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)について説明します。

まず誤嚥とは食べ物や飲み物そして胃液などが誤って食道ではなく気管や気管支内にいってしまうことです。

これは年をとると、ものを飲み込む能力が低下してしまうために発生します。

この何かを飲み込む動作を嚥下(えんげ)といい、この動作が正常に働いていない状態を嚥下障害というのです。

そして嚥下障害が発生して誤嚥を多発するようになると、食べ物や飲み物に含まれていた菌やウイルスが頻繁に気管や気管支内に入ってしまうようになるので、そのことで肺炎が発症してしまうことがあります。

これが誤嚥性肺炎です。

この肺炎は嚥下能力と密接な関係にあるため高齢者が発症するものとなっています。

好酸球性肺炎

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一般的に肺炎の原因となるのはウイルスや細菌、またはマイコプラズマといったものですが、この好酸球性肺炎とは白血球の一種である好酸球がアレルギー症状を引き起こして発生する特殊な肺炎です。

原因についてはいまだにはっきりしたものはわかっておらず、国際的にも研究報告はほとんどない状態になっています。

これは20~60歳代の健康な人、特に30~50歳の女性に発症しやすいと言われていますが、なぜ発症しているかが解っていないためどの年代にも発症する可能性はあるようです。

症状は、数日から長いと数カ月間に及んで咳・発熱・倦怠感などの症状が続き、呼吸困難が起きて呼吸不全化してしまいます。

治療方法としては大量のステロイド治療で改善すると言われていますが、薬を減らしたり止めたとたんに再発してしまうことがあるようです。

その他の肺炎

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その他にもまだまだ肺炎には種類があり、過敏性肺炎レジオネラ肺炎といったものもあります。

この過敏性肺炎はウイルスや細菌が原因ではない肺炎で、酵母カビの1種トリコスポロンなどの胞子を吸い込むと肺でアレルギー反応が発生して肺炎症状が出てくるといったものです。

これはアレルギー反応ではありますが、発熱・痰・咳といった症状が出てきて、ひどくなると呼吸困難を引き起こすようになります。

これは原因となるカビから遠ざかることで症状は改善されます。

また、レジオネラ肺炎とは自然界に広く生息しているレジオネラ属の細菌が原因となる肺炎で、肺炎の症状である咳・熱といったものや倦怠感・頭痛・食欲不振・筋肉痛といった症状が出てきます。

これは直径5μm以下の霧状になった水を吸い込むことで感染しますが、汚染された循環式浴槽水やシャワーといったものから野菜といったものが原因となるので防ぐのは困難です。

治療方法は宿主細胞に浸透するニューキノロン、マクロライドなどの抗菌薬を使用することになります。

 

肺炎に関しましては次のページも参考にしてください。

マイコプラズマ肺炎はうつる?感染力は?症状や原因・治療は?

インフルエンザで肺炎が併発?球菌ワクチンの同時接種は?

カリニ肺炎の症状や検査・診断・治療法は?予後・予防法は?

クラミジア肺炎の症状や原因・治療法は?性病との関係は?

間質性肺炎とは?初期症状や原因・治療・リハビリ・余命は?

肺炎で子供が死亡する?症状や原因・治療・入院などについて

肺炎の治療法や期間は?入院して抗生剤を点滴?食事は?

肺炎の種類とうつるのかどうか?夏型・細菌性・カビ肺炎など

気管支肺炎の症状・原因・感染経路は?治療法と完治期間は?

 

肺炎の種類や特徴は?高齢者や子供が気をつけたい肺炎は?まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は肺炎の種類や特徴について、高齢者や子供が気をつけたい肺炎は何なのかをお伝えしました。

肺炎にも種類があり、場合によっては健康な人のほうがかかりやすい肺炎もあるということでしたね。

基本的に風邪をひかないようにするために健康体であろうと日々努力を重ねているのが人間なのですが、そのような人ほどかかりやすいとなってしまうと大きな矛盾を感じてしまいます。

それでも、他の病気にならないようにするためには免疫力を高めて病気にならないようにすることが大切なので、インフルエンザ肺炎などにならないようにするためにもまずはインフルエンザにならないようにしましょう。


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