花粉症の時期・ピークは?9月・12月は?花粉のカレンダー

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花粉症の時期・ピークは?9月・12月は?花粉のカレンダー

花粉症のピークや時期についてとカレンダー

花粉症の方にとって花粉飛散のピーク時期が近づいてくると気分も憂鬱になってくると思います。

本記事では花粉飛散のピークや9月頃の12月頃のなどの花粉の状況を始め1年間の花粉のカレンダーを記載したいと思います。

自分の花粉症をひき起こす花粉の種類を把握した上で、季節毎にどのような花粉が飛散するのかが分かれば、早めに対策が打て、症状を軽めに終わらせやすくできるかと思います。


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花粉症のピークの時期について

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花粉症と言っても人それぞれ反応する植物が違います。

代表的なものとしてスギ花粉、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサがありますが、その他にも、ハンノキ、オオバヤシャブシ、シラカバ、ホソムギ、オオアワガエリ、ネズ、コナラ、リンゴ、ハルガヤ、イチョウ、ケヤキ、松、ヒメスイバ、ギシギシ、オリーブ、オオブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、セイタカアワダチソウ、カラムシと本当にたくさんあります。

そして日本国内で多い木は1番がスギ(約18%)で2番がヒノキ(約10%)となっています。

背景には日本では住宅用になる木を増やす為に丈夫な針葉樹であるスギやヒノキなどを人工的に植えてきたという歴史があります。

そういったことから、この2つの木から花粉の飛散する時期がピークとなっています。

地域によって花粉のピークの時期にズレがありますが、概ねスギ花粉のピークは2~4月、ヒノキのピークは3~5月となっていることから、やはり2月~5月と春が最も花粉症のピークの時期と言えます。

 

アレルギー症状の1つに喘息があります。

喘息に関しましては次のページを参考にしてください。

気管支喘息と喘息性気管支炎の違いは?治療法と発作時の対応
喘息の原因はストレス?大人になってからの発症は治る?

 

9月・10月といった秋の花粉症

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花粉症のピークは2~5月お伝えしましたが、最近は1年を通して花粉症に悩まされる人が増えてきました

春に次いで9月や10月といった秋も花粉で悩まされる人の多い季節となっています。

ではどのような花粉が原因になるかということですが、主なものとしては次の3つが挙げられます。

ブタクサ

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画像出典:http://chirotic.exblog.jp/22089258/

ブタクサはキク科の植物で、北アメリカ原産の雑草です。

1mほどの高さになる一年草で、7月から10月頃に開花し花粉のピークは8~10月となっています。

原産地であるアメリカでは全人口の10%前後の人がブタクサによるアレルギーを持っているそうです。

ヨモギ

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ヨモギはキク科ヨモギ属の多年草です。

山は勿論ですが、街中の道ばたや河川敷、公園、空き地など、雑草と同じように身近な場所に生えています。

見たことのある人は多いのではないでしょうか?

ヨモギ餅などヨモギを使った食べ物も結構あったりしますしね。

ヨモギはあまり目立たないのですが、秋に小さな花を咲かせます。

そして花粉飛散のピークは8月~10月となっています。

カナムグラ

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画像出典:http://blog.goo.ne.jp/gatyababa/e/

カナムグラは、雌雄異株のクワ科のつる植物です。

トゲのある茎がつる状に長く伸び、木や電柱など身近なものに巻きついて生息しています。

山は勿論、道端や河川敷、荒地、畑など身近な場所に生息しています。

非常に繁殖力が強い植物です。

7月~10月に花を咲かせ8月~12月まで花粉を飛ばしますが、ピークは9月~10月です。

 

花粉の刺激でアトピー性皮膚炎を発症する人もいます。

アトピー性皮膚炎に関しましては次のページを参考にしてください。

アトピー性皮膚炎 成人型の症状と原因・治療について
アトピーの症状【赤ちゃん・子供・大人別】と治し方
アトピーはストレスでかゆみが悪化する?ストレス発散法は?
アトピーの原因は遺伝?ストレスや腸・食べ物が影響する?
アトピー改善に有効な食事・レシピは?食事制限は必要?

 

12月や1月など冬の花粉症

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画像出典:http://fakasugai.exblog.jp/6184602

最近では12月や1月など冬に花粉症に悩む人も増えています。

冬に花粉?と意外に思われるかもしれませんが、冬も他の季節に比べると少ないですが、花粉は飛んでいます

セイタカアワダチソウというキク科の植物は10月から冬の始まりである11月頃まで花粉が飛ぶのですが、12月にも飛ぶことがあるようです。

その他12月にはスギやブタクサの花粉も微量ながら飛んでいます

1月はスギに加えてハンノキ(カバノキ科の落葉高木)の花粉も飛び始めます。

2月はスギ、ハンノキに加えヒノキの花粉も飛び始めます。

12月や1月など冬季に花粉症の症状が見られる場合は、このような花粉に反応していることが考えられます。

 

冬はインフルエンザがはやる季節です。

インフルエンザにつきましては次のページを参考にしてください。

インフルエンザ予防接種の効果はあるの?期間は?
インフルエンザ脳症の症状と予防法は?
インフルエンザワクチン 2015年度は4種類の4価

 

ヒノキの花粉症の時期と心構え

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先に記載していますが、ヒノキ花粉のピークは3~5月です

スギ花粉のピーク(2月~4月)と比べると始まりと終わりが1ヶ月遅くなります。

スギ花粉で症状を起こす人はヒノキにも反応することが多いので5月末までは対策を怠ることなく、十分注意する必要があります

 

先に記載しましたアトピー性皮膚炎につきましては次のページも参考にしてください。

アトピーを改善する方法【食べ物・サプリ・運動・光温浴】
アトピーのステロイド薬の種類と副作用は?完治する?
赤ちゃんのアトピーの原因は母乳?治療など対策で治る?
アトピーのおすすめの保湿剤は?ワセリン・ヒルドイド?
アトピーの薬の種類と効果は?ステロイドの副作用は怖い?


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イネ科の植物の種類や花粉症の症状の特徴は?

花粉症はスギ花粉のような有名なもの以外にもイネ科の植物による花粉症もあります。

しかし、このイネ科に関しては実にやっかいでこれはかなり種類があるのです。

元々このイネ科の植物は牧草系の雑草でありカモガヤ・ネズミホソムギ・オニウシノケグサ・ハルガヤなど様々な種類があります。

そして栄養価の高い牧草として海外から輸入されてきたものではあるのですが、今ではほとんどが野草化してしまって道ばただろうが空き地だろうがどこにでも生えるようになっております。

一般家庭の芝生の中の雑草としても紛れていることでしょう。

イネ科の植物による花粉症の特徴は5~6月と8~9月の1シーズンに2回も発症することです。

杉花粉は200kmも飛散するので非常に広範囲にまき散らされますが、イネ科の植物の場合はせいぜい200m~数キロ程度なので身近にないと発症しません。

その症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみといったスギ花粉と同じものもありますし、喉や耳がかゆくなって咳が出ることもあるでしょう。

人によっては赤い発疹が出てしまうこともあります。

2016年の花粉症の時期

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2016年の花粉の時期ですが2月上旬から九州・中国・四国・東海・関東地方からスギ花粉の飛散が始まるようです。

概ねは次の通りです。

◎九州・中国・四国 → 2初旬~

◎近畿・北信越・中部・関東 → 2月中旬~

◎東北 → 2月末・3月初旬~

各地域のスギとヒノキにおける花粉飛散のピーク時期の予測は次の通りです。

<九州・中国・四国>

花粉飛散ピーク時期:3月上旬~4月上旬

花粉飛散量の見込みは昨年に比べると「非常に多い」が福岡県と佐賀県、「多い」が長崎県、宮崎県、愛媛県、「少なめ」が鳥取県と岡山県で、その他の地域は昨年並みかやや多いとなっています。

例年(2006年~2015年の平均)と比べるとほとんどの地域で非常に少ないまたは少ないとなっています。

<近畿・中部・北信越>

花粉飛散ピーク時期:3月上旬~4月中旬

花粉飛散の量は昨年に比べると「非常に多い」が愛知県、「多い」が兵庫県、大阪府、和歌山県、「少ない」が福井県と長野県、富山県で、その他の地域は昨年並みかやや多いとなっています。

例年(2006年~2015年の平均)と比べると平年並みか、やや少ない、少ないとなっています。

<関東地方>

花粉飛散ピーク時期:3月上旬から4月中旬

花粉飛散の量は昨年に比べると「多い」が山梨県、「少ない」が千葉県、「昨年並み」が東京で、その他の地域はやや多いとなっています。

例年(2006年~2015年の平均)と比べると平年並みか、やや少ない、少ないとなっています。

<東北地方>

花粉飛散ピーク時期:4月上旬から5月上旬頃

花粉飛散の量は昨年に比べると「多い」が宮城県で、その他の地域は昨年並みかやや少ない、少ないとなっています。

例年(2006年~2015年の平均)と比べると「多い」が宮城県、「やや多い」が岩手県、山形県、福島県でその他の地域は平年並みか、やや少ないとなっています。

<北海道>

花粉飛散ピーク時期:―

花粉飛散の量は昨年に比べるとやや少ないとなっており、例年(2006年~2015年の平均)と比べると非常に少ないとなっています。

 

その他の花粉症のことにつきましては次のページも参考にしてください。

花粉症で咳が止まらない 夜眠れない対策
花粉症薬おすすめの市販薬 妊婦や子供用は?
花粉症対策 食事やお茶、アロマ、グッズなど
花粉症での頭痛と喉の痛み・発熱・寒気・吐き気などの対策
花粉症の注射の種類と効果と費用は?副作用は?

 

花粉症のカレンダー

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以下に1年を通しての花粉のカレンダーを表記致します。

自分がどの植物の花粉に反応しているかが分かれば対策も多少とり易くなるかと思います。

1月 ハンノキ

2月 スギ、ハンノキ

3月 スギ、ヒノキ、ハンノキ、オオバヤシャブシ

4月 スギ、ヒノキ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、シラカバ、ホソムギ、オオアワガエリ、ネズ、コナラ、リンゴ、ハルガヤ、イチョウ、ケヤキ、松

5月 ヒノキ、ハンノキ、シラカバ、カモガヤ、ホソムギ、ネズ、コナラ、リンゴ、ハルガヤ、イチョウ、ケヤキ、松、ヒメスイバ、ギシギシ、オリーブ

6月 カモガヤ、ホソムギ、ハルガヤ、松、ヒメスイバ、ギシギシ、オリーブ

7月 カモガヤ、ホソムギ、ハルガヤ、松、ギシギシ

8月 ブタクサ、ホソムギ、オオブタクサ、ヨモギ、カナムグラ

9月 ブタクサ オオブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、カラムシ

10月 ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、セイタカアワダチソウ、カラムシ

11月 セイタカアワダチソウ

12月 セイタカアワダチソウ

 

花粉症の記事に関しましては次のページも参考にしてください。

花粉症の治療方法 最新・最前線は?目の療法は?子供は?
花粉症!ヨーグルトの種類や食べ方は?食べ過ぎ注意?
花粉症で病院に行く時期や受診科は?薬や注射・費用は?
5月の花粉症アレルギーは喉の痛みや頭痛?原因はイネ科?
花粉症の時期は?病院での薬・注射などの治療法や対策は?
花粉症による肌荒れの症状は?化粧水など化粧品の選び方は?

 

花粉症の時期につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

エスエス製薬 アレジオン 花粉の時期はいつから・いつまで~花粉カレンダー~

 

最後に

花粉症におけるピークは1年の中でスギやヒノキ花粉の多い2月~5月となっています。

ただそれ以外でも花粉症の原因となる植物はたくさんあり、近年では春だけでなく秋をはじめ各季節で花粉症に悩む人が増えてきています。

9月や10月の秋の花粉症の原因としてはブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。

12月や1月の冬の時期は花粉の量は少ないですが、セイタカアワダチソウ、スギ、ブタクサ、ハンノキなどの花粉が飛んでいることが確認されています。

スギ花粉症の人はヒノキ花粉症にもなりやすいところがあるで、ヒノキ花粉のピークの5月末を超えるまでは、しっかり対策をしておくことが肝要です。


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