赤ちゃんへの紫外線の影響!湿疹アレルギー対策グッズは?
赤ちゃんへの紫外線の影響と日焼け止めや帽子など対策クッズ
赤ちゃんのいるお母さんにとって紫外線の影響は気になるもの。
中には湿疹などのアレルギーを起こす赤ちゃんも。
本記事では紫外線の赤ちゃんへの影響や日焼け止めなどのグッズを利用した対策などについて記載したいと思います。
不安なく赤ちゃんの紫外線対策をしていただくご参考になればと思います。
赤ちゃんへの紫外線の影響
紫外線をたくさん浴びると細胞のDNAにダメージが与えられ皮膚がんや白内障、感染症になりやすくなると言われています。
人間の皮膚は紫外線を浴びるとメラニンという物質が作られ、このメラニンが紫外線の害に対して皮膚を守ろうとしてくれます。
ところが赤ちゃんの肌はこのメラニンが少なく、また薄いこともあり、紫外線の影響を受けやすいです。
紫外線の影響が皮膚に出るかどうかは浴びた紫外線の総合量によります。
子供の時は紫外線をあまり気にしないので、たくさんの紫外線を浴びやすい傾向にあります。
私も子供の頃は紫外線のことなど全く気にしていませんでしたが、このようなことから、赤ちゃんの時を含め子供の時からしっかり紫外線対策を行なっておくことは大切になります。
白内障に関しましては次のページを参考にしてください。
白内障と緑内障の症状の違いは?併発して同時手術する事も?
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赤ちゃんの紫外線による湿疹などアレルギーについて
画像出典:http://matome.naver.jp/odai/2140160317567322201
赤ちゃんの体質によっては紫外線によってアレルギー反応を起こす場合もあります。
具体的な症状としては皮膚(主に手の甲や腕、首の後ろなど日の当たりやすいところ)に湿疹ができたり、目が充血したり、涙がよく出たり、その他発熱したりする場合もあります。
原因は内因性のものと外因性のものがあり、内因性のものとしては紫外線を浴びた時に抗体が作られ、その抗体が一定量(個人差があるようです)を超えてしまった場合に紫外線を浴びると発症するというものです。
この内因性のケースは自然に治りにくいとされています。
従いまして、赤ちゃんのうちから紫外線対策を行ない、症状を出ないようにする必要があります。
外因性のものとしては日焼け止めや服用した薬による影響によるものです。
紫外線吸収剤などを含む日焼け止めが紫外線を防ぐ際に起こる化学反応が皮膚に影響を与えたり、薬を服用したことで、紫外線アレルギーを起こしやすい体になったりする場合があります。
アレルギー症状にアトピー性皮膚炎があります。
アトピー性皮膚炎に関しましては次のページを参考にしてください。
アトピー改善に有効な食事・レシピは?食事制限は必要?
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紫外線対策としてのグッズ
赤ちゃんの紫外線対策としてはグッズを使うのが基本です。
また日差しの強い時には不用意な外出を控えることも大切です。
紫外線対策グッズには次のようなものがあります。
日焼け止めクリーム
日焼け止めクリームは最も基本的な対策です。
ただ、先に記載していますように日焼け止めクリームが紫外線アレルギーをひき起こしてしまう可能性がありますので、赤ちゃんようの肌にやさしい製品を選ぶ必要があります。
帽子
これも基本的な対策ですね。
ツバの大きい物でUVカットされているものがおすすめです。
ベビーカー用サンシェード
ベビーカーのオプションとして販売されています。
こちらもUVカットされたものがおすすめです。
ガーゼケット
画像出典:http://www.kok-design.jp/SHOP/NA-006-002.html
タオルケットよりも肌触りが良く、軽くて通気性も良いガーゼケット。
こちらもUVカットのものがあり、ベビーカーに乗せた時に体から下の部分にかけてあげるといいでしょう。
サングラス
赤ちゃん用のサングラスがあります。
赤ちゃんが嫌がるかもしれませんが、肌当たりの良い柔らかなベルトなどを使い、赤ちゃんの頭にジャストフィットできる製品もあるようです。
大人と同じようにサングラスをすることで、目に入る紫外線の9割をカットすることができます。
ケープ
画像出典:http://www.kosodate-ryouhin.co.jp/SHOP/114.html
袖のない緩やかなアウターウェアで、 背中から腕、胸を覆うようにして垂れ下がり首元で固定することができる服の一種であるケープはベビーカーでも使えますし、抱っこ紐を使って外出する場合でも使えます。
もちろんUVカットの施されたケープを使うのがおすすめです。
紫外線の強い時間帯については次のページをご参照ください。
日焼け止めクリームについて
赤ちゃんの紫外線対策として日焼け止めクリームを選ぶ場合には次のポイントがあります。
紫外線吸収剤の入っていないものを選ぶ
紫外線吸収剤というのは紫外線を吸収させ化学反応を起こさせて熱などのエネルギーに変換して放出することで、皮膚に紫外線が届かないようにしようというものですが、この化学反応が起きることが皮膚に悪影響を及ぼし湿疹などのアレルギー反応が発症する場合があります。
肌に優しい日焼け止めクリームとしては紫外線吸収剤を使わず、紫外線散乱剤やオーガニックといった成分を使ったものがあります。
紫外線吸収剤の入っていない商品には「紫外線吸収剤フリー」「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル処方」といった記載がされています。
また肌を傷つけ、シミ、ソバカス、シワの原因になると言われている合成界面活性剤も入っていない方がおすすめです。
紫外線吸収剤のことにつきましては次のページをご参照ください。
簡単に落とせる成分のものを選ぶ
商品に「お湯で落ちる」「石けんで落ちる」などと書かれているものがすすめです。
日焼け止めが赤ちゃんの肌に残ると肌の負担になりますので、簡単に落とせるものを選びましょう。
SPFやPAの値の低いものを選ぶ
SPFやPAの値が高い方が紫外線を防ぐ効果は高いですが、その一方で肌には負担がかかりやすくなります。
目安としては【SPF10~20】【PA+かPA++】程度のものです。
暑い季節においては赤ちゃんの熱中症にも気をつけなければなりません。
熱中症につきましては次のページを参考にしてください。
赤ちゃんの熱中症のサインは?対策グッズなど予防法は?
熱中症の予防法は?食べ物や飲み物など対策について
熱中症の治療のガイドラインや病院にかかる期間及び後遺症
おすすめの日焼け止めクリーム
ご参考までにおすすめの商品を3つ挙げます。
パックスベビー UVクリーム
【商品概要】
●紫外線吸収剤を使わないクリーム。
●石けんで洗い流せる。
●乾燥しがちな赤ちゃんのお肌の潤いを保つマカデミアナッツ油に、カミツレエキスを配合
●SPF17 / PA+
●容量:30g 価格:648円(税込)
詳細は次のページをご参照ください。
http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/products/facial/
パックスナチュロン UVクリーム
【商品概要】
●紫外線吸収剤を使用していない
●合成界面活性剤を使っていない
●伸びが良く、さらっとした仕上がり
●SPF15 / PA++
●容量:45g 価格:864円(税込)
詳細は次のページをご参照ください。
http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/products/facial/
ウェリナ キスフォータウン
【商品概要】
●赤ちゃんや敏感肌の方もご使用頂けるミネラルを豊富に含むハワイアン海洋深層水と100%天然植物主成分の美容液ベースの美肌UVケア
●SPF20 / PA++ 相当
●肌に理想的な保護膜を作り、有害な紫外線をブロックしながら潤いを与え若々しい肌へ導く。
●洗い流す時は石鹸や洗顔で落とせる
●容量:45g 価格:3024円(税込)
詳細は次のページをご参照ください。
風邪に関しましては次のページを参考にしてください。
風邪の食事メニューは?のど風邪や子供や赤ちゃん用は?
風邪【喉・鼻水・咳・頭痛・熱】の治し方と効果的な食べ物
風邪で熱が下がらない原因は?通常何日で下がる?
授乳中の風邪での病院は何科?市販薬や葛根湯は?
紫外線対策として帽子を選ぶポイント
画像出典:http://item.rakuten.co.jp/sunglobe/734063/
赤ちゃんの紫外線対策としてどのような帽子を選ぶのが良いのでしょうか?
次のようなポイントがあります。
UVカットの施された帽子を選ぶ
普通の素材のものは紫外線を通します(白いものは50%前後、黒いものは15%前後通すと言われています)。
従いまして、UVカットが施されている帽子が理想です。
大きなツバのついたものを選ぶ
最大限の紫外線を防ぐ為に、できれば首まわりまで覆われる帽子が望ましいです。
大きなツバで更にフラップつきのものが理想です。
綿100%の素材のものを選ぶ
綿は肌触りや通気性の良い素材です。
赤ちゃんは暑がりで汗をたくさんかきますので、このような綿100%の素材というのは赤ちゃんにピッタリでしょう。
顎ひもの付いた帽子を選ぶ
ちょっと強い風邪がふいてきたりすると帽子が脱げて飛んでいってしまうこともあります。
また赤ちゃんが成長して手を使えるようになってきたら自分で脱いでしまうこともあります。
帽子が紛失しないよう顎ひもの付いた帽子がおすすめです。
UVカット対応の赤ちゃん用の帽子は楽天さんで購入することができます。
インフルエンザのことに関しましては次のページを参考にしてください。
インフルエンザ予防接種の効果はあるの?期間は?
インフルエンザ脳症の症状と予防法は?
インフルエンザワクチン 2015年度は4種類の4価
ケープのメリット
画像出典:http://item.rakuten.co.jp/doraco/icecape/
実際に紫外線対策としてケープを活用しているお母さんによれば、色々なメリットを感じられているようで、次のような感想を持たれているようです。
①ベビーケープは日差しよけはもちろん、寒さ対策としても使えます。また外出先でオムツを替える時の敷物としても使えます。
②ベビーケープはクリップを使って、抱っこ紐の時でも、ベビーカーの時でも活用でき、便利です。また長く使えるのも魅力です。
③ベビーケープは紫外線から赤ちゃんを守るだけでなく、寒さや雨から守ったり、授乳の時の目隠しにできたりと、様々な使い方ができます。
UVカット対応のケープは楽天さんで購入することができます。
その他、赤ちゃんの症状に関しましては次のページを参考にしてください。
赤ちゃん【新生児や乳児】など子供の無呼吸症候群は危険?
気管支炎の症状と治療法は?赤ちゃんや子供の場合は?
紫外線は全く当たらない方が良い?
ここまで紫外線対策のことばかり記載してきましたが、全く紫外線には当たらない方が良いのでしょうか?
もちろん決してそのようなことはありません。
紫外線に当たると、私たちの体内ではビタミンDが作られます。
このビタミンDはカルシウムを骨に取り込む際に必要な栄養素です。
ですので全く紫外線に当たらないと骨が弱くなってしまいます。
最近、ビタミンD不足によって骨が曲がってしまう「くる病」が増えているようです。
紫外線に1日15分くらい当たればビタミンDは作られるので、少しは紫外線にあたるようにしましょう。
その他、紫外線に関する内容につきましては次のページも参考にしてください。
紫外線アレルギーの治療薬など対策は?グッズや食べ物は?
紫外線で目が痛い時の目薬は?日焼けの影響で充血?
赤ちゃんの紫外線対策はいつから始める?日焼け止めクリームはOK?
月齢が低いほど赤ちゃんの肌は弱いので、紫外線の影響も受けやすいです。
従いまして、できるだけ早い段階からから日焼け対策をすることが望ましいです。
ただ、赤ちゃんは肌が弱いので大人が行うような対策をそのまま実行していいのか迷ってしまうかもしれません。
すでに挙げさせて頂いた紫外線対策は早い段階から行って頂ければと思いますが、日焼け止めに関しましては、生後2~3Bヶ月くらいまでは日焼け止めを使わずに、外出を控えめにされるのが良いでしょう。
日焼け止めに関しましては先に紹介をさせて頂いていますが、基本的に市販されているローション・乳液・クリーム・ジェルなど何でも使うことができるでしょうが、刺激が強いのは肌トラブルを招くようになるので、できる限り「赤ちゃん用」という記載があるものを使ってください。
それが一番安全です。
最後に
赤ちゃんは紫外線から肌を守ってくれるメラニンが少ない上、肌が薄いので、大人よりも紫外線の影響を受けやすいです。
従いまして、しっかりと紫外線対策を行なってあげましょう。
紫外線対策として日焼け止めクリームや帽子、サンシェードなどのグッズをうまく使いましょう。
また紫外線の強い時間帯に不用意な外出を控えることも大切です。
ただカルシウムを骨に取り込む為に紫外線を浴びることは必要なので、適度に日光を浴びるようにしましょう。
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