ぎっくり腰の症状と原因はストレス?

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ぎっくり腰の症状と原因はストレス?

ぎっくり腰の症状と原因や対処法について

突然襲ってくる「ぎっくり腰」。

重いものを持った瞬間にという場合もあれば、それほど腰に負担のかからない動作で突然ぎっくり腰の症状が出たり・・・その原因として考えられる1つがストレスです。

本記事ではぎっくり腰とはどのような症状なのか、そして原因は何かを中心に記載したいと思います。

腰痛とぎっくり腰との境目はよく分からいかもしれませんが、その辺りも記載したいと思います。


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ぎっくり腰の症状は?

急に起こるぎっくり腰

ぎっくり腰とは急に腰に激痛が走る症状のことを言います。

上にも記載したように重たいものを持った瞬間やちょっと前かがみになった時、体を捻った時など、ふとした瞬間に腰に激痛が走って日常生活に支障をきたすようなものを言います。

ちなみにぎっくり腰は別名「急性腰痛症」とも呼ばれています。

一方の腰痛は普段から常に腰に負担がかかるなどで、急性ではなく慢性的に痛みを感じているものです。

腰のヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎分離すべり症といったものも腰痛の中に入ります。

 

腰痛や頚椎ヘルニアにつきましては次のページをご参照下さい。

腰痛の治し方 筋トレや体操・湿布・コルセットなどについて

頚椎ヘルニアの症状はどうやったら治るのか?その方法は?

 

原因について

ストレス

ストレス

では本題ですが、ぎっくり腰の症状の根本原因として先に挙げたように「ストレス」があります。

それはなぜか?というと「ストレス」を受けると、自律神経という神経の働きが乱れ、血管が収縮することが分かっているからです。

血管が収縮すると血行が悪くなります。

ある程度血管が収縮するのは問題ないですが長時間に渡り血行の悪い状態が続くと体全体の筋肉に栄養分や酸素が十分回らなくなります。

そうなると筋肉の状態が悪くなったり筋肉に老廃物が溜まったりします。

腰は体の要ですので、個人差はありますが、負担のかかりやすい場所です(一生の中で腰の痛みで悩まされる人は8割近いとも言われています)。

日頃からジワジワと腰に負担がかかっていく中、あるキャパを超えた時に「ぎっくり腰」が引き起こされるという流れです。

ただこの辺りは個人差があり、ぎっくり腰にはならず慢性的な腰痛となる人もいます。

こいういった事からぎっくり腰を起こす方は自律神経の乱れを整えるよう気をつけるといいのですが、その為には「ストレス解消」を心がけて頂けたらと思います。

 

自律神経の働きを整える方法につきましては次のページをご参考にして下さい。

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法

 

日頃から腰に負担がかかっている

長時間パソコン

いつも重たい物を持ったり、デスクワークなど長時間同じ姿勢を取りつづけたりなどで腰に負担のかかるような腰の使い方をしている方は腰の筋肉に疲労が溜まりやすいです。

勿論、自律神経の働きが整っていれば、夜寝ている時に腰の筋肉の疲労は取り除かれますが、さすがに腰に極端に負担がかかり過ぎますと、筋肉に慢性的に疲れが溜まります

そのような状況下で、何かの拍子で腰の疲労のキャパが一定量を超えた時ににぎっくり腰になったります。

 

腰に疲労が溜まると、坐骨神経痛に悩まされることもあります。

坐骨神経痛につきましては次のページをご参照下さい。

坐骨神経痛の原因はストレスや肥満?症状や治療法は?

坐骨神経痛に効くツボ【手・足・足裏・お尻】とお灸

 

体に歪みがある

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体に歪みがあると、体の至る所の筋肉に負担がかかるようになります。

体のバランスが良ければ、体全体の筋肉で体を支えますので問題ないのですが、体に歪みがあると、負担のかかる筋肉とあまり負担のかからない筋肉が出てくるといった感じでアンバランスになってしまいます。

そしてこの体の歪みで腰のある特定の場所に負担がかかりやすくなった場合に、腰の筋肉に疲労が溜まり、ぎっくり腰を引き起こすことがあります。

 

体に歪みがあると「腱鞘炎」「O脚」「外反母趾」「鷲足炎」「足底筋膜炎」などにもなりやすくなります。

気になる方は次のページも参考にしてみて下さい。

腱鞘炎 手首の痛みは治らない?原因と対策は?

O脚改善法【ストレッチや筋トレ・歩き方・立ち方など】

O脚の改善に効果的な靴は?インソールも大切?

外反母趾 痛い症状の原因と対策

鷲足炎はランニングでなる?治療法や走り方やシューズは?

足底筋膜炎の症状や原因は?ストレッチなど治療方法と予防法

 

体に冷えがある

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体が冷えると筋肉の働きが悪くなります。

そうなると、当然体温の高い人に比べ、腰の筋肉への負担が少しかかっただけでもぎっくり腰になりやすくなります。

食生活に問題がある

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筋肉は言うまでも無く、食べ物から栄養を得ています

食生活が乱れ栄養のバランスが悪くなると、腰の筋肉に栄養分が十分に回らなくなり、その結果ぎっくり腰を引き起こしてしまう場合があります。

睡眠不足である

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1日の活動で溜まった筋肉の疲れは夜寝ている時に解消されていきます。

睡眠不足が続くと必然的に筋肉に疲れが溜まって行きます。

腰の筋肉に疲れの溜まった状態の時に何かの拍子でぎっくり腰が引き起こされたりします。

また睡眠不足だと体がしんどいので精神的にもストレスがかかりやすくなります。

そういった点からも、ぎっくり腰が起きやすくなります。

 

不眠症の方は次のページも参考にしてみて下さい。

不眠症の治し方は?食べ物や飲み物で治せる?

 

ぎっくり腰の応急的な対処法は?

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きっぐり腰になった場合、基本は無理をせずに痛みを感じない楽な姿勢で安静にしておくことが大切です。

そして手を痛い部分に当てておきます。

「手当て」という言葉があるように手を当てることで、楽になりやすくなります。

少し動けるようになってきたら、適度に体を動かした方が早くに回復する傾向がります。

応急処理としての軽い運動についてこちらの動画を参考にしてみて下さい。

そして、そこそこ動けるようになったら、腰を温めるよう心がけます。

お風呂の湯船につかるのも効果的です。

お湯の温度は38度~40度くらいが目安です。

ぎっくり腰が起きている時は腰に炎症が起きているので冷やす方が良いという考え方もありますが、炎症は自然の体の力で治そうという力が働いて起きるものなので、その自然の力をフォローするように温めた方が、早い改善が見込めます。


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体温が高いと体に不調は起こりにくくなります。

日頃から体温を上げるよう心掛けると良いです。

食べ物においても体を温めるものと冷すものがあります。

次のページをご参考にしてみて下さい。

冷え性対策! 食べ物や飲み物

 

ぎっくり腰になったら病院に行くべき?

なかなかにやっかいなぎっくり腰ですが、これは病院に行って治すことができるものなのでしょうか?

ぎっくり腰になると病院に行くのが大変なので、可能ならば行きたくないというのが本音でしょう。

結論を言うと、症状次第なので何とも言えないというのが答えです。

まず、病院に行けば注射による痛み止めをして貰えますので強すぎる痛みを一時的には抑えられるでしょうし、コルセットを用意してくれるので、これで痛みも少し楽になったりします。

また病気の可能性が無いのかもチェックしてくれるので、そういった点で安心と言えるでしょう。

しかし、待ち時間を含めて移動時間中も痛みに耐えるというかなり大きなデメリットがあるので、無理な行動になるのなら行かない方が良いという意見も多数あるのです。

個人的な見解ですが、慌てて行くのではなく、移動に耐えられるレベルの痛みに収まってから心配なら行くというレベルでいいのではないかと思います。

まずは病院に行くよりも、家の中でできるだけ正しい処置を施した方がいいと考えます。

予防法について

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一度、ぎっくり腰になるとその後、定期的にぎっくり腰を起こす人が多いです。

ですので、以後辛いぎっくり腰にならないよう予防する意識を高めることが大切になります。

以下に予防する方法をお伝えします。

自律神経の働きを整える

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自律神経の働きが整うと血行が良くなります

そうすると腰の筋肉に十分な栄養や酸素が行き渡るようになり、また今までに蓄積された筋肉の疲れも取り除かれやすくなります。

その結果ぎっくり腰が起きにくい体になります。

自律神経を自分で整える方法としては

①日頃から心に余裕を持ちゆっくりとした行動を取ることを心がける。

②早寝早起きを基本とした規則正しい生活を送る。

③朝日を浴びる

④日頃からゆっくりと深い呼吸を心がける

⑤ウォーキングなどのリズム運動を行う。

⑥常日頃から笑顔で過ごすなど明るく楽しくなるよう心がける

などがあります。

定期的に自律神経の働きを整えるような施術を受けるのも1つの選択肢です。

整体院やカイロプラクティック院などの施設でそのような施術を行っている所がありますのでお近くにないか探してみられると良いでしょう。

 

自律神経のことにつきましては次のページも参考にしてみて下さい。

自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法

自律神経失調症を改善する食事は?

自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど

自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】

 

できる限り腰に負担のかからないような生活を心がける

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重いものを持つような方はできる限り、腰を曲げずに膝を曲げ、足を使って持ち上げ、腰への負担を軽減するよう意識されると良いでしょう。

またデスクワークなど長時間同じ姿勢を取られる方は定期的に他の動作を入れて体をほぐしましょう。

ちょっと席をはずしてウロウロしたり、体を色々な方向に捻ったりして軽い運動をするのがお奨めです。

ストレスを溜めないようにする

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日頃から、できる限り心を明るく楽しい方向にもっていくよう努力します。

人間、生きていますと日々色々な悩ましい出来事が起こるものですが、できる限りその出来事を自分なら乗り越えられる!など前向きに捉えたり、もの事を楽観的に考えたりする姿勢が大切です。

人によっては簡単な事ではないかもしれませんが、地道にこういった気持ちの切り替えを続けることが大切です。

 

うつに関することにつきましては次のページを参考にして下さい。

うつ症状の状態と治療法【改善法】

非定型うつと新型うつの違い

主治医が見つかる診療所 うつ病のチェック項目と克服と期間

 

食事や睡眠など生活習慣を正す

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食事や睡眠に問題があるならば改善を行いましょう。

ぎっくり腰になる原因として食生活の乱れや睡眠不足など不規則な生活習慣が関係していることが十分考えられます。

根本的に症状を改善するには症状の原因を解消することが欠かせません。

問題があるなと感じる方は改善を試みましょう。

 

栄養バランスの良い食事につきましては次のページの「バセドウ病の食事量と栄養バランス」の項目をご参照下さい。

タイトルはバセドウ病ですが、食事の部分に関しましては全ての人を対象とした内容になっています。

バセドウ病【甲状腺機能亢進症】の食事制限や量およびレシピ

 

運動を行う

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運動は筋肉を強化してくれます。

筋肉が強化されれば必然的にぎっくり腰になりにくくなります。

ウォーキングなどの習慣をつけるのも有効です。

また腰回りの筋肉を強化する腹筋運動や背筋運動、ストレッチなども効果的です。

腰痛予防のストレッチの参考となる動画を紹介させて頂きます。

体を温める

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上記の運動の習慣をつけることは最もお奨めです。

運動をしますと体が温まりますし、運動によって筋肉が強化されると普段の体温が高くなります。

体温が高いと筋肉の働きは良くなるので、ぎっくり腰になりにくくなります。

またお風呂の湯船に毎日つかるというのも有効です。

お湯の温度としては自分の体温の4度くらい高めのお湯で10分以上つかるのが目安です。

ただ、途中でしんどくなったらその時点であがりましょう。

慣れてくると10分入れるようになるでしょう。

半身浴でもOKで、こちらの場合は30分から1時間つかるのが目安です。

ただし全身浴と同様にしんどくなったら上がります。

半身浴というのはおへその辺りまでお湯につかる入浴法です。

 

筋力アップはぎっくり腰予防になりますので、次の効率的に筋力アップする方法のページも参考にしてみて下さい。

ガッテンの筋力UPを超効率的に行う食事法や筋トレとは?

 

最後に

ぎっくり腰は日頃の生活で腰に疲労が蓄積されている状態の時に、何かの拍子に急に腰に激痛が走ることで起こります。

ぎっくり腰になったら、まずは安静にして痛い場所に手をあてるなどして、少しずつ動けるようになるのを待ちます。

少し動けるようになったら、ぎっくり腰に効果的な運動やストレッチを行ったり腰を湯船で温めたりします。

とりあえず、ぎっくり腰の痛みが概ね解消されたら、再発しないようストレスを溜めないよう心がけたり運動をするなど生活習慣を見直し、2度とぎっくり腰にならないよう注意しましょう。


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