冷え性の症状と原因や改善法(ツボ・漢方・グッズ)

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冷え性の症状と原因や改善法(ツボ・漢方・グッズ)

ツボや漢方など冷え性の改善法!症状や原因は?

冷え性と感じるのは女性に多いですが、最近では男性でも冷え性の人が増えてきています。

冷えは「万病の元」とも言われるだけに大きな病気を発症する前に改善しておきたいものです。

ここでは冷え性の症状と原因とその対策や改善法について触れてみたいと思います。


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冷え性の症状について

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冷え性とはどのような症状を言うのでしょうか?主には手や足、腕や大腿部、腹部などによく冷えを感じる症状を言います。

酷い場合は冷た過ぎて痛みを感じる場合もあります。

普通の人が寒さを感じないくらいの温度でも、全身や手足、下半身など体の一部や全身が冷えてつらく感じたり、夜布団に入って眠ろうとしてもなかなか体が温まらず眠れなかったりなどなど。

このように自覚できるものがある一方で、冷えの自覚症状がなくても、冷え性である可能性もあります。

例を以下に挙げます。

目の下にクマができる、顔が赤い、風邪をひきやすい、疲れやすい、アレルギーがある、肌が荒れやすい、むくみやすい、頭痛が頻繁にある、慢性的に肩がこる、よくお腹が痛くなる、下痢や便秘になりやすい、胃の調子が悪くなりやすい、ほてりやすい、汗っかき、トイレが近いなどです。

このような症状のある方の背景には冷え性が隠れているかもしれませんので冷え対策を考えてみると良いでしょう。

 

アレルギーの症状であるアトピー性皮膚炎に関する内容は次のページをご参照ください。

アトピー性皮膚炎 成人型の症状と原因・治療について

アトピーの症状【赤ちゃん・子供・大人別】と治し方

アトピーはストレスでかゆみが悪化する?ストレス発散法は?

アトピーの原因は遺伝?ストレスや腸・食べ物が影響する?

 

冷え性の原因について

冷え性の主な原因は3つあります。

一つ目は体の歪み、二つ目は自律神経の乱れ、三つ目は筋力の低下です。

体の歪み

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上記の右の人の画像をご覧頂きたいのですが、体に歪みがあると体中の至るところの筋肉に負担がかかりやすくなります

人間には重たい頭が胴体の上にのっかっています。

通常の人の頭は5~6㎏あると言われています。

結構重たいです。

体のバランスが良ければ人間の体にはこの重い頭をしっかり支えるだけの能力が備わっているのですが、体に歪みがあってバランスが悪くなると負担の増える場所と、負担が小さくなる場所が出てくるといったような感じで負荷のかかり方がアンバランスになります。

そして負担の増える筋肉がダメージを受け働きが悪くなります。

筋肉は体の中でたくさん熱を生み出しているところなのですが、働きの悪くなった筋肉から発する熱量は少なくなってしまいます

このことで冷え性になることが十分考えられます(女性は男性より基本的に筋肉が少ないので男性より冷え性になりやすいところがあります)。

加えて筋肉は血液の循環をフォローしてくれています。

筋肉が元気に動くことで、体中に張り巡らされている毛細血管が刺激を受け、血液の流れが良くなります。

ところが筋肉の働きが悪くなると血液の流れが悪くなり冷えの原因の1つになります。

自律神経の乱れ

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自律神経というのは私たち人間が意識しない所で生命維持の為に様々な働きをしてくれています。

自律神経の詳細は次のページのURLをご覧下さい。

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法

自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】

自律神経失調症を改善する食事は?

自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど

 

この自律神経は血行をコントロールしています。

従いまして自律神経の働きが乱れると血行が悪くなります。

血液は全身をしっかり流れることで体全体が温まるわけですので血行が悪くなると冷え性に繋がります。

特に指先・足先などの末端は血液が行き届きにくくなりやすい場所なので冷えやすくなります。

筋力の低下

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先にも記載しましたが、筋肉は熱を生み出してくれるところなので、筋力が低下すると熱を生み出す量が少なくなってしまいます

極端な食事制限をしていたり、偏った食生活をしていたり、また1日中体を動かさずに家の中にいたり、デスクワークなどで筋肉をあまり使わないでいたりすると筋力が低下してしまいます。

 

効率的に筋肉を強化する方法につきましては次のページをご参照ください。

ガッテンの筋力UPを超効率的に行う食事法や筋トレとは?

 

冷え性の対策や改善法

対策

冷え対策としてツボ押し、漢方薬を飲む、グッズの活用、というものがあります。

ツボ押し

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冷え性対策となるツボは色々ありますが、ここでは手にあるツボを紹介したいと思います。

a.合谷(ごうこく)

親指と人差し指の骨が交わる少し手前の柔らかい部分です。

親指を合谷に当て人差し指と中指を手のひら側に回し、親指で合谷にゆっくり人差し指方向に力を加えていき、「きゅーん」と刺激を感じられる所で止めて約5秒押します。

10回くらいを目安に行います。

b.陽池(ようち)

手首を反らせた時に横ジワができますが、その横シワの真ん中やや小指寄りです。

さわってみてちょっとくぼみを感じる部分が陽池のツボです。

親指を陽池に当て他の4本の指を手のひら側に回し、親指で陽池にゆっくり力を加えていき、いた気持ちいいくらいの強さで約5秒押して放します。

10回くらいを目安に行います。

c.指間穴(しかんけつ)

手の甲側の人差し指から小指の間3箇所です。

親指と人差し指でツボを挟み(親指は手の甲側、人差し指は手のひら側)少し強めに押し、指先に向かって「ポン」と引っ張って放します。

各部10回くらいを目安に行ないます。

d.虎口(ここう)

手の甲側の親指から人差し指の間です。

指間穴と同じようにツボを押します。

以上、冷え性に効果が期待できる、手の甲側にある4箇所のツボについて紹介させて頂きました。

効果の出方には個人差があると思いますし、またツボ押しは根本改善されるものではないので一時的な冷えの緩和という目的で使われるのが良いかと思います。

 

体が冷えると下痢や便秘を起こしやすくなります。

下痢や便秘につきましては、次のページをご参照ください。

ずっと下痢が続くのと腹痛がある原因と治し方


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便秘に即効性のある食事【食べ物】は?根本的な解消法は?

乳児の便秘 母乳なのに何故?母親の食事?

便秘が続くと腹痛が起こり下痢で冷や汗をかく症状は危険?

 

漢方薬を飲む

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医師に相談の上、漢方薬で冷え性対策を取るというのも1つの方法になります。

極度に冷え性で悩んでいる方にはおすすめかもしれません。

ただ、薬はあくまでも対処療法的な面が強いですので、薬に頼りつつも冷え性の根本原因を取り除く努力も並行して行っていくのが良いと思います。

 

冷え性だと頭痛も起こりやすくなります。

頭痛に関しましては次のページをご参照ください。

頭痛をこめかみ付近のツボで即効で治す方法

頭痛における右後頭部の鈍痛は大丈夫?

ガッテンの目のメークで頭痛・肩こり・腰痛が改善?

 

冷え対策グッズ

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冷え対策グッズとしてはホッカイロ、腹巻、毛糸のパンツ、マフラー、湯たんぽ、コタツなどなど色々ありますが、あくまでも補助的に使うという意識が必要かと思います。

本当に冷え性を改善したいと考えるのであれば、下記「冷え性の改善方法について」の項で記載しているような根本的な原因を取り除く対策を取った方が良いです。

 

冷え性だと風邪をひきやすくなります。

風邪に関しましては次のページをご参照ください。

妊婦の風邪の影響は?熱・咳・鼻水・喉の痛みの治し方

市販風邪薬ランキング【のど・鼻・熱・咳】によく効く

風邪で熱が下がらない原因は?通常何日で下がる?

授乳中の風邪での病院は何科?市販薬や葛根湯は?

風邪の治し方

 

おすすめの運動

冷え性対策は多くの女性の方々が取り入れているでしょうが、この冷え性を解消するためには筋トレや全身運動となるような有酸素運動およびストレッチが有用になるのです。

ある程度簡単に実行できるものとしては、椅子に座った状態での「足もみほぐし」があります。

具体的には、椅子に座った状態で片方の膝にもう片方のくるぶしの少し上の部分が乗っかるような体勢になります。

その状態でその乗せられている足の指を手の指で握りましょう。

その後は足首を回しながら足の指をやや強い力でもんでください。

だいたい10回ほどまわしてその後はあいている手でふくらはぎをもむようにしてください。

これだけでも少なからず効果があります。

もっと効果を高める為にもスクワットや腹筋などの筋トレの他、軽いジョギングや踏み台昇降運動のような有酸素運動を行うことがおすすめです。

筋トレをして筋肉量が増えたり、強くなったりすることで発熱量が増え、有酸素運動をすることで血の巡りが活発化し、新陳代謝が向上するので冷え性から解放されやすくなるのです。

冷え性の改善方法について

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では具体的な冷え性の改善方法について挙げてみたいと思います。

体のバランスを整える

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体に何となくアンバランス感があったり、電車など乗り物に乗っていてちょっとした揺れでふらつくなど体に歪みがあるのでは?と思われましたら整体院やカイロプラクティック院でみてもらい歪み調整をしてもらうと良いでしょう。

自律神経の働きを整える

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自分で自律神経を整える方法として、ストレスがあまりかからないようにする、早寝早起きなど規則正しい生活を送る、「いちにいちに」といった感じのリズム感のある運動をする、朝日を浴びる、呼吸法を取り入れるなどがあります。

自分で自律神経の働きを整えようと努力しても、なかなか冷え性が改善されない場合は、自律神経の働きを整える施術を行っている施設(整体院やカイロプラクティック院など)を利用するというのも1つの方法です。

 

自律神経の働きを整える方法の詳細は次のURLのページをご参照下さい。

自律神経失調症の症状とその原因と改善方法【治し方】

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法

 

生活習慣を見直す

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食事や運動、睡眠など日常生活に何か問題がないか見直すと良いです。

体は食べ物から作られます。

食べている物が少なすぎたり、偏ったりしていると当然体に支障が出てきてしまいます。

先にも述べましたが筋力低下に繋がり、冷え性に繋がりますので、しっかりとした食事を摂りましょう(ただし言うまでも無く食べすぎもいけません)。

そして運動。

人間の体は動いて色々なことができるように備わっている有り難いものです。

この体を使ってあげないと当然筋肉はせっかく存在していても必要のないものとみなされ、どんどん衰えていきます

これは自然の流れです。

ですので適度な運動を心がけましょう。

筋肉が強くなれば発する熱量も増え、冷え性の改善に繋がっていくことが十分期待できます。

 

食べ物には体を温める物と冷やすものがあります。

次のページをご参考になさって下さい。

冷え性対策! 食べ物や飲み物

 

冷え性につきまして、次のサイトも参考にしてみて下さい。

テルモ体温研究所 「冷え性」はなぜおこるか?

 

最後に

冷え性とは手や足、腕や大腿部、腹部など体のどこかに冷えを感じるものと、冷えの自覚が無くても冷えている「隠れ冷え性」があります。

冷え性になる主な原因としては「体の歪み」「自律神経の乱れ」「筋力の低下」があります。

根本的な改善法としては体の歪みを正す、自律神経の働きを整える、生活習慣を見直すといったことが上げられます。

冷え対策としては「ツボ押し」「冷え対策グッズの活用」「漢方薬の服用」などがありますが、根本改善にはなりにくいですので、補助的なものとして捕らえ、根本改善させる意識を持つ事が大切です。

冷え性は「万病の元」と言われているだけに、しっかり冷え性を根本的に改善し、健康で元気でパワフルに毎日を送って頂けたたらと思います。


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