ガッテンの目のメークで頭痛・肩こり・腰痛が改善?
ガッテンの頭痛や肩こり・腰痛を目のメークで解消する方法
NHKのガッテンで目のメークで頭痛・肩こり・腰痛が解消できるという「本当に?」と思うようなテーマが取り上げられました。
平成28年5月25日の放送後の内容に関することは最初の「ガッテンの頭痛や肩こり・腰痛を目のメークで解消する方法」に記載し、その後に頭痛・肩こり・腰痛の原因や色々な解消法を記載いたします。
ガッテンの頭痛や肩こり・腰痛を目のメークで解消する方法
①目に何をしたら、頭痛、肩こり、腰痛が改善するのか?
目をぱっちりさせると改善する!二重まぶたにするなど、たるんだ上瞼を上げる
②なぜ目をぱっちりさせると改善するのか?
上まぶたがたるんで下がると、視界が狭まり見難くくなるので、しっかり見ようとする。
この時に目をぱっちりあけようとすると額にシワが寄る。
この状態は前頭筋に力が入り、繋がっている後頭筋にも力が入る。
このことで、頭痛が起こることもあるし、首・肩にも張りが出てくることもある。
また、瞼が下がると顎を上げて見る習慣がつき、首・肩の筋肉に常に力がはいる。
その結果、首や肩のこりに繋がる。
体の筋肉は全て繋がっているので、緊張が肩から腰の方までいくこともある。
こういった上まぶたのたるみが頭痛・肩こり・腰痛の原因になることがあるので、目をぱっちりさせることで、このような症状の改善が見込める。
③目をぱっちりさせる方法は?
目をぱっちりさせる方法は次の2つがあります。
a.手術を行う
眼科で目をぱっちりさせる手術を行う。
健康保険が使えるかはまぶたの下がり具合による。
費用は保険がきいて1万5千~5万円。
b.目を二重にする化粧品を使う
のりタイプのものとテープタイプのものがある。
肩こりの原因
肩こりの原因は様々ありますが、主なものには次のようなものがあります。
デスクワークや読書などで一定の姿勢が続く
デスクワークや読書など肩が固定された時間が続くと肩の筋肉は緊張しています。
この緊張が肩こりに繋がります。
姿勢の悪さ
私たちの頭は5~6㎏あると言われています。
結構重たいですよね。
正しい姿勢が取れていれば、この5~6㎏の頭を体全体の筋肉でバランス良く支えますので、問題はないのですが、姿勢を悪くしていると肩(首や腰、膝なども勿論ですが)の筋肉の部分的なところに負担がかかってしまいます。
そのことで肩こりが起こります。
精神的ストレス
精神的ストレスがかかると血行が悪くなる上、体に力が入り筋肉が緊張します。
そのことで肩こりが起こります。
運動不足
運動不足は肩こりの1要素です。
体を動かさないでいると、血行が悪くなり、酸素や栄養が肩の筋肉に十分行き届かなくなる上、乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。
適度な運動を行うことで、血行が良くなり肩こり解消に繋がります。
眼精疲労
目を酷使すると疲れが出てきて、この目の疲れはストレスになります。
肩の筋肉は緊張し、血行も悪くなり、肩こりに繋がります。
寒さ
筋肉は温まると動きが良くなり、冷えると動きは悪くなります。
気温が低いと筋肉は硬直しやすくなり、肩こりに繋がります。
根本的な血行の悪さ
根本的に血行が悪い状態で上記の要素が加わると肩こりになりやすくなります。
反対に上記のような影響を受けても肩こりを起こしにくい人もいますし、起こしやすい人もいます。
当然この根本的な血行がか悪いと肩こりが起きやすくなります。
頭痛の原因
頭痛の種類には脳腫瘍や脳内出血など病気によって引き起こるものや、慢性的に起こるものがありますが、ここでは慢性的に起こる頭痛について取りあげたいと思います。
慢性的な頭痛には「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つがあります。
それぞれのタイプの原因について以下に触れたいと思います。
片頭痛
頭の中の血管が拡張し、血管周辺の神経(三叉神経)を圧迫し、三叉神経から神経ペプチドと呼ばれる「痛みの原因物質」が出ます。
そして血管周辺で炎症が起き、更に血管が拡張し、三叉神経に刺激が加わり、この刺激が脳に伝わり頭痛を感じます。
なぜ血管が拡張するかは分かっていませんが、次のようなケースに起こりやすいと言われています。
a.睡眠不足など不規則な生活
b.緊張状態から開放されてホッとしたとき
c.生理の時
d.アルコールの飲みすぎや特定の食品
e.人ごみ
f.寝すぎなどリラックスのし過ぎ
血管の収縮や拡張は自律神経がコントロールしており、上記のようなケースにおいては自律神経の働きが乱れやすくなり、その結果、血管が拡張すると考えられています。
緊張型頭痛
首や肩が緊張(こって硬くなる)する事によって、血管が圧迫され、血液の流れが悪くなり頭痛が起きるとされています。
それから精神面において緊張した時に頭痛がするという方もいるかもしれませんが、これも緊張型頭痛の1つです。
群発頭痛
ある一定期間に集中して頻発する頭痛です。
耐え難い痛みが出ます。
原因は明確化されていませんが、目の後ろを通過する頭の血管の拡張が三叉神経を刺激することが原因と考えられています。
なぜ、血管の拡張が起こるかも分かっていませんが、自律神経の乱れの他、アルコールの摂取や喫煙も原因として考えられています。
風邪で頭痛が起こることもあります。
風邪に関しましては次のページを参考にしてください。
腰痛の原因
肩こりの原因とほぼ同じで、「一定の姿勢が続く」「姿勢の悪さ」「精神的ストレス」「運動不足」「寒さ」「根本的な血行の悪さ」が挙げられます。
人によって肩に出やすいか腰に出やすいかの違いがあります。
勿論、どちらにも出やすい人も多くいらしゃっています。
アイメイクは頭痛・肩こりの原因に?
目のメークが頭痛や肩こりの原因になるケースもあります。
例えば付けまつ毛。
つけまつ毛をすると、それなりにまつ毛の負担になります。
またアイメイクをしていると思うと、映えさせたくて、ついつい目を開いてしまい、こういった目への負担が肩こりを引きこし、更に肩こりが頭痛に繋がってしまう場合もあります。
頭痛・肩こり・腰痛の解消法
頭痛・肩こり・腰痛を治すには原因となっている部分を改善してあげる必要があります。
具体的には次のような方法があります。
自律神経の働きを高める
血行の良し悪しがこれらの症状に大きく関わっていますが、根本的なベースとなるこの血流は自律神経の働きが良いかどうかに関わっています。
常日頃から自律神経の働きが整うような生活を送ることが大切です。
自律神経の働きを整える主な要素は「ストレスの排除」「睡眠時間の確保と規則正しい生活」「適度な運動」「バランスの良い食生活」があります。
自律神経に関することは次のページをご参照ください。
自律神経を整える方法 ツボ・アロマ・運動・食事・呼吸法
自律神経失調症の症状と原因と改善方法【治し方】
自律神経失調症を改善する食事は?
自律神経失調症とは?症状は?痛みや吐き気・ほてりなど
同じ姿勢を続けないようにする
デスクワークや読書など、同じ姿勢が続きやすいような方は、定期的に体を動かすようにしましょう。
腰の痛みに関しましては次のページも参考にしてみて下さい。
腰痛の治し方 筋トレや体操・湿布・コルセットなどについて
ぎっくり腰の症状の原因はストレス?
常日頃から姿勢を正しましょう
ついつい姿勢というのは崩れがち。
意識して正すように心掛けましょう。
パソコンを使う時はディスプレイの位置を高くしたり、近眼の人は首が前に出すぎないようメガネをかけて画面を見えやすくしたり、工夫をして姿勢が正されるよう意識しましょう。
頭痛に関しましては次のページも参考にしてみてください。
頭痛をこめかみ付近のツボで即効で治す方法
頭痛における右後頭部の鈍痛は大丈夫?
体の歪みを正す
姿勢を正そうと思っても正せない人もいるかと思います。
そういう方は体に歪みがあると思われます。
整体院やカイロプラクティック院などで、体の歪みを取り除く施術を行っている施設がありますので、利用してみるのも一つの方法でしょう。
自分で歪みを取り除く方法として、次のページを参考にしてみて下さい。
1日約3分の“骨盤矯正ストレッチ”で体の歪みを治す! スゴレッチ考案者のメニューを伝授
精神的ストレスを排除しましょう
いやなことがあったり、不安なことがあっても、気持ちを切り替えたり、前向きに捉えたり、○○よりはマシなどと思ったり、何かストレス発散になるようなことを行ったりなど、心の状態が軽くなるよう心掛けましょう。
先に挙げた自律神経が整うことでストレスが緩和されるところもあります。
強いストレスがかかり続けると「うつ病」にもなりかねません。
「うつ病」に関しては次のページをご参照ください。
うつ症状の状態と治療法【改善法】
非定型うつと新型うつの違い
主治医が見つかる診療所 うつ病のチェック項目と克服と期間
適度な運動をしましょう
適度な運動は血行を良くし、筋肉が活性化します。
また精神的ストレスの緩和にも繋がります。
おすすめの運動はウォーキングです。
目を適度に休めましょう
目が疲れやすい人は目を酷使しているケースが多いです。
定期的に目を休めましょう。
血行を良くすることでも目は疲れにくくなります。
「目をギュッと閉じて開いて」や「目を左右や上下に動かす」「目を左右上下にグルグル回す」といった目の運動も目を疲れにくくさせる要素となります。
体を温める
原則は運動を行ったり自律神経の働きを整えたりして、自分自身の体内から発する体温を上げる努力が何と言っても大切です。
毎日お風呂の湯船に浸ることもおすすめです。
半身浴の場合は30分、しっかりつかる場合は自分の体温のプラス4度くらのお湯に10分浸かるのが目安です。
但し、しんどいなと感じたら上がるようにしましょう。
また、たまに寒さの環境に身を置くことは体を強くするのでおすすめです。
従いまして冬などは厚着やカイロ、暖房具など使いつつも、時々外に出ることが大切です。
冷え性に関する内容につきましては次のページをご参照ください。
冷え性の症状と原因や改善法(ツボ・漢方・グッズ)
冷え性対策! 食べ物や飲み物
規則正しい生活を行う
寝すぎや寝不足は頭痛を起こしやすくします。
規則正しい生活を心がけ、適度な睡眠を取りましょう。
喫煙や過度の飲酒をやめる
喫煙や過度の飲酒は頭痛の原因になりますので避けましょう。
最後に
肩こりや頭痛、腰痛の原因としては「同じ姿勢が続く」「姿勢が悪い」「精神的ストレスがある」「運動不足」「眼精疲労」「寒さ」「根本的な血行の悪さ」「寝すぎや寝不足」「喫煙」「過剰なアルコール摂取」などがあります。
メイクによっても目への負担から頭痛や肩こり、腰痛に繋がることもあります。
このような症状を解消する方法としては、血行に関わる自律神経の働きを整えることを始め、日常生活において症状をひき起こしている可能性のある要素を取り除いていくことになります。
ガッテンの放送では目をぱっちりさせることが、症状の改善に繋がるとのことでした。
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