花粉症のおすすめの市販薬【妊婦や子供用は?】
花粉症におすすめの市販薬および妊婦や子供用について
花粉症の季節である春や秋になると気分が憂鬱になる人も多いのではないでしょうか?
花粉症の人口は年々増加し、今や5人に1人は花粉症と言われているほどです。
原則、花粉症は体質改善によって治したいところですが、ここではおすすめの市販薬や妊婦や子供用の市販薬について記載したいと思います。
せっかく良い気候になったのに、花粉症で悩まされるというのは本当にもどかしいことと思います。
花粉症の薬【市販薬】について
本当に辛い花粉症は「何が何でも止めたい!」というお気持ちになると思います。
この場合にやはり頼るのは薬になるかと思います。
以下におすすめの花粉症薬のことなどについて記載したいと思いますが、人それぞれの体質によって合う合わないがあると思いますので、合わないと感じた花粉症薬は使用を中止される他、医師や薬剤師に相談されるのが良いかと思います。
また薬は花粉症を改善させる一方で、副作用など、何かしら体にダメージを与えてしまう可能性があります。
従いまして花粉症でお悩みの方にはぜひ日頃から、花粉症になりにくい体質に改善される試みも行なって頂けたらと思います。
その対策としては適度な運動、バランスの良い食事(また食べ過ぎない)、しっかり睡眠をとる、ストレスがあまりかからないようにする、といった点になります。
「不眠症」や「うつ」のことにつきましては次のページを参考にしてください。
不眠症の治し方は?食べ物や飲み物で治せる?
うつ症状の状態と治療法【改善法】
非定型うつと新型うつの違い
主治医が見つかる診療所 うつ病のチェック項目と克服と期間
花粉症薬のおすすめ5選
市販されているおすすめの花粉症薬を5つ紹介したいと思います。
アレグラFX
画像出典:http://www.allegra.jp/index.html
病院での花粉症の治療においても処方される薬です。
有効成分のフェキソフェナジン塩酸塩は花粉によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりといったアレルギー症状に効果を発揮します。
かゆみを抑える効果もあります。
眠気がおきにくいという点も大きな特徴です。
「1日2回朝夕1回1錠」服用となっています。
エバステルAL
画像出典:http://hc.kowa.co.jp/otc/484
有効成分のエバスチンはアレルギー誘発物質の作用を阻害し、更にその放出を元から抑え、花粉によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのアレルギー症状に効果を発揮します。
かゆみを抑える効果もあります。
眠気がおきにくく、口が乾きにくいという特徴があります。
「1日1回、1回1錠」服用となっています。
アルガード鼻炎内服薬Z
画像出典:http://item.rakuten.co.jp/fortress/10000281/?scid=af_pc_etc&sc2id=245768293
有効成分のメキタジンは花粉によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりといったアレルギー症状に効果を発揮します。
かゆみを抑える効果もあります。
「1日3回、1回1錠」服用となっています。
眠気は多少でやすいようです。
ストナリニZ
画像出典:http://www.stona.jp/rhini-z/
病院での花粉症の治療においても処方される薬です。
有効成分のセチリジン塩酸塩は花粉によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりといったアレルギー症状に効果を発揮します。
かゆみを抑える効果もあります。
「1日1回、1回1錠」服用となっています。
眠気はおきにくいとのことです。
スカイナーAL
画像出典:http://www.kenko.com/product/item/itm_6915279072.html
病院での花粉症の治療においても処方される薬です。
有効成分のアゼラスチン塩酸塩は花粉によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのアレルギーに効果を発揮します。
かゆみを抑える効果もあります。
「1日2回(朝食後、就寝前)1回2錠」服用。
眠気は多少でやすいです。
鼻づまりに関しましては次のページも参考にしてください。
花粉症薬ザイザルの眠気は?
画像出典:http://zaizaru.com/2015/11/24/520/
ザイザルはここ最近、使用する人が多くなってきている花粉症薬です。
この薬は処方薬のみで市販薬としては出ておりません。
強力な花粉症薬にジルテックというものがあるのですが、眠気などの副作用が強かったので、その改良薬として開発されました。
この薬は抗ヒスタミン薬と言って、アレルギーの原因となっているヒスタミンを抑える薬で、一般的に抗ヒスタミン薬は眠気が出るとされている中、ザイザルは眠気が出にくいといったところが好評となっているようです。
アレルギー症状の1つにアトピー性皮膚炎があります。
アトピー性皮膚炎に関しましては次のページを参考にしてください。
アトピー性皮膚炎 成人型の症状と原因・治療について
アトピーの症状【赤ちゃん・子供・大人別】と治し方
アトピーはストレスでかゆみが悪化する?ストレス発散法は?
アトピーの原因は遺伝?ストレスや腸・食べ物が影響する?
アトピー改善に有効な食事・レシピは?食事制限は必要?
妊婦さんと花粉症薬について
妊娠するとホルモンバランスが崩れる為に、今まで花粉症でなかった方に症状が出る場合があります。
妊娠中の薬は一切ダメ!という認識の人も多いかもしれませんが、全ての薬がダメというわけではありません。
基本的には妊娠4ヶ月半くらいまでは薬の服用は控えた方が良いとされていますが、それ以降は点眼・点鼻薬で症状を抑えたり、胎児が安定する8カ月以降は、実績のある薬もあり、服用してもいいものもあるようです。
食事や睡眠など、生活習慣を整えつつ、花粉症の症状が酷く辛い場合は、かかりつけの産婦人科の医師に相談してみると良いでしょう。
妊娠中に気をつける症状に関しまして、次のページを参考にしてください。
妊娠糖尿病の症状とは?小児【子供】糖尿病とは?
妊娠初期や中期から後期の肌荒れと対策【性別が分かる?】
りんご病の症状とかゆみについて 大人の場合は?妊婦は?
妊婦の風邪の影響は?熱・咳・鼻水・喉の痛みの治し方
逆流性食道炎の妊婦の対策【食べ物・牛乳・寝方・薬など】
子供用花粉症薬について
最近は子供の間でも花粉症が広まってきています。
子供の場合、風邪と間違えがちでついつい市販の風邪薬を使ってしまったりします。
ただ子供の場合でも花粉症の可能性は十分ありますので、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみで悩んでいるようでしたら、病院を受診して確認するのが良いでしょう。
市販薬として次のような子供用のものが販売されています。
こどもパブロン鼻炎液S【大正製薬】
画像出典:http://www.taisho.co.jp/company/release/2002/02_1128-j.htm
子供は鼻腔が大人に比べて狭く鼻の粘膜が敏感なので、鼻づまりをおこしやすいとのことから鼻炎に効果が期待できる「シンイ」「ケイガイ」といった生薬成分が配合されています。
ストロベリー味です。
3ヶ月以上の乳児から服用できるとのことです。
ストナリニ・サット小児用【佐藤製薬】
画像出典:http://search.sato-seiyaku.co.jp/
アレルギー性鼻炎におけるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目、のどの痛み、頭重感に効果が期待できるとのことです。
ストロベリー味です。
5歳から服用できるとのことです。
詳しくは次のサイトをご参照下さい。
http://search.sato-seiyaku.co.jp/
子供が花粉症になった場合はやはり体質改善をしてあげた方が良いので、規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動、ストレスの緩和といったところに親御さんが目を向けて頂けたらと思います。
子供において「気管支炎」「結膜炎」「下痢」「糖尿病」「PTSD」といった症状で気になるものがありましたら、次のページを参考にしてください。
気管支炎の症状と治療法は?赤ちゃんや子供の場合は?
マイコプラズマ気管支炎の大人や子供の症状は?うつる?
結膜炎の症状は子供に出やすい?コンタクトや風邪が原因に?
子供の下痢や腹痛が続く病気など原因は?食事など対策は?
妊娠糖尿病の症状とは?小児【子供】糖尿病とは?
PTSDの子供への家族としての接し方および原因と治療法
眠気対策について
花粉症の薬には抗ヒスタミン薬といってアレルギーを引き起こすヒスタミンを抑える薬が多くあります。
ヒスタミンはたくさん分泌されると、炎症を起こすのでこれを抑えようと働いてくれるのですが、ヒスタミンには脳の働きを活性させるという良い面もあります。
ヒスタミン薬によってヒスタミンが抑えられ過ぎると、その結果として眠気が出てきてしまいます。
対策としてはどこまで効果があるか分かりませんが、カフェインを摂るとか、1日1錠で24時間効果のある花粉症薬を寝る前に飲むといった対策が考えられます。
それでも眠気が襲ってくる場合は、眠くなりにくい花粉症薬を選ぶことになるかと思います。
アレルギー症状の1つに紫外線アレルギーがあります。
気になってる方は次のページを参考にしてください。
眠くならない花粉症薬
眠くならない花粉症薬ですが、先に挙げている「アレグラFX」や「エバステルAL」「ストナリニZ」が挙げられる他、次のような薬があります。
①アレジオン10
画像出典:http://www.ssp.co.jp/product/all/alesion/
「エピナスチン塩酸塩」が配合されており、この成分はアレルゲンとなっている花粉そのものの作用を阻害すると同時に、ヒスタミンなどの原因物質の放出を抑えることでアレルギーによる鼻炎症状に効果が期待できる薬です。
日中に眠気やパフォーマンスの低下を起こしにくい薬を探している方におすすめとのことです。
詳しくは次のサイトを参照下さい。
http://www.ssp.co.jp/product/all/alesion/
②アレギサール鼻炎
画像出典:http://www.mt-pharma.co.jp/alegysal/alegysal.html
抗ヒスタミン薬ではなく抗アレルギー薬であり、眠くなる成分が入っていないため、眠気が出にくい薬です。
アレルギー性鼻炎の3大症状である、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりを抑えます。
花粉症と同じく、免疫異常によって起こる症状に膠原病があります。
膠原病に関する内容につきましては次のページを参考にしてください。
膠原病の血液検査と結果までの日数
リウマチの初期症状は指に出やすい?原因や検査と治療法は?
薬の飲み始めについて
花粉症薬はいつから飲み始めるのが効果的か?ということですが、やはり花粉症の症状が出てからでしょうか?・・・いえ!それは早目が効果的です。
だいたい花粉が飛び始める2週間前から効き目が弱めの薬を飲むのが良いと言われています。
薬の強さについて
花粉症薬の効き目の強さの目安は次の通りです。
①アレロック ②ジルテック ③ザイザル・・・強 ※アレロックとザイザルは市販されていません。
④タリオン ⑤アレジオン ⑥アレグラ・・・中
⑦エリアス ⑧クラリチン・・・弱
※上記薬におきましては効き目の強さと眠気の強さはほぼ比例するとお考え下さい。
その他、花粉症のことに関しては次のページをご参照下さい。
花粉症対策 食事やお茶、アロマ、グッズなど
花粉症の時期・ピークは?9月・12月は?花粉のカレンダー
花粉症での頭痛と喉の痛み・発熱・寒気・吐き気などの対策
花粉症の注射の種類と効果と費用は?副作用は?
花粉症の治療方法 最新・最前線は?目の療法は?子供は?
花粉症の時期は?病院での薬・注射などの治療法や対策は?
花粉症で病院に行く時期や受診科は?薬や注射・費用は?
飲み薬の副作用は?
花粉症を抑え込む薬に関しては紹介させて頂いたもの以外にも色々売られておりますが、花粉症の薬には眠気以外にも副作用が出る可能性があります。
花粉症対策として用いられる抗ヒスタミン薬におきましては、口の渇き・眠気・便秘などの副作用の発生が考えられるでしょう。
また、点鼻薬の場合はステロイドや血管収縮剤を使うこともあり、ステロイドを使うと出血・乾燥・刺激感とった副作用、血管収縮剤は血圧上昇・頭痛・不整脈等の症状が出る可能性があると言われております。
最後に
おすすめの市販薬としては「アレグラFX」「エバステルAL」「アルガード鼻炎内服薬Z」「ストナリニZ」「スカイナーAL」があります。
花粉症薬が合うかどうかは個人差がありますので、合わない場合はその花粉症薬を中止される他、医師や薬剤師に相談されるのが良いでしょう。
妊婦さんの場合、基本的には妊娠4ヶ月半は薬の服用を控えられるのが良いですが、症状が酷く辛い場合は、かかりつけの産婦人科の医師に相談してみると良いでしょう。
花粉症薬は眠気の出やすいものが多いので、日常生活に支障が出る場合は眠気の出にくい花粉症薬を選ばれると良いと思います。
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